DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2023.05.17日放送
-
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
先生、今日はどういったお話を聞かせていただけますでしょうか。 -
前回までは、初診時に様々な資料採得を行うというお話をさせていただきました。その資料を使い、患者様一人一人に合ったプランを2、3個立てて、一緒に話し合って治療の方針を決めていきますというお話でしたね。2回目に来院された時に治療方針が決定した場合、3回目から本格的な治療が始まることになります。 -
はい。 -
実際に治療に進んだ後も、最初に治療の計画を立てることで、行き当たりばったりの治療になることなく、最短のルートで治療を完了させることが可能になります。例えば2回目に来院されてプランを立てた時に、あらかじめ番号を振って、「1番目はこの治療、2番目はこの治療、時間はこれぐらいかかる」といったことを、ある程度リストアップしていきます。トータルでかかる回数や期間、例えば自費で被せ物を入れた場合の費用などを最初にお伝えすることができますので、1つ目が終われば消していくことで、どれが終わってどれが終わっていないかをしっかり知ることができます。 -
なるほど。それは安心感がありますね。 -
それから、治療をしている間に、気になるところが新しく出てきたとしても、そのリストに加えることで、あちらこちらと迷うような治療からは脱却できるかと思います。患者様自身も、どのくらいで終わるのかを理解したまま進めることができます。 -
へえ。 -
治療に移った後も、治療の時間はほとんどの方が60分以上の治療枠で取っていますので、なるべく多くのことを時間をかけて丁寧に進めることができるようになっています。 -
60分ですか。すごい。 -
実は現在、当院は段階的に保険診療から自費診療のみに移行している段階です。これは、保険診療では私は最善の治療が行えないと考えているからです。保険診療というのは、いわゆる最低限の治療しかできないのです。材料に関しても、もちろんごく限られたものしか使用することができません。被せ物1つ取ってみても、通常は歯科技工士さんという歯を作る方がいらっしゃるのですが、保険診療の場合、被せ物にかかる費用、技工士さんが作ってくれる費用が増えたとしても、クリニックが診療報酬にそれを上乗せすることができないんです。 -
そのためどうなるかというと、被せ物の製作にかかる費用が低い技工所に依頼をすることになります。経費を削減できれば報酬としては増えるので、必然的に製作費が低い技工所に依頼することになるんですね。当然、技工士さんにも生活があるので、質の高い、時間の掛かる被せ物を安くやってほしいと言っても、少し無理がありますよね。 -
それはいけませんね。はい。 -
そうなると、なるべく費用を抑えて効率重視になり、数ある技工作業を分担化したりすることによって、質の低下が起こってしまうんです。例えば石膏模型を作るのですが、石膏を注ぐ人、その模型を分割する人という風に、流れ作業のようにやっていくわけです。そうすると「この被せ物は誰の責任ですか」となった時に、責任の所在やどこでエラーが起こったかが分からなくなってしまう。そして、やはり質が落ちてしまうということがあります。 -
逆に、自費診療専門の技工士さんという方もいらっしゃいます。そういった方は、質の高い被せ物をしっかりと責任を持って作成してくれます。技工士さん自身も、噛み合わせに関してしっかり勉強されている方が非常に多いです。1本1本の歯だとしても、ご自身の歯に合う噛み合わせはどうなのか、横に歯を動かした時に当たらないようにするのかなど、様々なことを考えて作ってくれます。我々入れる側も入れやすいですし、入れられる患者様としても、そういう被せ物の方が安心して入れていけるのかなと思っています。 -
ほんとに。 -
技工士さんだけではなく、我々歯科医師にとっても、やはり時間をかけてあげないと難しい処置はあるものです。そういった意味でも時間はとても大事で、多くの患者様を診たいのですが、やはりそれが叶わないということもあります。どうしても短時間にすると質が落ちる。 -
私も前回、保険診療と自費診療に「時間」が関係しているという概念がなかったので、「ああ、そうか」と。そこも違うんだなというのが、何か腑に落ちたというか。確かに1人の先生を私だけに掛からせちゃいけないなと。いやいや、でも保険の時はそうやって次の患者様、次の患者様と診ていただける安心感ももちろんあるんですよ。「あ、私の番が来た」って。でも自費だと私にじっくり時間を掛けてくださるということですよね。 -
ですから、お一人お一人考え方も違うと思いますし、「これくらいでいいかな、自分の歯は」と思っていらっしゃる方も多いかと思います。 -
そうですね、それはもう患者様自身が選んでいくべきところだと思います。当院では、やはり最善の治療を受けたいという患者様に対して、それに応えるというのを目標にしています。 -
ただ、最善の治療を目指していらっしゃる中平先生ですので、お話は細かくて面白いです。 -
そうですか。 -
細かいお話が聞けるので、色々な知識が少しずつ増えていっているなと私も思っております。そうなると、歯医者さんに行った時の会話というか、質問もできるようになります。それが自分に返ってくるという点では、先生の細かいお話、毎週ラジオでもためになっております。ありがとうございます。 -
いえいえ。 -
また次週も、私たちの知らないお話を聞かせていただけるのではないかと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。 -
ありがとうございました。 -
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。

