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奥歯を失った後の治療

人間の大人の歯は、上下あわせて通常32本(親知らずを含めると)あります。そのうち正面から見える12本が前歯、その奥の合計20本が奥歯です。
前歯と奥歯では形が違うように、役割も少し違っています。前歯が人目に付きやすいのに対し、奥歯は大きく口をあけない限り、ほとんど見えません。見えにくいけれども大事な役割を果たしています。ですから、奥歯を失ったら人工の歯で補う治療が必要です。
では、どのような治療法があるのか、ご説明しましょう。

3つの治療法

歯を失ったときの治療法には大きく、ブリッジ、入れ歯、インプラントの3種類があります。奥歯の場合ももちろん、
この3種類から選んで頂きます。それぞれ特徴が違いますので、歯科医師ともよく相談してお選びください。

ブリッジ

その名の通り、橋渡しをするように失われた歯を補う治療法がブリッジです。失った歯の両隣の歯を、ぐるりと一周削って、その上から連結された被せ物を装着することで、失った歯を補います。違和感が少なく、噛み心地もほとんど自分の歯と変わりません。部位や材質によって保険適用のものもあり、取り組みやすい治療法です。

しかし、削られた歯には、失った歯の分の噛む力もかかるため、歯の根や歯の周りの組織に大きな負担がかかります。また、歯の外側のエナメル質という硬い部分が削られてなくなるので、細菌にも侵されやすくなります。数年経過の後、土台の歯が悪くなる、という経緯をたどる例が多いです。
また、一番奥の歯を失った場合には、ブリッジ治療はできません。その手前の2本の歯を土台にする延長ブリッジという方法もありますが、土台の歯への負担がより大きいため、お勧めできません。

入れ歯

残っている歯にクラスプというバネを掛けることで安定させて、失われた歯を補う治療法です。ブリッジのように歯を大きく削ることはありません(入れ歯を支えるバネを掛けるための溝を作るために、少し削ることはあります)。また、どの歯を失っても、何本でも対応できます。材質を選ばなければ保険適用のものもあり、治療期間も短いため、気軽に取り組めます。
しかし、バネをかけているとはいえ、しっかりと固定されているわけではないので、力を掛けて噛むことができにくく、硬いものが食べにくくなります。また、ゴマやイチゴの種のような小さくて硬いものが入れ歯と粘膜の間に入ることもあり、噛み心地は良いとはいえません。このほかにも、粘膜がこすれて痛みが出たり、違和感が強かったりと、不具合を感じる人が多いようです。

さらに、バネをかけた歯は噛むたびに上下左右に強い力で揺さぶられます。強い力がかかるので、歯の根や歯の周りの組織が損傷する可能性が高まります。
もう一つ入れ歯の大きなデメリットとして、あごの骨が痩せる、ということがあります。人間の骨は、立つ、歩く、物を持つなど様々な行動や運動による刺激を受けて新陳代謝を促しています。あごの骨も歯の根から伝わる噛む刺激によって新陳代謝が促進されているのです。入れ歯には歯の根に相当する部分がないので、歯を失った部分のあごの骨はやがてすり鉢状に痩せていきます。骨が痩せると、あごの高さが低くなります。その分お口周りのハリがなくなり、老けた印象になります。極度に痩せてしまうと、骨の中を通る神経が表面に露出し、入れ歯を入れられないほどの痛みが出ることもあります。

インプラント

あごの骨にインプラント体というネジ型の金属(チタン製)を埋め、その上に人工の歯を装着する治療法です。チタンは人間の体によく馴染み、骨と結合する性質を持っています。そのため人工心臓弁や人工関節など、多くの医療現場で使われている金属です。インプラントはそのチタンの性質を利用し、あごの骨と結合させることで歯はしっかりと固定され、噛む力に耐えられます。見た目にも自然で、違和感もありません。

またブリッジや入れ歯と違って、残っているほかの歯に負担を掛けることなく治療ができます。
さらに、歯の根の役割をインプラント体が担うので、あごの骨が痩せません。
しかし、インプラント体を埋めるためには、手術が必要です。治療の期間もブリッジや入れ歯に比べると長くなります。そして保険の適用はなく、治療費も高額になります。
入れ歯やブリッジに比べるとハードルが高く感じられますが、しっかり手入れをすれば永く快適に使える優れた治療法です。

