RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2025.12.10日放送

  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。
  • よろしくお願いします。
  • 先週は先生のクリニックで導入された「レイフェイス」について伺いました。顔全体を3Dでスキャンして、歯や表情のバランスを見ながら治療計画を立てられるという、すごい機器でしたね、先生。
  • はい。今週は、そのレイフェイスを実際の診療やカウンセリングでどのように活かしているのか、そして患者さんにどのようなメリットがあるのかというお話をしていきたいと思います。
  • やはり一番の変化は、説明の仕方ですか。
  • そうですね。前回も少しお話ししましたが、今まではCTの画像と模型、そしてお口の中の写真などを見せながら説明していたのですが、どうしても平面の情報だとイメージが掴みにくいのです。「このように変わります」と言っても、「ああ、そうなんですね」というような感じになりますよね。
  • はい。
  • これがレイフェイスを使うと、患者さん自身の顔全体を立体的に映し出せるので、「この位置に歯が入るとこう見える」とか「この角度だと自然ですね」というようなお話がしやすくなります。「見える診断」というのは患者さんにとって非常に大きな安心に繋がります。
  • そうですよね。私は幼い頃、八重歯のようなものがあったのですが、それを1本抜くだけでもどのように変わるのだろうと、少し心配だった記憶があります。自分の顔で見るという説得力が違いますね。
  • そうですね。以前は「先生がそう言うのなら」と信頼してもらうしかなかった部分が、今では自分の目で見て理解できるようになりました。例えば、矯正やインプラント、審美治療など、治療後の変化を3Dで立体的にシミュレーションでき、納得して選べる治療になります。患者さん自身も「もう少しここが長いほうがいい」など、見た目について細かなディスカッションができるのは、やはり安心感が違います。
  • それに、先生と患者さんが同じ画面を見ているわけですよね。
  • そうなんです。今まではどうしても説明する側、歯科医師が説明して患者さんが聞くという関係になりがちだったのですが、レイフェイスがあることで一緒に画面を見ながらディスカッションできる。つまり、一緒に治療を作るカウンセリングに変わったのです。
  • それはまさにコミュニケーションの進化ですね。歯を実際に作る技工士さんとの連携も変わってくるのでしょうか。
  • そこがまた大きなポイントで、今までは歯を作る技工士さんは患者さんの顔を見たことがないということが非常に多かったのです。
  • ああ、そうなんですね。
  • 我々も、前歯などの時には顔写真を撮って情報を共有するのですが、やはりどのように笑うのかなどは分かりません。今回、レイフェイスを導入したことにより、そういったデータを技工士さんとも共有できるようになりました。つまり、技工士さんも患者さんの顔全体の立体データを見ながら歯を作れるということです。今までは模型や写真しか手掛かりがなかったため、どのような表情の方なのか、唇の厚みや口角の高さなど細かな情報が分かりませんでした。
  • ええ。
  • ただ、今は顔の立体データを見ながら設計できるため、その方に合った自然な歯を作ることができるようになりました。
  • なるほど。まさにチームで笑顔を作る時代になったのですね。
  • そうなのです。歯科医師が治療計画を立てて技工士さんが形にしていくのですが、その両者が同じ情報、つまり患者さんの同じ顔を見ながら話せるということは、これまでになかった大きな進歩になります。より連携が深まり、仕上がりの精度も上がっています。
  • レイフェイスは患者さんとの距離だけでなく、医療チーム全体の繋がりも近くしてくれるのですね。
  • そうですね。テクノロジーが入ると、よく人の関わりが減ると思われがちなのですが、実際はその逆で、このように共通の情報を互いに見られることで、人と人との対話が増える。それがレイフェイスの一番の魅力かと思います。
  • 確かにそうですね。技工士さんが私の顔を知らないなんて…。口元は「ああ、この口元の方だな」と判断されることはあるかと思いますが。ということは、私の顔、あの口元が可愛いということも知っていただけるのですね(笑)。
  • そうですね。実際、歯の形は人の顔の形によって少し変えるのです。例えば、丸顔の方だったら少し丸みのある歯にしたり、角張った力強い男性の方だったら、やはり四角い歯のほうが顔にマッチするのです。
  • なるほど。
  • ですから、そういった情報がないと、技工士さんが綺麗な歯を作ったとしても、それは女性にはマッチするけれど男性にはマッチしない、ということもあり得るのです。ですから、こうした顔の情報や笑った時の情報があると、また歯の作り方が変わってきます。
  • それが全体のバランスということなのですね。本当に見て理解できるというのは、安心と信頼に繋がりますね。
  • そうですね。患者さんにとっては納得できる説明、そして私たち医療側にとっては共有できる情報。この2つが揃うことで、本当に意味のあるチーム医療が実現すると思います。
  • 確かに技工士さんにとっても、これはありがたいシステムですね。ただ作るだけでなく、その患者さんその患者さんに合った歯を作るというのが、とても大切ですね。中平先生がいつも仰る「一口腔単位」での治療も、まさにチームで支える考え方になるのですね。
  • そうです。歯だけではなく顔全体、そしてその方の生活まで見ているというような感じです。レイフェイスはまさにその理念をサポートしてくれるツールだと思っております。機械そのものが主役というわけではなく、笑顔を支えるチーム全体が同じゴールを見られる。そのためのデジタルツールになっています。
  • 素敵ですね。では最後に、リスナーの皆様へメッセージをお願いします。
  • レイフェイスの導入によって、患者さんが見て理解して納得して選べる治療が可能になりました。そして技工士さんとも情報共有して、より自然で美しい笑顔を目指せるようになりました。これからも、人の温かさとテクノロジーの力を融合させた歯科医療を提供していきたいと思っております。
  • はい。ありがとうございました。次回は噛み合わせと顔のバランスについて詳しく伺ってまいります。来週もよろしくお願いします。
  • よろしくお願いします。
  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。