歯を抜いた後の治療方法について 〜ブリッジ編〜

2017/09/07

こんにちは!愛媛県松山市にある松山中平歯科クリニック 松山インプラントセンター院長の中平です。
前回はみなさんの大事な歯が抜けてしまってそのまま放置すると一体どうなってしまうのか。というお話をしました。

では今回は歯を抜いた後に、じゃあどう治療すればいいのか?ということを書かせて頂ければと思います。
前回もお書きしたように方法としては大きく3つあります。(前回の記事を読んでくださった方は放置はしないと思い3つにしています)
前回の記事はこちら

①ブリッジ
②入れ歯
③インプラント

さてこれらの治療方法ですが、よくお調べの方はご存知かと思います。
ですが、想像もつかない!という方も少なくないのではないでしょうか?
順を追って説明したいと思います。

ブリッジについて

ブリッジとは失われた歯の手前と奥の歯を支えにして失われた歯を補う治療法です。

メリット

・治療期間が短い
・違和感が少ない
・(材料によって)保険が使える
・しっかり噛める(支えとなる歯による)

デメリット

・歯を大きく削らないといけないので、支えとなる歯に負担がかかる
・失われた歯を他の歯で補わないといけないので、支えとなる歯に負担がかかる
・ブリッジの下は汚れが取れにくく、そこから虫歯や歯周病になりやすい

ブリッジは治療期間も短く、材料次第では安価にすむ治療法です。
しかしながらブリッジの支えとなる歯にはかなり大きな負担がかかってしまい、将来的には歯を抜かないといけなくなることもあります。特に支えとなる歯が今までほとんど治療されていないキレイな歯だった場合、その歯を削ることで「しみたり」「ズキズキ痛んだり」場合によっては「神経を抜かなければならない」こともあります。
歯の神経を抜いてしまった歯というのは、非常に脆くなってしまいます。これは歯の神経を抜くのと一緒に歯に栄養を与えている血管も取ってしまうからです。
もともと1本だけしか悪くなかったのに、ブリッジにすることで両隣の歯も巻き添えにしてしまうということもあります。
健康な歯を削ることや周りの歯を支えにすることは他の歯までダメにしてしまうということを考えて治療方法を考えてみてはいかがでしょうか。

今回は歯を抜いた後の治療法【ブリッジ】について説明しました。
次回は歯を抜いた後の治療法【入れ歯】について説明します!
お読みくださりありがとうございました。

松山中平歯科クリニック 松山インプラントセンター
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