インプラント ブリッジ 入れ歯
治療期間 3カ月~6カ月程度 1ヶ月程度 1ヶ月程度
費用
(保険)
なし 1本5,000円程度
(最低3本~)
1本3,000円程度
費用
(自費)
1本40~60万円 1本7~10万円
(最低3本~)
1本7~10万円
必要な
処置
日帰りの手術が必要 土台の歯を大きく削る(歯冠の40~70%ほど) 型取りなど。(バネをかける歯を少し削る場合がある)
周りの
歯への
影響
なし 削られた土台の歯は虫歯など細菌に侵されやすく、噛む力の負担も大きい。 バネをかけた部分に細菌が溜まりやすい。バネによって強く揺さぶられて負担も大きい。
お手入れ 毎日の歯磨きと4か月~半年に一度のメンテナンス 毎日の歯磨き 毎日の歯磨きと毎食後の入れ歯の清掃
噛み心地 自然の歯のように噛める。
違和感なし。
自然の歯のように噛める。 硬いものが噛みにくい。
違和感が強い。
発音 問題なし 問題なし 慣れるまで違和感がある。
耐久年数 手入れがよければ数10年使用可。ただし、人工歯の部分は使用によってすり減るので10年程度で交換の必要あり。 7~8年程度。土台の歯が悪くなれば、さらに大きいブリッジに作り替えの必要がある。 6~7年。割れたり、歯ぐきが痩せて入れ歯が合わなくなったり、バネをかけた歯が悪くなってさらに大きい入れ歯が必要になったりする。

※ブリッジと入れ歯は、保険適用のものがあるため、安価に取り組むことができます。しかし快適な使用感や機能性を求めると、自費診療のものが優れており、この3種類の費用的な差は小さくなります。

奥歯の大切な役割

奥歯にはどんな役割があるのでしょう。
まず「噛む」という役割があります。前歯は主に食材を「噛み切る」役割をするのに対し、奥歯はさらに細かく噛み砕き、すり潰す役割をしています。前歯よりも噛む力が強く、奥歯を失うと、食事がしにくくなります。
また噛み合わせの高さが決まるのも奥歯です。ですから、奥歯を失ったままにしていたり、すり減った人工歯を使い続けていたりすると、お口全体の噛み合わせもおかしくなってしまいます。噛み合わせがおかしくなったまま放置すると、顎関節症を引き起こしたり、姿勢のゆがみから肩こりや偏頭痛を発症したりと、全身に悪影響が及びます。
奥歯を失ったら、正しい噛み合わせで再びしっかりと噛めるように治療することが望ましいのです。では、上記の治療のうち歯科医師としてお勧めするのはどれかと言うと、それはインプラントです。
インプラントであれば、残っているほかの歯を傷つけることなく守ることができますし、奥歯の強い噛む力も支えられるからです。
もちろん、どの治療法を選ぶかは、条件を良く考えてご自分に合った治療法を選択してください。

インプラント治療の流れ

  • 初診、各種検査

    まずは、お口全体の状態を調べ、患者様の治療の希望をお聞きします。現病歴、既往歴、服用中の薬など、全身の状態を問診でお聞きします。
    また、レントゲンやCTを撮影し、歯や骨の状態を詳しく調べます。
    さらに当院ではご自身では気付かない疾患の有無を把握するため、インプラント治療を受けられる方全員に血液検査をお願いしております。他院で血液検査を受けられた方も必要な検査項目が漏れている場合がありますので、当院にて血液検査をさせて頂いております。

  • 治療計画

    患者様の希望と、理想の口腔とを考え合わせて、最適な治療計画をご提案します。CTを利用したシミュレーションソフトによって、どこにどのようにインプラントを埋めるのか、図を見ながらご説明するとともに、治療期間や費用、リスクなどについてもご説明します。わからないことや不安に感じていることがありましたら、なんでもご質問ください。

  • 術前治療

    インプラントの手術を行う前に、感染を予防するためにしておくべき治療を行います。数回通院していただく場合があります。

  • インプラント埋入手術(一次手術)

    局所麻酔で行います。歯ぐきを開き、あごの骨にドリリングをして穴を開け、インプラント体を埋めて歯ぐきを閉じます。本数によりますが、1時間前後の手術です。

  • 治癒期間

    傷口が癒え、骨とインプラントが結合するのを待つ期間です。待機期間は3~6か月程度で、その間月に1回程度通院して頂き、傷口やインプラントの状態を確認します。この間、必要であれば仮歯や義歯を入れる場合があります。

  • 二次手術

    局所麻酔をし、歯ぐきを開いて、インプラントに人工歯を取り付けるためのつなぎの部品である「アバットメント」を取り付けます。(最初の手術の際にアバットメントを取り付ける場合もあります)

