DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2026.03.25日放送
-

-
よろしくお願いします。 -
先生、今月はクリニックの体制変更についてお話を伺ってきました。今日は総まとめですね。 -
そうですね。今回、自由診療での初診料撤廃ということでして、新しい先生が入って体制自体は強化するというお話をずっとしてきましたが、この話は決して目先だけの話ではなく、5年後、10年後の松山自体の地域を見据えた決断にもなっているかと考えております。 -
松山の未来を考えた決断というのは、どういったことでしょうか。 -
松山も高齢化が進んでいき、10年後は今よりもさらに高齢の方が増えるようになるかと思います。その時に、しっかり噛める人、入れ歯に苦労している人、歯をほとんど失っている人、どれが多い地域になっているか。これは、今の時点での歯科医療の質で決まっていくかと考えています。 -
今の積み重ねが未来を作るのですね。 -
そうです。歯科治療というものは短期的な治療ではなく、やはり長期的な治療になっていくのです。今きちんと治療をしていれば、5年後、10年後もしっかり噛める、自分の歯を残せるということにつながるのです。ですから、目先の今の話ではなく、長期を見据えた計画になっています。 -
これまでラジオの中でお話ししてきた一口腔単位の治療の考え方、これは単なる理想論ではありません。1本悪くなった歯を治すだけでは、先ほどお話ししたように5年後、10年後に別の歯が壊れていくのです。壊れていくと噛み合わせが崩れてしまい、連鎖的にどんどん歯を失っていくのです。 -
今の40代の方や50代の方が、1本歯が悪くなったらどんどん歯を抜かれたと言われることがよくあります。でもそれは、結局同じタイミングでいくつもの歯が悪くなってきてしまったというだけで、それまでに積み重ねがあったわけですね、負の連鎖が。それが出てくるのが、40代、50代ということなのです。 -
例えばそれを、30代、40代のうちに綺麗に治しておいて、定期的なメンテナンスに通ってさえいれば、失われる歯は今よりもかなり少なかったはずなのです。ですから、未来を守るためには最初から全体を見る必要があり、それが我々のクリニックとしての軸ということです。 -
先生、この1本だけを治してくださいとはまた違うのですね。 -
いいえ、いいのです、入りはそれで。ただ我々は全体を見て、悪いところを先にお伝えします。やはり、知っているのと知らないのでは全然違うではないですか。「その時言っておいてくれたら治療したのに」という人は絶対にいると思うのです。ですから我々は最初に治療の計画を立て、悪いところは全部お伝えして、選ぶのは患者さんですとお伝えをしております。 -
中平先生は若手の教育にも力を入れていらっしゃいますよね。 -
そうですね。松山を、一口腔単位の治療が当たり前の街にしたいがために、それを色々な先生にも伝えていくための教育ですね。これをしていくには、本当に若い先生がその考えを持つということが大事なのです。例えば10年後、先ほどお話ししたような一口腔単位の治療が当たり前にしたいということを実現するには、我々がまずそうならないといけないのです、歯科医師側が。 -
そういった先生が増えれば患者さんにも一口腔単位の治療が大事だよねと伝わっていきますので、今回の体制強化も、今は大変ですが、基本的には教育を前提として質を落とさず、むしろ高めるということが未来への投資になるかと思っております。 -
具体的には、例えば10年後の患者さんにはどういったイメージをしていらっしゃいますか。 -
例えば先ほどお話しした50代の患者さんですが、今しっかり噛めているかどうかによって、70代の生活の質が大きく変わっていきます。今50代の患者さんで、歯が少しボロボロになってきたかなという方は、ここから先かなり大変になっていくはずです。 -
少し痛いところがある、歯周病が進んでいるような気がするという方がそのまま放置しておくと、70代では本当に食事が楽しめなくなってしまう可能性があります。70代になり、リタイアした時ですよね、第二の人生を歩む時に、食事を楽しめる、外食をためらわない、会話が自然にできる、笑顔に自信がある。これらはやはり歯から全て始まりますので、今を大切にしていただければと思います。 -
これから先のためには今、なのですね。 -
はい。 -
クリニックだけではなくて、その地域のことも考えていらっしゃるということですね。 -
そうですね。やはりうちのクリニックだけが頑張っても、何度も言っていますが僕達が見ることができる人数には限りがありますから、松山の皆さんをうちだけで見るということは絶対にできなません。松山の歯科医療の水準を上げていく。そのためには、高額治療を増やすというわけではなく、診断を大切にして治療計画をしっかり立て、その患者さんの未来を考える。これを歯科医師側で当たり前にするということが、地域全体の質を底上げすることに繋がっていくのではないかなと思っております。 -
先生がお考えになるこれからの松山中平歯科クリニックのビジョンとは、どういったものでしょうか。 -
今までは自由診療中心で非常に尖った治療をしてきていたのですが、これからは自由診療の治療も丁寧にできる、ただ新しい先生が加わることで保険診療もでき、保険診療も丁寧に行う。新しい先生向けの教育体制もしっかり整っている。さらにクリニック内ではチーム医療が機能している。 -
歯科治療というのは歯科医師だけが頑張れば成り立つものではなく、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、そして助手とスタッフ皆が頑張って医療の質は上がっていきますので、そういったクリニックを目指しております。 -
中平賢吾先生は10年後、どのようにこの松山で言われたいなと思われますか。 -
10年後に「松山って歯が残っている人が多いよね」だったり、「松山、噛める高齢者が多いよね」というような一端を担えたら、本当に嬉しいなと思っております。 -
高齢の方がお出かけして、例えば飲食店で笑顔でいらっしゃるということが増えると、また街が明るく見えますものね。 -
そうですね。 -
それでは最後にリスナーの皆さんにメッセージをお願いします。 -
当院では、3月から自由診療での初診料3万3,000円を撤廃しました。ですが、検査や診断といった質や、今まで大切にしてきた一口腔単位の考え方、精密さへのこだわりなど、これらを変えるということはありません。未来を守る歯科医療を松山で実践し続けられればと思います。 -
裏には隠れた中平先生の努力もあるということで、ますます頑張っていただければと思います。中平先生、今週もありがとうございました。来月もよろしくお願いいたします。 -
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ、この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。

この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。お話は松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長です。よろしくお願いします。