DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2025.03.12日放送
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DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお伺いするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。先生、よろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
さあ、先生。先週は、歯を失ったままにしておくとどのような影響があるのか、そしてインプラントが選択肢の一つであることをお話しいただきましたが、今日は具体的にどの治療法を選ぶべきかについて教えてください。 -
はい。歯を失った場合、大きく分けて、入れ歯、ブリッジ、インプラント、この3つの選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、お話ししたいと思います。 -
お願いします。 -
まずは、入れ歯についてですが、入れ歯は、比較的手軽で治療期間も短いというメリットがあります。ただ、入れ歯は、ご自身で取り外しができるようなもので、どうしても噛む力がご自身の天然の歯に比べたら弱くなってしまいます。そして、入れ歯の大きさが大きくなればなるほど違和感が出やすく、また、保険の入れ歯だとどうしても金属のバネが見えることがあり、見た目が悪いということがデメリットかと思います。長期間使っていくうちに歯茎が下がってしまって、調整をしないといけないとか、作り直しが必要になってしまうということもあります。 -
なるほど。その点ですね。 -
次にブリッジなんですが、ブリッジというのはいわゆる「橋」ですよね。ブリッジの場合は、失った歯の両隣の歯、これらを削って支えにする治療法です。メリットは、固定式なので非常に違和感が少なく、入れ歯よりもしっかり噛めるということです。ただ、健康な歯を削る必要が出てきます。そして、元々はそれぞれ1本ずつで噛む力を負担していたものを、3本分の歯を2本で支えないといけない、もっと大きくなると5本分の歯を2本、3本で支えないといけないということになってしまうので、支える歯の負担が大きくなってしまいます。ですから、今まで問題がなかった両隣の歯もダメになってしまう、ということもあったりします。 -
そうなんですね。 -
そして、最後はインプラントですね。インプラントというのは、顎の骨の中に人工の歯根を埋め込む治療法で、その人工の歯根の上に被せ物を作っていくという感じです。自然な噛み心地と見た目が再現でき、何よりも、周囲の歯に負担をかけないというのが最大のメリットです。両隣の歯が健康であれば、それ以上にダメージを与えることなく、治療が完結するというのが最大のメリットです。そして、しっかり噛めるので食事の制限などといったこともなく、そういったところも非常にいいところです。ただ、インプラントのデメリットというのは、昔から3つあると言われていて。1つ目は、手術が必要になること。2つ目は、治療の期間が他の治療法に比べて長いということ。最後は治療の金額です。自費で行う治療になりますので、治療の金額が高額になるということです。 -
入れ歯ブリッジやは保険適用されることが多いですが、先生のクリニックでは自費診療で治療されていますよね。先生が自費診療にこだわる理由は、どういったところなのでしょうか? -
はい。入れ歯やブリッジは、一般には保険適用されること多いですが、うちのクリニックでは基本的には自費診療にしています。インプラントだけに限らず、その入れ歯、ブリッジに関しても自費診療でやっています。これはですね、第一に質の高い治療を提供するためということがあります。先週もお話ししたんですが、保険診療というのは使う材料であったり、治療方法、それから治療の手順までも、制限がでてきます。 -
はい。 -
ですから、歯周病の治療も、一度お口の中をお掃除して、それでも治らなければもう少し深いところまでお掃除して、それでも治らなかったら歯茎を開いてお掃除する、というように、順序を追わないといけません。ですが、我々が見たら、これは最初から歯茎を開いて中のお掃除しないと治らないよねということも、あったりするんですよ。そのような時にも、順序を追ってまわりくどい方法をとらないといけない。 -
保険治療が正しく行われているかを審査するような場所があるのですが、そちらの先生の解釈の仕方によっては、インプラントを入れました、そのインプラントを入れたお口の中は、一口腔単位で考えましょうということになり、インプラントを入れたところは、その後2年間、保険が使えませんというようなことをおっしゃる先生もいらっしゃる。そうなると、例えばインプラントを使用する方法がベストと考えていても、保険治療と並行してインプラントを選択することがそもそもできない、ということになってしまいます。 -
はい。 -
お口の中の一部を保険を使ってブリッジにして、ほかの部分にインプラントを入れますとなった時に、そのブリッジは保険では認められませんということになってしまうので。そうなると、そもそも医療保険を使用した治療ができないということになります。ですから我々のクリニックでは入れ歯やブリッジに関しても自費診療で行っています。もちろん保険診療に比べて、自費診療の方が時間をかけて丁寧に治療することができ、精密な被せ物も作れる。それから、作ってくれる技工士さんも自費診療に長けている方で、最終的な噛み合わせのことまで考えてくれる、というようになります。そういう意味でも自費診療と保険診療では全く別の被せ物で、仕上がりも別の被せ物になってくるのですが、それを患者さんに理解していただくというのはなかなか難しいので。1つ覚えていただきたいのは、保険診療だと一口腔単位、お口全体を綺麗に治して、我々のクリニックでは一回治療したらその後治療の再介入をしなくても済むというのを目標としてるんですが、保険診療ではそれが難しいということだけ覚えといていただければと思います。 -
だからこそその治療に入る前に先生との対話と言いますか、さまざまな説明を受けてコミュニケーションをとりご自身のことを決めていかれるのがいいかと思います。そう言ってもどの治療法を選ぶのか、悩みますよね。 -
そうですね。実際に歯を失った場合には、歯を失った原因や、残っているご自身の歯の状態、患者さんのライフスタイルなどによっても、どういう治療を選択していくかというのは変わっていくんですね。例えば今はできるだけ費用を抑えたい、手軽に治療したいという方だったら入れ歯が選択肢にはなるのですが、とはいってもやはり見た目が気になるということであれば、ブリッジを選択したり。長期的に安定したものを使いたいということだったり、今回治療をしたらもう二度とその再介入をしなくても済むように、ご自身でお掃除をしていたら、2回目の介入をしなくても済むようなお口の中にしたいですとか、ということであればインプラントを選択するというような、様々な選択の方法がありますので、そこは実際に患者さんとお話しして、どういう治療があなたに向いているのかということを一緒に決めていくという感じですね。 -
そうですね。それでは先生、リスナーの方へのメッセージをお願いできますか? -
はい。治療方法の選択というのは、長期的な視点で考えることがとても大切です。今が良ければそれでいいということではなくて、10年後、20年後、健康なご自身の歯でお食事ができるようなお口の中の環境を作っていくというのが一番いいかと思います。当院では、その治療方法について、しっかりご説明して患者さんにとってベストな選択を一緒に考えていきますので、歯を失った方は、ぜひ一度ご相談いただければと思います。 -
ありがとうございました。 -
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。