  • 型取り

    人工歯を作るための型取りをします。

  • 試適

    お口の中に人工歯を合わせてみて、適合を調べ、調整します。1~2回行います。

  • 人工歯の装着

    精密に作られた人工歯を装着し、ひとまず治療は終了です。

  • メンテナンス

    インプラントを永く快適に使って頂くために、当院では4か月~半年に一度はメンテナンスに通って頂きます。人工歯のすり減りや人工歯を留めるネジの緩みなど、ちょっとした変化が、インプラントやお口全体のかみ合わせにダメージを与えることがあります。ご自身では気づかない部分ですので、プロの目でチェックさせて頂きます。

奥歯のインプラント治療のリスク

インプラント治療は、十分に計画を立てて行う治療ですから、できるだけリスクを避けて安全に行うよう配慮しています。
どのようなリスクが考えられるのかを知っておくことで、患者様にも留意して頂けますと、
より安全に治療を行い確実に成功に近づきますので、参考にしてください。

1. 手術時のリスク

インプラントの埋入手術では、歯ぐきを切開してインプラント体を骨に埋め込む、という処置を行います。出血を伴いますので、一般の外科手術と同じようなリスクが考えられます。
例えば、下あごの内側に通っている舌動脈という太い血管を傷つけると、大出血を起こします。また下あごの奥歯の根の先には、下歯槽神経という太い神経が通っていて、ここを傷つけると唇に麻痺が起こるなどの後遺症が現れます。このほか感染症を起こすリスクも考えられます。

インプラントの手術特有のリスクとしては、あごの骨の量や質の問題があります。上あごの骨の奥には、上顎洞という空洞があります。そのため、もともと上あごの骨は下あごに比べて薄くなっています。歯を失った後時間の経過とともに、骨は徐々に痩せてしまうので、上あごの奥歯の部分のインプラント治療は難しくなります。また体質などの問題で、骨密度が低い人もいらっしゃいます。
このようなリスクを避けるため、手術前のCTなどの検査と治療計画が非常に重要になります。事前に血管や神経の走行を確かめ、骨量や骨質を把握して、手術中の事故を防ぎます。また、CTやレントゲンでは把握しきれなかったことが、手術中に確認される場合があります。当院では術前の診査を十分に行い、また難症例を数多く行ってきた豊富な経験から、様々な事態にも適切な対応を致します。

2. 治療後のリスク

人工歯を装着し、治療終了となった後に思わぬ出来事が起こる場合があります。大きく分けて3つあります。

①人工歯の破損

人工歯が欠ける、割れるなどの破損が起こる場合があります。原因としては硬いものを好んで食べたとか、睡眠中に歯ぎしりをする癖がある、など強い力がかかりすぎたことと、噛み合わせが狂ってしまったことで部分的に力が集中してしまうことが考えられます。
当院では、ほとんどの場合で人工歯をインプラントにネジ止めしています。破損した場合は人工歯をインプラントから外し、状態によって修理や作り直しを行います。

②インプラント周囲炎

インプラントの歯の周りで炎症が起こる場合があります。歯周病のように、歯ぐきが赤く腫れたり出血したりします。主な原因は汚れが取りきれていなかったことによる細菌感染と、部分的に強い力がかかった外力とが考えられますが、それ以外の要因も関係するようで特定しづらいのが現状です。
炎症が軽度のうちに適切に処置をすれば、回復します。

③インプラントのロスト(脱落)

まれに、インプラントが骨と結合せず、抜け落ちてしまう場合があります。原因は様々あり、②のインプラント周囲炎が重症化したこと、強く噛みすぎたこと、骨質が粗造であること、喫煙していることなどが1つまたは複数関係して起こるようです。
インプラントがロストしても、再度治療計画を立て、埋入場所を替えたりインプラント体の材質や大きさを変えたりなどの工夫をして埋め直せば、ほとんどの場合で成功しています。

こうした治療後のリスクを避けるためには、定期的な歯科医院でのメンテナンスが大切です。当院では治療後4か月~半年に一度来院して頂き、お口全体の噛み合わせからインプラントの状態、人工歯やネジの状態まで確認いたします。また歯みがきでは取りきれない汚れも落とし、きれいに清掃いたします。

