DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2923.11.22日放送
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DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いいたします。 -
よろしくお願いいたします。 -
前回、前々回と、歯並びの不正のデメリットや不正の原因についてお話をさせていただいたのですが、今回は、矯正治療の方法についてお話をしようかと思います。 -
お願いします。 -
一般的に矯正治療というと、皆様が想像されるのは銀色の金具を歯の表につけて、それにワイヤーを通して矯正するという方法ではないかなと思います。現在も、一般的にはその歯の表面、もしくは裏側にブラケットと呼ばれる金属、もしくはセラミックの装置をつけ、その装置に沿ってワイヤーを取り付けて、ワイヤーが元の形に戻ろうとする力を利用して、歯を動かしています。 -
ワイヤーを曲げて取り付けるのですが、このワイヤー自体は形状記憶合金になっていて、そのワイヤーが元の形に戻ろうとするのですね。元の形に戻ると綺麗な歯並びになるということを利用して歯を動かしています。 -
へえ、そうなんですね。 -
セラミックのブラケットの場合は、ブラケット自体が白いので、見た目が気になる場合にはそれも良いかなは思います。 -
ワイヤーを用いた矯正の場合は、ワイヤーの曲げ具合によって、歯にかかる力をコントロールしています。どれくらいワイヤーを曲げたらどれくらいの力が歯にかかるのかということは、やはり術者の技術が重要になります。 -
なるほど。 -
ブラケットの取り付け位置がずれると思うように歯が動かないですし、歯に力をかけすぎてしまうと、移動の力に歯の根っこが耐えられずに歯の根っこが溶けてしまうということもあるのです。 -
ワイヤー矯正の場合は、力の掛かり方が、後でお話しするマウスピース矯正とは違っていて、ワイヤーを取り付けた直後には割と強い力がかかるのですが、1ヶ月もするとワイヤーが元の位置に戻って、矯正する力が弱くなっていくのです。最初は痛いけれど徐々に痛みがなくなるのは、ワイヤーが元に戻ろうとする力が最後まで行ったというようなイメージです。 -
なるほど。 -
1ヶ月くらいして、また新しいワイヤーに取り替えて、痛みに慣れてきたと思ったらまた締め付けられるというような繰り返しですね。 -
ワイヤー矯正の場合はそういうふうに痛みがあって弱くなる、痛みがあって弱くなるというような感じなのですが、それでも力をかけすぎてしまっている場合などもあります。患者さんにはその痛みが正常か異常かというのは分からない。 -
ああ、それは分からない。 -
本当にこれは術者の技量次第というところです。 -
重要ですね。 -
あまりにも力をかけすぎてしまうと、歯の根っこが溶けてしまうということもありますので、ここは本当にテクニックが必要な部分にはなってきます。 -
ワイヤー矯正の場合はやはり見た目の問題もあるかと思います。金属のブラケットだとどうしても抵抗がある、特に中学生や高校生には少し抵抗があるかもしれません。 -
お年頃です。 -
そうですね。当院ではそういったデメリットを解消するために、マウスピース矯正を行っています。マウスピース矯正は、透明なマウスピースを定期的に交換することで、少しずつ歯が動いていくというものです。およそ1週間ごとに新しいマウスピースに交換するというようなイメージです。 -
1週間ですか。 -
ワイヤーではぎゅっと締めて、1ヶ月かけてゆっくり痛みが取れていくような感じなのですが、マウスピースはその頻度が1週間ごとに新しいものに変わるため、強い力がかかりにくいです。 -
マウスピース矯正では1枚のマウスピースで歯が動く限界が、0.25mmと言われています。それくらい少しずつ綺麗な歯並びに動かしていくため、痛みが非常に少ないということもメリットの一つかと思います。 -
痛みが少ないのは安心ですね。 -
そしてマウスピース矯正では、治療の計画をコンピューター上でシミュレーションすることができるのです。先ほどのワイヤー矯正のように力をかけすぎてしまって根っこが吸収してしまうということもなくなってきます。 -
コンピューター上でシミュレーションするため、どういうふうに治療が進んでいくかを事前に知ることができるということもメリットの一つかなと思います。 -
なるほど。 -
マウスピース矯正では、見た目のことも改善されていて、透明なマウスピースなので周りの人の目というのも気にはならないですし、以前にお話ししたように、マウスピースを入れていても、ある程度普通に話すことができるのですね。 -
ボクサーが入れているようなマウスピースとは違い、本当に薄いマウスピースですから、テレビに出られている方などでもマウスピース入れながら仕事しているということもあるのです。 -
日常生活に支障がないということは、学生でも社会人でも、大きなメリットですよね。 -
そしてマウスピース矯正の場合は、ご自身で取り外しができるというのも非常に大きなメリットの一つですね。自分で外して、お食事や歯磨きの時は外して綺麗に磨くことができます。ワイヤー矯正の場合はワイヤーが歯の前にかかっているのでお掃除が大変なのです。 -
特に葉っぱ類、ほうれん草などを食べると、すごく絡まるので目立ちます。 -
目立つ。 -
間に歯間ブラシを入れたりしながらお掃除するのですが、本当に大変です。 -
デメリットもあって、マウスピースの場合はメリットとして取り外せるというお話をしたのですが、実は取り外せることが最大のデメリットなのです。 -
おっと、どういうことでしょうか。 -
マウスピース矯正というのは、はめていないと動かないのです。つまり、外していたら動かない。要するに、めんどくさがってはめない人は、マウスピース矯正には非常に向いていないですね。 -
向いていないですね。 -
ずっとつけていられる方、きちんとつけていられる方でないとマウスピース矯正はできませんので、その自信がないという方はワイヤーにした方が良いかもしれません。 -
なるほど。 -
それから、最近、このマウスピース矯正は、CTの画像と重ね合わせることができるようになったのです。マウスピース矯正コンピューター上でシミュレーションするのですが、今までは骨の位置というのを全く考えずにシミュレーションするようなものだったのですね。例えば思い切り外に歯を出したら、骨の外まで行ってしまう計画ができていたのですが、それだと困ってしまう。 -
CTのデータと重ね合わせることで、骨の中で収まるように矯正治療計画することができ、より精度を高め安心安全で矯正治療が行えるようになってきましたので、そこに関しても非常に良いところかなと思っております。 -
今日はワイヤー矯正、そしてマウスピース矯正それぞれのメリット、デメリットお話ししていただきました。どうぞご参考にしてください。 -
めんどくさがりの方はマウスピース矯正は… -
できないですね。 -
できないかもしれません。先生今週もありがとうございました。 -
ありがとうございました。 -
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。

