RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2020.08.05日放送

  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。このコーナーは、松山中平歯科クリニックがお送りします。歯の健康について、松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長にお伺いします。よろしくお願いいたします。
  • よろしくお願いします。
  • コロナの騒動で受診を控えている方も多かったと思うのですが、最近はどのような状況でしょうか。
  • そうですね。当クリニックでは元々完全予約制にさせていただいており、待合室で患者さんが溢れるということもないですし、それに加えてコロナの感染予防対策などもさせていただいているので、今のところは通常通りです。昨年に比べても、より健康意識が高まってか、患者さんも少しずつ増えてきているような傾向にありますね。
  • 昨年よりも増えているような気がするということですね。
  • そうですね。より歯の健康であったり、コロナウイルスの感染予防に口腔ケアが大事なところもあるので、おそらくそういったこともあって、健康意識が高まってきているような感じがしますね。
  • 体の免疫力を高めるということと、口の中に病気や雑菌がいっぱいあると、肺などに入ってもよくないということですから、そこで皆さん健康が大事だということになってきたのでしょうね。
  • そうですね。
  • さて、毎月テーマを決めてお話しいただいておりますけれども、8月はどのようなお話になりますでしょうか。
  • 何度かインプラントについてお話しさせていただいているのですが、初めて聞く方もいらっしゃいますし、一度聞いた方もおさらいを兼ねて、今月はまたインプラントについてお話をさせていただければと思っています。
  • インプラントについて問い合わせをしたり治療を受けたいという人はどのような状況なのでしょうか。
  • 今の時期、非常に増えてきています。コロナだけでなく、お口全体の健康を整えるという意味でも、インプラントの相談はかなり増えてきています。
  • 今日はどこからお話ししましょうか。
  • 今日はまた改めて、インプラントとは何だろうというところからお話をさせていただければと思います。インプラントという言葉はよく聞くと思うのですが、皆さんが一般的に想像されるのはデンタルインプラントといって、歯科のインプラント、つまりお口の中に入れているインプラントかと思います。しかし元々インプラントは、体の中に入れる人工物の総称なのです。例えば人工関節などもインプラントと言われています。
  • そうなのですね。
  • 特に歯科で使われるインプラントは、失った歯、抜けた歯を補うために使われるものです。このインプラントは、簡単に言うと3つの構造でできています。一番下にあるのが、骨の中に埋まっているインプラント体という、いわゆるネジの部分です。そしてお口の中で見える、皆さんがよく言う人工的な歯の部分を上部構造と言います。さらに、その上部構造とネジの部分であるインプラント体を繋ぐ土台の部分をアバットメントと言います。この3つの構造でインプラントというものはできています。
  • なるほど。
  • この骨の中に埋まるインプラント体と言われるネジの部分の材質は、純チタンかチタン合金が多く、中には骨の材質に似たような組成のものもあります。このネジの部分であるインプラント体が、ご自身の骨としっかりくっつくことによって、噛む力を支え、耐えられるようになっています。チタンがよいのか、それとも骨に似た材質がよいのかは、実際に手術をされる先生がメリットとデメリットを把握して、使い分けることが多いですね。
  • はい。
  • このインプラントというものは、本当に様々な会社が取り扱いをしていて、全世界で100社以上あるのではないかと言われています。これが本当にかなり大きな問題で、例えば「インプラントのメンテナンスをしてほしい」と初診でいらっしゃる方がおられるのですが、その方にすでにインプラントが入っていて、「ではそのインプラントはどこの会社のもの?」となってしまうのです。
  • はあ。
  • 「今実際にインプラントが入っているけれど、そのインプラントはどの会社のものなの?」というところから始めないと、後々例えば被せものを交換することになったときなどに、被せものを外せないのです。会社ごとに使うパーツが全く異なってくるため、その会社の規格に合ったものでないとだめなどの事情があります。そのため、まず患者さんがいらっしゃって、すでに口の中に他の歯科医院で入れたインプラントがある場合には、まずそのインプラントはどのインプラントなのだろうというところから特定を開始していくのです。
  • それはかなり大変なのではないですか。
  • 大変なのです、本当に。会社が100社以上あって、その会社がさらに様々なインプラントを出しているのです。レントゲンを撮影するとインプラントごとに特徴があったりするのですが、それを一つ一つ照合していって、「これではないかな」などと調べていくのです。その会社かなと思ったら、レントゲンをその会社に送って、「そちらの会社のインプラントですか」と調べてもらうのですが、「違います」と言われることもあります。
  • そうですか。ということは、インプラントの具合が悪くて、医院を変えたという方が多いということですね。
  • そうですね。はい。
  • 元々不信感を持っている医院に対して、「どのメーカーを使っているの?」と聞きに行けないからですよね。先生同士もそのような情報が分かりづらいですし。
  • そうですね。ただ、引っ越しされたなどの理由であれば全く問題なく聞けるのです。「こちらで少し被せものを変えたいので、いついつ入れたインプラントはどのメーカーですか」や、種類や太さなど本当にいろいろあるので聞けるのですが、何かしらのトラブルを抱えてうちのクリニックにいらっしゃった患者さんの場合は、なかなか簡単には聞けないところがありますね。
  • では、患者として知っておくすべはあるのでしょうか。
  • そうですね。まずは一番最初、手術を受ける前に、どのインプラントのメーカー、どの会社のインプラント体を使うかは、聞いたほうがよいと思います。
  • ああ。
  • 今までおそらく、会社によって違いがあるのだということを聞いたことも考えたこともなかったと思います。インプラント治療と言っても本当に材質など多種多様なので、会社で選ぶというのも1つの方法かと思います。実際に自分の体の中に入れるものですから、どのようなインプラントのメーカーを使っているのかは、一度聞いておいたほうがよいと思います。メモを取っておくなどですね。すでにインプラントを入れている方も、どのようなインプラントを使っているのか聞いておくとよいかもしれません。
  • 後でそのようなトラブルになるのは困りますものね。世界標準などはないわけですからね。
  • そうですね。統一してほしいなと我々は思うのですが。本当にネジの大きさも、1.1ミリや1.77ミリなど、少しの大きさの違いで全くネジが噛み合わないので。
  • これは皆さん頭に入れておきましょう。すごく大事なことですね。さて、松山中平歯科クリニックですが、先生、お盆休みはいつからなのでしょうか。
  • 今年は、8月9日の日曜日から16日の日曜日まで、1週間お休みになっています。
  • はい。お話は松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長でした。ありがとうございました。
  • ありがとうございました。
  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ、このコーナーは松山中平歯科クリニックがお送りしました。