インプラントの手術についてのよくある質問

入院しますか?手術のときに家族の付き添いは必要ですか?
インプラントの手術は局所麻酔で行い、かかる時間は本数にもよりますが1時間前後ですので、入院はしません。付き添ってくださるご家族がいらっしゃれば安心ですが、お一人で手術を受けられても問題ありません。
インプラントの手術費用が、将来的に保険適用になりませんか?
保険制度は非常に限られた財源の中で行われているため、最低限必要な処置や材料、薬に限定されています。一方でインプラント治療は、歯を失った場合の最良の治療ですので、治療効果の高い材料を使い、高度な技術で手術が行われます。恐らく将来的にも保険診療には当てはまらないでしょう。インプラント治療は高額になるために、誰でも受けられる治療ではありません。しかしその費用は、高い治療効果が得られ、安心して質の高い治療が受けられるという価値の対価であることをご理解いただきたいと思います。
インプラントの手術の前に気をつけておくことはありますか?
インプラントの手術は患者様の体調が悪いと実施できませんので、体調管理にくれぐれも気をつけてください。できるだけ規則正しい生活をして、栄養と休養をとっておきましょう。
手術直前の食事は軽めにしてください。日ごろ服用している薬がある方は、歯科医院からの指示を守ってください。お口周りの清潔のため、女性の方は、なるべくお化粧をしないでご来院ください。
手術の次の日に、仕事に行けますか。
できれば術後2~3日は、激しい運動などは控えて頂きたいと思います。そのため、体を酷使するような仕事や作業は控えて頂きたいと思いますが、日常的な行動や軽作業は問題ありません。
麻酔が切れた後は痛みますか?また腫れますか?
痛みの出る方もいらっしゃいますが、痛み止めを服用すればおさまる程度です。「抜歯よりも楽だった」とおっしゃる方もいらっしゃるくらい、痛みはそれほど強くはありません。
腫れは個人差があり、腫れる方もいらっしゃいます。腫れは術後2~3日がピークで、1週間ほどでおさまります。腫れが気になる場合は、濡れタオルや市販の熱を下げる保冷シートなどを当てるといいようです。
手術の後の食事や歯みがきはどうすればいいですか?
手術当日から2、3日は、やや軟らかめのお食事にし、傷口に硬いものが当たらないようにしましょう。その後は普通にお食事をして構いません。奥歯のインプラントの場合、仮歯を入れないことが多いため、お食事には少し不便かもしれませんが、しばらくは噛める部分で食事を取ってください。
歯みがきの際にも、傷口をこすらないよう避けて行いましょう。
「治療の流れ」に「一次手術」と「二次手術」とありました。2回も手術をするのですか?
一次手術とは、インプラント体という金属をあごの骨の中に埋める手術です。一旦歯ぐきを閉じて、骨とインプラント体の結合を待ちます。その後、二次手術で再び歯ぐきを開き、インプラント体にアバットメントという部品を取り付けます。アバットメントは人工歯をインプラント体に装着するための土台になります。
二次手術は、一次手術に比べて短時間で負担の軽いものですので、ご安心ください。
禁煙しなければいけませんか?なぜですか?
当院では、インプラント治療に限らず皆様に禁煙をお願いしています。タバコの健康被害については、見聞きされていることと思います。がんや心疾患、循環器疾患など、多くの病気の原因の一つと考えられています。健康のためには、ぜひ禁煙しましょう。
さて、なぜ喫煙がよくないのか、インプラントの手術と関係することをご説明します。タバコに含まれるニコチンは抹消血管を収縮させます。また一酸化炭素は赤血球のヘモグロビンと結びついて、血液の運搬を阻害します。つまり、歯ぐきや歯、顎の骨にある抹消血管は細くなって栄養が届きにくくなり、酸素も運搬されにくくなるのです。するとインプラントの手術後の傷口の治癒が遅くなり、骨の成長も阻害されるのでインプラントと骨の結合もしにくくなります。
もし骨と結合したとしても、その後インプラント周囲炎に罹患しやすく、結局インプラントが脱落してしまう原因にもなってしまいます。
せっかく行う手術が成功するよう、また全身の健康のためにも禁煙をお願いします。
手術が上手な歯科医院の見分け方はありますか?
患者様にとって「手術が上手」だと感じる要素には、次のようなものがあると思います。

・成功率が高い
・治療中や治療後のトラブル(感染、やり直し、再治療など)が少ない
・手術の時間が短い、手際がいい
・痛みや腫れが少ない
・説明がわかりやすく不安が少ない

