DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2025.05.07日放送
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DR. ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長です。よろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
今日は歯周病と全身疾患との関係についてお伺いしたいと思います。歯周病という言葉は耳にすることも多いですけれども、実際はどのような病気なのでしょうか。 -
そうですね。歯周病というのは、簡単に言えば歯茎や歯を支える骨が細菌によって破壊されてしまう病気です。放置してしまうと歯がぐらつき、最終的には歯を失う原因になってしまいます。 -
骨なんですか。 -
そうですね、歯の周りの病気と書くので。歯ではなく、支えている骨や歯茎、そういったところに感染が広がってしまうという病気ですね。 -
私たちが身近に感じる虫歯は、歯そのものが菌に侵されたりするわけですよね。歯周病は、歯自体ではなくて、その骨であったり歯茎であったり。だから全然対処の仕方が違うというか。 -
そうですね、アプローチの仕方が違いますね。 -
やはり最終的にはその歯を失う原因になると。 -
結局は歯を支えている骨が溶けてしまって、ぐらついてしまうと、どうしても歯を抜かないといけません。そうしないと痛みがでたり、感染が収まらないといったことがありますね。 -
ということは、歯自体は健康な場合もあるんですか。 -
そうです、虫歯になっていない場合も多いです。 -
それはもったいない。 -
そうなんですよ。もったいないですね。 -
ですから歯周病にならないようにしないといけないのですが、歯周病が全身の健康と関係しているという話を最近よく耳にするんですけれども、それはどういったことですか。 -
口の中にはたくさんの細菌がいるんですね。歯周病のになると、歯茎から血管に細菌が入り込み、その細菌が血流に乗って全身に回ります。そのことが、例えば心臓病や、糖尿病などの病気に影響を与えるということが最新の研究でわかっています。 -
糖尿病と歯周病には深い関係があると私もこれまで聞いてきたんですけれど、本当なんでしょうか。 -
そうですね。最近では歯周病が糖尿病を悪化させる原因の一つとも言われています。今までは糖尿病が歯周病を悪化させると言われていたのですが、その逆の場合もあり、相互関係で関わり合っているようなものです。歯周病の細菌や炎症自体が血糖値を上昇させ、糖尿病の悪化を促して、促進させてしまうということが研究で明らかになっています。 -
しかも、先ほどお話ししたように逆に糖尿病が悪化すると歯周病も悪化するという相互作用がありますので、糖尿病の方は特に歯周病のケアを丁寧にする必要があります。 -
悪い方で相互関係が働いてしまうんですね。 -
歯周病というのは感染症ですので、感染症と戦うためには免疫の細胞が必要です。糖尿病で、例えば砂糖水のようにドロドロとしたものが血管の中を流れていると、免疫細胞がなかなかたどり着けないということが起こり、感染がひどくなってしまうということが言われています。 -
そして、糖尿病だけではなくて、心臓病にも関係するとお聞きしましたが、これはどういったことですか。 -
歯周病菌が血液中に入り込むと、動脈硬化を進めてしまうということがわかっています。そのため、歯周病があると心筋梗塞とか脳梗塞のリスクが高まるということが最近の研究で明らかになっています。特に50代以降の方はリスクが高くなってきますので、しっかりとケアをしていく必要があります。 -
それに加えて、歯周病菌が血管の中を巡って心臓まで到達すると、心内膜炎と言われるものを発症するリスクが非常に高くなってきます。ですから、歯周病というのはそのまま放置しておくと、それこそ命に関わる病気になってしまう可能性もあります。 -
だからこそ予防が大切なんですね。この全身の健康を守るために、具体的にはどんな歯周病予防が必要なんでしょうか。 -
歯周病を防ぐためには、一番の基本というのは正しい歯磨きと、定期的な歯科検診です。特に50代、60代の方はご自身で気づかないうちに歯周病が進んでいるということも多いですから、歯科医院で定期的なチェックを受けるということが大事になってきます。 -
定期的にレントゲン写真を撮ると、レントゲン上に以前は映っていなかった歯石が映ることがあります。この歯石というのは歯周病を悪化させる上で、ずいぶん大きな役割を果たしてしまいます。 -
歯茎の上にある歯石であれば、普段のお掃除や定期的な歯医者での歯石取りで取ってもらえるのですが、歯茎の中の方にある歯石は見落されやすいです。ですから、定期的にレントゲンを撮りながら確認をしたり、歯と歯茎の境目の深いところまでしっかりチェックして歯石を取ってあげることで、歯周病を防ぐことができます。 -
一生懸命歯を磨いていたとしても、その歯と歯茎の境目の深いところに歯石があると、いつまでも歯周病が治らないというような状態になってしまいます。 -
何ポケットって言いましたっけ。 -
歯周ポケット。 -
歯周ポケット、そのままでした。皆さんその歯石にもね、十分ご注意いただいて。先生よくフロスですとか、その歯と歯の間をよくチェックするようにというようなお話もいただいておりますけれども、そういったところをケアしていきたいですよね。 -
当院では歯周病予防のための専門的なクリーニングや、正しいブラッシング方法の指導も行っています。この歯周病のためのブラッシングは、虫歯のブラッシングと少し方法が違うんですね。 -
ですから、そういったところもまたお話をさせていただこうかと思うのですが。簡単に言うと、歯周病を予防していくためには基本的には歯と歯茎の境目を磨くということですね。虫歯は歯にできるので歯を磨きます。歯周病の場合は歯の周りなので、歯と歯茎の境目、つまりさっきお話しした歯周ポケット、ここに毛先が入り込むように斜めに磨いてあげるというのがとても大事になってきます。 -
リスナーさんへのメッセージ、お願いできますか。 -
お口の健康と全身の健康というのは非常に密接に関係しています。特に歯周病は全身の健康に直結する病気ですので、これを機にぜひご自身のお口の中の健康状態を見直してみてください。 -
歯周病がこれほど全身に影響を与えるなんて驚きです。先生、次回はどういったお話でしょうか。 -
次回はインプラント治療の役割と審美治療の相乗効果というテーマで、歯の健康と美しさを保つ最新治療について詳しくお話ししようと思います。 -
よろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
DR. ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。
