RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2023.12.13日放送

  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック中平賢吾院長です。よろしくお願いします。
  • よろしくお願いします。
  • 先生、今週はどのようなお話でしょうか。
  • はい。先週は、歯ブラシの選び方と歯磨き粉の選び方についてお話をさせていただいたのですが、今週は口腔清掃補助器具、すごい漢字ばかりですが、いわゆる糸ようじなど、そういったものの選び方をお伝えできればと思います。
  • お願いします。
  • 歯ブラシだけでは、汚れのうちの大体50%から70%程度しか落とせないといわれています。口腔清掃補助器具を追加で使用することで、歯垢の除去率は80%から90%にぐんと上がります。
  • ぐんと上がる。
  • なぜかというと、歯と歯の間は、歯と歯がぴたっとくっついており、歯ブラシを当ててもそのぴたっとくっついているところには毛先は届かないのです。ですから、歯と歯の間を掃除するにはデンタルフロス、いわゆる糸ようじや、歯間ブラシを使っていただく必要があります。
  • はい。
  • 歯と歯の間がしっかり詰まっていて、糸ようじを通したときに抵抗を持って入る方は、デンタルフロスを絶対に使用してください。糸ようじが抵抗なくするすと入る方に関しては、基本的には歯間ブラシだけでも大丈夫かと思います。
  • デンタルフロスを通したときに抵抗があって入る方が歯間ブラシしか使わなかったら、やはり歯と歯の間は虫歯になってしまいます。
  • ぴったりくっついているということですから、ブラシだけではその部分が洗えていないということですよね。
  • おっしゃる通りです。糸ようじが抵抗を持って入る方に関しては、歯間ブラシを併用していただいても良いのですが、デンタルフロスに関しては必ず使うようにしていただくと良いかと思います。
  • はい。
  • デンタルフロスも歯間ブラシもそうなのですが、使いかたというものがあるのです。前の歯に通した後に、後ろの歯にしっかりこすりつけるようにして、汚れをこそぎ取るようにして動かしてあげることで、汚れがしっかり取れていきます。
  • ただ通して抜くだけでしたら、汚れが取りきれていないので、入れた後にしっかり手前の歯、奥の歯にこすりつけながら動かして使っていただくと良いかと思います。
  • なるほど。ただ通しただけでは十分ではないのですね。
  • 入り組んだ場所や親知らずの後ろなど、普段歯ブラシだと届かない場所、また磨きにくい場所などは、タフトブラシという一本磨き用の歯ブラシを使っていただくと綺麗に磨けるかと思います。
  • タフトブラシ。
  • はい。また、舌の上についた汚れに関しては舌ブラシというものを使っていただくと汚れが綺麗に落ちるのですが、舌に関しては普通の歯ブラシでお掃除していただいても大丈夫です。ただ、普通の歯ブラシですと強くやりすぎると傷がついてしまうため、そういったことが気になる方に関しては、専用の舌ブラシというのがあります。
  • しゃもじのような形をしており、シャボン玉の息を吹きかけるところのように真ん中に穴が開いています。
  • 毛が生えているわけではないのですか。
  • ではないですね。それで汚れをこそぎ取るという。口臭の90%は舌苔(ぜったい)という舌のコケといわれる部分だといわれています。口臭などが気になる方は、舌ブラシを使っていただくといいかもしれません。
  • この口腔清掃補助器具については、毎回歯ブラシと併用することが理想ではあるのですが、とはいっても習慣化できていない場合でしたらなかなか難しいので、まずは就寝前に行ってみるところから始めていただくと良いのではないでしょうか。
  • ハードルが少し下がりました。
  • それから、やはり僕としては、最初のうちは鏡を見ながら磨いていただきたいなと思います。磨き残しが少なくなり、特に奥歯に関しては良いかなと思います。
  • はい。
  • 続いて洗口液です。よくCMでも見かけます。
  • お口クチュクチュするやつを代表としたものですよね。
  • そうです。それを代表としたものです。洗口液に関しては、あくまでも本当に口腔清掃の補助として使用するものと考えていただければと思います。洗口液が歯磨きの代わりになるということは絶対にないので、必ず歯磨きをした後に行うと。流れとしては、歯ブラシをする、洗口液をする、その後はもうゆすがないということが多いですね。綺麗にお口の中がなった後に使うものという、そんなイメージです。
  • 目的としては、口臭の予防や歯周病の予防、歯垢の付着予防、こういったものがありますね。アルコールの有無によって、清涼感に違いがありますので、刺激が苦手な方はアルコールの入っていないタイプが良いのではないでしょうか。
  • パッケージをみたらわかりますか。
  • そうですね。購入前に確認していただいて。
  • それと似たものに、液体歯磨きというものがあります。洗口液と液体歯磨きの違いとしては、液体歯磨きの場合は、含んだ後に歯を磨かないといけないというところですね。効果としては普通の歯磨き粉と違いはないですから、液体歯磨きに関してはきちんと歯を磨く必要があるため、きちんとパッケージを見たうえで選んでいただければと思います。
  • 少し混同しがちでした。同じ液体なので。
  • そうですよね。この口腔清掃補助器具や歯ブラシなどは、使う順番がとても大事です。僕は、歯を磨く前に一番最初に必ずフロスを使うのです。フロスをして、歯磨きして、うがいしてという流れにしています。
  • フロスが先ですか。
  • 最初に歯ブラシで磨いた後にうがいする、その後にフロスするだと、多分皆さんフロスした後にまたうがいをするのではないでしょうか。歯磨きした後にせっかく少ない量でうがいをしても、またうがいしてしまうともったいないので。それから先に汚れを取ってから歯磨き粉を使用することで歯と歯の間にもフッ素を届けてあげるとしたほうが、効果として高いかなと思います。
  • なるほど。
  • フロスをしないと何か気になってしまう、歯ブラシだけだったら少し嫌だなという感じになっていただけると、それはもう習慣化できてきているので、ぜひ最初にフロスを通してみてください。
  • 最初に聞いたパーセンテージからいうと、フロスをするだけでも30%、40%の汚れ落ちの違いが出ますものね。
  • そうです。皆さん歯の表面は上手に磨くのです。でも歯と歯の間で虫歯になってくるのです。歯の表面などは、なかなか虫歯にならないですよ。
  • 確かに。
  • フロスをしていればほとんどの方は虫歯を防げると思いますので、ぜひ面倒くさがらずに歯ブラシの前にフロスを通すということをやっていただければと思います。
  • 歯と歯の間、要注意ですね。先生ありがとうございました。
  • ありがとうございました。
  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。