手術を受ける前に、これらの項目をクリアしている歯科医院かどうかを見極めるのは難しいですね。参考にするとしたら、次のようなことでしょうか。

○歯科医院のホームページなどに、インプラントの症例をたくさん紹介している。
○その歯科医院でインプラント治療を受ける患者さんが多い。
○手術前の検査(レントゲン、CTの撮影、問診、血液検査など)を十分にしている。
○インプラント治療について詳しく説明してくれる。質問に対して丁寧に答えてくれる。
○医院内が落ち着いていて整頓され、清潔感がある。

特に、インプラント治療の説明を受ける際には、患者様もよく理解する必要があります。不安なことやわからないことは、納得できるまで質問しましょう。そのコミュニケーションの中で、信頼できる歯科医師かどうかも判断できると思います。治療は、医療サイドと患者様との信頼関係の上に成り立ちます。患者様にとって最適な治療を自信を持って勧めてくれている、と感じられ、信頼できると思う歯科医院を選びましょう。

治療期間について

インプラント治療にかかる期間は、早くて3か月程度~です。入れ歯やブリッジに比べるとやや長くかかります。その間の通院回数は、状態や他の歯の治療の有無もありますが、半月~1か月に1回程度です。「急がば回れ」の心持ちで、治療終了後の生活を楽しみにお待ちください。

費用(価格は全て税別)

インプラントの費用について

当院のインプラントの特徴

患者様の声に耳を傾け、
二人三脚で治療を進める治療プラン

松山中平歯科クリニック院長の中平賢吾は父親のDr.ナカヒラの影響もあり学生時代よりインプラントの研究に取り組んできました。
さらに歯周病の専門医の下で研鑽を積み、インプラント治療に必要な技術・知識を学び続けています。また、神奈川歯科大学歯髄生物学講座という根の治療の専門分野で研究をしており、ただ歯を抜いてインプラントだけでなく、1本1本の歯を大切にする治療を心がけております。
患者様のこうしたいという要望に可能な限り寄り添う治療を心がけており、患者様のご要望に我々の医学的な専門知識をプラスして、実現可能なプランをご提案します。
些細なことでも気になることがあればお気軽にご相談いただければと思います。

インプラント治療の
経験豊富な執刀医、Dr.ナカヒラ

松山中平歯科クリニック外科担当医のDr.ナカヒラは、1982年からインプラント治療に取り組んでいます。また、総入れ歯の方のようなあご全体に歯のない方をインプラントで固定式の歯にする「ワンデイインプラント」を考案しました。これまで行ってきた治療は一つとして同じ症例はないばかりか、難症例と言われる手術が難しい症例も多く、綿密な準備と的確な手技でインプラント治療を可能にしてきました。また他院や大学病院などからも手術依頼を数多く受けており、全国の噛むことに困っている患者様に、その技術力で笑顔になっていただいています。

感染予防のための
徹底した材料選びと医院環境

患者様の中には持病を持っている方も少なくありません。またご自分では気付いていない病が隠れていることもあります。手術の前には血液検査の結果を見て、安全に手術が行える状態であることを確認します。コントロールすべき病態であれば、内科での診療を優先して頂きます。
当院で使用するインプラントは、患者様の症状や骨質などに応じて、世界的にも信頼性の高いトップクラスのブランドのみを使用しています。信頼性の高いインプラントとは、生体親和性(骨とのなじみ)に優れており、さまざまな状況にも柔軟に対応ができるという点で優れており、安全に治療を進める上で欠かせません。
そのほか手術は専用の完全個室の手術室で行ない、手術で使用する材料は、可能な限りディスポーザブル(1回使用の使い捨て)にしており、術中の感染予防にも配慮をしております。
また、治療で使用する器具はより安全で清潔でなければなりません。当院ではヨーロッパ規格EN13060の最高基準であるクラスBの条件を満たしたデンツプライシロナ社の滅菌器を使用しております。

治療後も安心の
メンテナンスプログラム

インプラントに人工歯を装着して治療終了となった後には、定期的なメンテナンスをご案内します。お口の中は食べ物を噛んだり食いしばって力を入れたりと、毎日強い力を掛けながら使っているうちに、色々な変化が起こります。天然の歯や組織と、人工物のインプラントと人工歯とが共存しているのですから、お口の中は複雑な環境になっています。その環境を整え、毎日快適に使い続けて頂くために、歯科医院でのメンテナンスが必要です。
当院では4か月~半年に一度お越しいただき、お口全体の噛み合わせのチェック、インプラントの状態のチェック、人工歯のすり減りや欠けがないかのチェック、ネジの緩みのチェックなどをします。また、必要であれば、人工歯を取り外してきれいに清掃します。
健康なお口の状態を維持し続けていただくために、当院のメンテナンスプログラムを是非ご活用ください。