RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2025.03.19放送

  • この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。お話は、松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。今日はどういったお話になりますか。
  • はい。本日は、実際のインプラント治療の流れについて詳しくお話をさせていただきます。
  • お願いします。
  • インプラント治療を受ける方には、そもそも歯が抜けている状態の方もいれば、抜けていない方もいらっしゃいます。どちらにしても歯の状態が悪い方なのですが、まずは歯を抜くタイミングが、とても大切です。
  • 歯が悪ければ先に抜いてしまえばいいと思われる方もいらっしゃいますが、一概にそうとは言えません。
  • ええ。
  • 歯を抜いてしまうと、歯を支えている周りの骨も一緒に減ってきてしまうんですね。そうすると歯を抜いたために骨がどんどん下がってきて、インプラントを入れたいのに、インプラントを入れるのに十分な骨がない、ということになってしまう場合も出てきます。
  • ええ。
  • ですから、抜くタイミングも、とても大切です。我々は一番初めに様々な検査を行い、抜くタイミングについても調べていくという感じです。
  • 先生、白状いたしますが、私は若い頃までは、虫歯になったら抜けばいいと安易に考えていた気がします。今、先生に言われて思い出しました。いけないことでした。
  • そうですね。
  • 何というか、治療しなくても抜けばいいのではないか、くらいに思っていた気がします。
  • そうですね。ご自身の歯が残せるのであれば、やはり残したいというのが一番です。ご自身の歯に勝るものはありません。歯が残せるかどうかということも、きちんと診断をして、残せる歯は残します。
  • ただ、中には残さない方がいい歯もあるので、その場合に関しては、残さないという決断がどうしても必要になってきます。そのあたりも患者さんとお話ししながら決めていくのが大切です。
  • インプラント治療について大まかに分けると、まず審査、診断、治療計画を行って、患者さんに説明をします。
  • その後にインプラントの埋入手術を行い、インプラントと骨がしっかり固定されるまでの治癒期間を設けます。その時間を経て、最終的な被せ物を作り装着する。それが終わればメンテナンス、という流れで進んでいきます。
  • まず初めにに行うのは診断ですね。
  • そうですね。詳しい検査と診断、治療計画を立てていくことが、とても大切です。一番初めに、どこが悪いのかということが分からないと。
  • 例えば「左上の歯が痛いです。じゃあそこを抜きましょう。で、インプラントですね」というのはいいのですが、では他の歯は大丈夫ですか、ということまで考えていかなければならないんです。
  • せっかく今回治療に介入しましょうというタイミングなので、この際、他の歯も悪いところは一度に検査をして、悪いところはその時に治した方がやはりいいですね。
  • 例えば歯並びがガタガタ、噛み合わせがガタガタの時に、インプラントを入れましょうと言って、インプラントを入れます。被せ物を作ります。
  • ガタガタな歯に合わせて作ると、やはりインプラントはガタガタになってしまいます。それだったら周りの歯も含めて、綺麗な噛み合わせにしておいた方がいいのではないですか、というご提案を大体皆様にはさせていただくような感じです。
  • それでも「そのままでいいです」ということであれば、そのリスクはもちろんご説明して、ご納得いただければそれでいきましょう、という感じですね。
  • インプラントの場合は、普通のレントゲンに加えてCTの撮影を行って、顎の骨の状態や神経、血管の位置などを把握していきます。
  • そして、いよいよインプラント埋入手術に入っていくわけですね。
  • そうです。診断結果を元に、患者さんのインプラント埋入計画を立てていくのですが、コンピューター上で埋入計画を立てます。
  • コンピューター上だったら誰でも綺麗にインプラントを動かせば入るのですが、それを実際に口の中に再現するというのが、とっても大切ですね。
  • 当クリニックではXガイドという、リアルタイムでインプラントの位置を確認しながら手術を進められる機械を導入しています。コンピューター上で設計したインプラントの位置を、お口の中に正確に再現することができます。
  • Xガイドのお話を聞くたびに安心感が増していきますが、手術が終わった後、治癒期間が長いというのもデメリットの一つとして挙げられると伺いましたが。
  • そうですね、おっしゃる通りです。インプラントと骨がやはりくっつくまでには、通常2か月から、長い場合だと半年くらいかかってきます。
  • 人工的な骨を作ったりすると、本当に1年がかりくらいの治療にはなってくるのですが、これでも昔に比べたら少し短くなったという感じです。最近では、早いと2か月くらいで最終的な被せ物の型取りまでいけちゃうので、非常に早くなっています。
  • でも、食事のことがやはり気になってくるのですが。
  • その間は、基本的には手術の後数日間は硬いものを避けていただいたり、柔らかいお食事中心で召し上がっていただくのが安心かと思います。とは言っても、1本、2本のインプラントであれば、基本的にはお食事の制限というのはあまりないですね。
  • 顎全体のインプラント治療といった話になってくると、ちょっとまた別で、手術してその日に仮歯まで入れてしまうんです。そうするとインプラントを入れたてのところに強い力がかかってしまい、インプラント自体が駄目になってしまう可能性がありますので、最初は柔らかいお粥のようなお食事を中心にしていただいて。ただ、インプラントと骨がしっかりくっつけば、ご自身の歯のようにしっかりと何でも食べられるようになります。
  • そこまで心配しなくてもいいということですね。
  • そうですね、おっしゃる通りです。
  • そしてその後は、いよいよこの人工の歯を装着していくという段階になりますが。
  • そうですね。インプラントと骨がしっかりくっついた後は、被せ物の型取りをして、最終的な被せ物を装着するという感じです。見た目は天然の歯と変わらず、噛み心地も自然な形で、作っていくことが可能ですね。色や形も患者さんに合わせて調整できますので、審美的にもご満足いただけるのですが、実は一番最初の治療計画の段階で、被せ物の設計まで基本的にはするんですよ。
  • インプラントが正しい位置に埋め込まれていないと被せ物が綺麗にできないので。まずはその被せ物がどこに来るのか、その上でインプラントをどこに入れようかという話になるので、ある程度の最終的な被せ物の形などは決まっています。その上でインプラントと骨がくっついたら型取りをして被せ物を作るのですが、「予定通りだったね」というのが、ここまでが治療計画ですね。
  • そこまで治療計画が立っていると、治療を受ける側にとっても安心ですね。
  • そうですね。実際にどういう風になるかはコンピューター上であらかじめシミュレーションしてお見せすることができますので、そういった意味でもご安心いただけるかなと思います。
  • そして大切なのが、メンテナンスですね。
  • そうですね。インプラント自体は人工物なので虫歯にはならないのですが、周囲の歯茎が炎症を起こすインプラント周囲炎という、歯周病に似たような病気があります。ですので、ご自身でのブラッシングや歯間ブラシを使ったお掃除などに加えて、定期的なメンテナンスというのが、とっても大切になってきます。
  • ここまでお話を聞いておりますと、やはり計画から治療、そしてメンテナンスも含めて、自由診療だからこそできるポイントというものがあると思いますが。
  • そうですね。やはり保険診療では、どうしても使える材料や治療手順などが限られてしまうのですが、自由診療では患者さんにとってのベストな治療を選択できる、というのが一番いいポイントですね。
  • 先生、今週もありがとうございました。
  • ありがとうございました。
  • DR. ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。