RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2020.05.13日放送

  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。このコーナーは、松山中平歯科クリニックがお送りします。歯の健康について、松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長にお伺いします。よろしくお願いいたします。
  • よろしくお願いいたします。
  • 歯の治療についてお伺いしていますが、今日はどのようなテーマでしょうか。
  • そうですね。今日は話題となっている、癌についてお話をさせていただければと思います。
  • 口腔内の癌ですね。堀ちえみさんが歯医者さんにかかっていて、これは口内炎ではないかということで、その治療をずっと受けていたから悪化したのではないかと言われてもいるのですが、口内炎なのか癌なのかというのは気になるところがありますよね。
  • そうですね。ご自身でセルフチェックの方法などを知っていただけると、ご自身を守るということにもなってくるかと思います。癌なのですが、体全体、色々なところにできるもので、今や日本人の2人に1人は癌になり、3人に1人は癌で亡くなっているというような時代になってきています。
  • はい。
  • 我々の領域としては口の中なのですが、口腔癌というのは全体の癌のだいたい1から3%ぐらいと、割合にしては非常に少ないのです。少ないのですが、それでも口腔癌の死亡率は35.5%ぐらいで、口腔癌になった人の3人に1人は亡くなってしまうというような病気です。口腔癌というのは意外と進行が早く、早期に気づいてしまえば全く問題ないのですが、ある程度進行が進んでしまうと色々なところを切除しなければならなかったり、癌が他のところに転移してしまったりということにもなってしまいます。本当に癌に関しては、口腔癌に限らず、色々なところの癌も早期発見というものが何より大事になってくるかと思います。
  • はい。
  • この口腔癌というのは、歯以外のどこでもできてしまう病気なのです。
  • 口の中でしたら、歯茎や舌、舌の裏などでしょうか。
  • そうです。それから、唇や頬など、色々なところにできてくるようなものです。ですから、ご自身でセルフチェックをする、変わりがないかを見る時は、ありとあらゆるところを見ていただく必要があります。ただ、その中でも口腔癌の中で一番多い場所としては舌です。だいたい60%から70%は舌にできています。舌の、結構見えにくいところにできるのです。
  • ああ。
  • 舌の横側や舌の裏などですね。そういったところにできやすいので、特にそこは舌をご自身で引っ張ってみて横の方を見たりなど、そのようにしていただいた方が良いかと思います。
  • 痛みなどでわかるのですか。
  • 最初はなかなか気づきにくいです。ただ、口内炎に似た痛みなどが出てくる方もいらっしゃいますし、全く痛みがなく症状が進む方も中にはいらっしゃいます。
  • 痛みがないというのは分かりにくいですね。
  • そうですね。特に口の中は、入れ歯が合わないことや、被せ物の角が当たるなど、そういった慢性的な刺激、継続した痛みや擦れなどで癌化してしまうということが多いです。ですから、そういった痛みや違和感などがある場合は、早めに改善した方が良いかと思います。
  • 自分で発見するポイントはあるのですか。
  • そうですね。ポイントとしては5つあります。一つ目は、なかなか治らない腫れやしこりです。少し硬いようなものがなかなか治らない、またはどんどん大きくなっていくなど、そういったことがある場合です。2つ目は、歯茎や頬が赤くなったり白くなったりしているところがないかです。この赤くなったり白くなったりというのは、いわゆる前癌病変と言って、癌の1歩手前というような状態なのです。他のところに比べて赤くなっていたり、他のところに比べて白くカビのようになってしまっていたりなど、そういったことがある場合は少し気をつけていただければと思います。
  • はい。
  • 3つ目、これが少し分かりにくいのですが、治りにくい口内炎がないかどうかです。まさに堀ちえみさんもそうだったのですが、この治りにくい口内炎、期間の目安としてはだいたい2週間ぐらいですね。歯医者に行って、堀さんの場合はレーザー治療で焼いたりなどをされていましたが、癌に対してはレーザー治療は良くはない治療、やってはいけない治療なのですが、それで一時的に傷が治ったように痛みがなくなるのです。ただ、それは一時的なものでまた痛みが出てきます。毎回同じところに出てくる場合は、注意が必要かと思います。もし心配な場合は、かかりつけの歯医者さんに行って診ていただく。それでも不安に思われたら、別の歯医者にかかってみても良いかもしれません。
  • はい。
  • 4つ目は合わない入れ歯を無理して使っていて、痛みや違和感などがないかどうかですね。慢性的な刺激は癌化するリスクが非常に高くなってしまうため、合わない入れ歯はなるべく早く直してしまうということが大事です。
  • なるほど。
  • 5つ目としては、最近食べ物が飲み込みにくくなってきたということです。どうしても年齢を重ねるにつれて咀嚼能力が低下してきて飲み込みにくくはなるのですが、40代、50代で急に引っかかるような感じなどがある場合は、一度歯医者さんに行っていただいた方が良いのではないかと思います。
  • かなり気になる部分も出てきますので、この5つのチェックポイントを皆さんも確認してみてください。
  • そうですね。
  • 今日は口腔内の癌についてのお話でした。お話は松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長でした。どうもありがとうございました。
  • ありがとうございました。
  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。このコーナーは、松山中平歯科クリニックがお送りしました。