DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2023.05.31日放送
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DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。お話は、松山中平歯科クリニック中平賢吾院長です。よろしくお願いします。 -
はい、よろしくお願いします。 -
先生、今日はどういったお話でしょうか。 -
はい。今日は、「Xガイド」についてお話をさせていただこうと思っております。 -
お願いします。 -
このラジオを聴いてくださっている方はXガイドという言葉に聞き馴染みがあるかもしれませんが、インプラント手術における3Dナビゲーションシステムのことになります。 -
このシステムは、デジタル歯科の先頭を走っていると言っても過言ではないシステムかと思います。 -
これまでのお話でも、口の中を見るというのがどれほど大変かということをお伺いしてきましたが、やはりこのXガイドはその点においても重要な機器ですよね。 -
そうです。インプラント治療では、骨の中にインプラントを埋めていく必要があり、骨というのは3次元的なものですから、3次元でしっかり見られるものということがとても大事になります。 -
3次元。 -
最近では、お口の中の型取りも「口腔内スキャナー」といって、口の中の写真を撮影すると、3Dで歯型が描き上がるというものを使うこともあります。 -
ご自身の全身を写真で撮影していけば3Dモデルができるというものを見たことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、それのお口の中バージョンというようなものです。 -
なるほど。見たことがあります。 -
今までは粘土のようなもので型どりをしていましたが、直接お口の中をカメラで撮影することで、デジタルデータとして保存することができるというものです。 -
自分の姿でしたら、鏡で見たり上から角度を変えてみたり、後ろを撮ってもらったりできます。でも、口の中は見られない。 -
そうですね、なかなか見られない。 -
立体的にだなんてもっと見られないし、暗いし。鏡は入れづらいし、写真も撮りづらい。でもこれは、それが見られるということですか。 -
そうです。実際に撮影したデータを、インプラント治療の場合は治療計画でCTのデータと重ね合わせをします。CTのデータというのは基本的には骨のデータと歯のデータしかないので、歯茎がどういう状態かというのを見ることができないのです。 -
ただ、こういう風に口の中のお写真とCTのデータを重ね合わせることで、今の歯の形とか歯茎の状態を、治療計画の段階で正確に把握することができます。 -
歯茎もわかるんだ。歯茎大切ですよね。 -
そうなんです。何が大事かというと、歯茎の厚みがわかるというところ。例えばインプラントを埋める深さも、それによって少し変わってくるのです。歯茎が薄い方だったら、深めにインプラントを埋めようと計画を立てたり。上の歯と下の歯の噛み合わせの状態はどうなのかなということも、マッチングさせることで把握することができます。 -
最近のインプラントは「補綴主導型(ほてつしゅどうがた)」といって、最終的な被せ物から逆算してインプラントの埋入位置を決めることが一般的です。ここに被せ物がこういう形で来るから、インプラントはこの場所に入れよう、という風に作っていくのです。 -
これに辿り着くためには、という逆算をしていくんですね。 -
そうです。インプラントの場合は、上からかぶせ物をネジで止めていくのですが、被せ物のちょうど真ん中を通るようにインプラントを設置しよう、埋め込もうというようにしています。治療計画の段階で、歯のデジタルデータ、お口の中をスキャンさせていただいたものを用いて、最終的に入る歯の大きさや位置も設計をして、それをもとに「どこにどの角度でインプラントを入れるか」ということを計画していきます。 -
こうやって綿密にインプラントの治療計画を立てていくのですが、いくら計画してもコンピュータ上の話ですから。計画通りにインプラントが埋入できなければ、結局は机上の空論ということになります。そこで登場するのがXガイド。 -
よっ、待ってました! -
このXガイドは、簡単に言うと車のナビゲーションシステムに似ています。どこにインプラントを埋入すればいいのか、骨のどこを削っていけばいいのかということを、リアルタイムで把握することができるシステムです。 -
リアルタイムというのがまたすごいです。 -
例えば車のナビゲーションシステムだと、スタート地点とゴールを登録すれば「右に行ってください」「左に行ってください」と言いますよね。このXガイドも、スタートの位置とゴールの位置、どこから削り始めてどこで止めるのかということが、実際に画面上に表示されています。 -
削っているドリルの角度が違えば「ちょっと違いますよ」ということも教えてくれます。 -
ミリ以下の世界ですよね。 -
そう。角度としても「1度ずれてます」とかということが、実際にモニター上でわかるようなものです。これを使えば、時間をかけて計画したインプラントの治療計画が無駄にならずに済む、ということ。 -
確実にゴールに連れて行ってくれるのですね。 -
そうです。今までにも、実はこういうインプラントのナビゲーションシステムといいますか、サージカルテンプレートといって、マウスピースのようなものに穴が開いていて、その通りに穴を開ければXガイドと同じようなことができたものはありました。 -
ただ、それを使うとそれ自体の厚みの問題もあり、奥歯には使うことが難しいことが多かったのです。ただこのXガイドを使うと、そういったマウスピースのようなものは使わずに済み、厚みの問題も解消されて奥歯でも計画通りにインプラントが入れられるようになってきています。 -
これまでインプラントが入れられなかったようなところにも、インプラントを装着できるようになったということですか。 -
ガイドシステムを使えなかったところに使うことができるようになったということです。ガイドシステムが使えないところはどうしてたかと言うと、基本的には術者の経験に基づくところが非常に大きかったのです。 -
例えば下の一番奥の歯というのは、神経が近いこともあり、とても危ない場所です。そういった場所こそガイドを使ういたいのに、それが使えなかったということもありました。それを解決するのがこのXガイドです。 -
もう中平歯科クリニックではXガイドは2年、3年ぐらいになりますよね。 -
そうです。2年前ですね。 -
講義されていたのも、Xガイドに関してでしたっけ。 -
そうです、Xガイドですね。同業の先生に対してもXガイドのセミナーをさせていただきました。 -
Xガイド自体も日本で一番最初に導入しました。一応、Xガイドに関しては、割と詳しい方ですね。 -
謙遜して「割と詳しい方」と。インプラントには欠かせないものではありますよね。 -
そうです。やはり何かしらのガイドシステムは使うべきだと思ってはいます。1本のインプラントでも、こういったガイドを使わないと、計画通りに埋入できないということは多いです。 -
こういう風に、インプラント治療も日進月歩で、新しい機材や新しい機械も増えてはきています。歯科医師側も情報をアップデートしていくというのが、とても大事だと考えています。 -
そういった意味でも、松山中平歯科クリニックはいろいろな強みを持っている医院だと思いますので、お悩み事がありましたらお問い合わせいただければと思います。先生、今週もありがとうございました。 -
ありがとうございました。 -
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。

