RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2025.12.03日放送

  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。
  • はい、よろしくお願いします。
  • さて先生、12月に入りました。
  • あっという間ですね。
  • 今年も残りわずかですね。今日は先生のクリニックで新しく導入されたという機器、「レイフェイス」についてお話を伺います。よろしくお願いします。
  • よろしくお願いします。あまり耳馴染みはないと思いますが、実は当院、11月末に、3D顔貌スキャナーという「レイフェイス」という機械を導入しました。
  • へえ。
  • この機械がどのようなものかといいますと、患者様の顔全体を立体的にスキャンして、歯や顎、そして表情を組み合わせてデジタルデータとして記録できるような機械です。
  • 顔全体ですか。これまではエックスガイドはお口の中を3Dで見られるということは聞いておりましたけれど、今回、顔まで見られるということなのですね。
  • そうです。エックスガイドというのは、インプラントの埋入のナビゲーションシステムでして、CTのデータとお口の中のデータ、これらを組み合わせて使うものでした。今回のレイフェイスというのは、お顔の表情などをスキャンできる。これまではCTやお口の中のスキャンをして、そこまでは重ね合わせができていたのです。ただ、コンピューター上では顔とのバランスというのがまだわからなかったのです。
  • ええ。
  • 基本的にはコンピューター上で例えば被せ物などの設計をしていくのですが、綺麗な歯並びなのだけれど、それは実際に患者様の顔に合っているのかということがわからなかったのです。
  • それこそ本当に、お顔全体のバランスというのを見られるようになったということですね。
  • はい。矯正やインプラント治療でも、やはり顔全体とのバランスが非常に大事になります。今までは、このような歯や骨の情報を基に治療計画を立てていたのですが、レイフェイスを使うことで、笑った時の表情や、唇の動き、顔の左右のバランスなども考慮して治療のシミュレーションができるというものなのです。
  • 進んでいますね。すごいです。ということは、患者様ご自身も治療の前後を見て確認できるということなのですね。
  • そうです。今までは模型で確認をしていました。「あなたの歯並び、治療前と治療後でこうなりますよ」というように見せていたのですが、患者様は模型を見てもよくわからないのですよね。自分の口の中に入っている状態でないと、やはりわかりません。ですが、このレイフェイスがあることで、3Dのデータで今の状態と治療後のイメージを並べて表示できて、実際に患者様の顔の中でどのような歯になっていくのかというのが目に見えてわかるので、より納得して治療を選択できるようになっております。
  • 確かに、説明を受ける側としても画像で見せてもらえると安心感が違いますよね。
  • そうですよね。例えば矯正やインプラント、審美治療などは、どのように変わるのかというのが患者様としては一番気になるところかと思います。模型上ではこうなるのですよと言われても、実際の自分の口の中ではどうなるのかというのがやはりわかりづらい。そこでレイフェイスを使うと、術前術後の比較が立体でコンピューター上で見ることができ、「この位置に歯が生えると笑顔がこう変わるよ」というように視覚的に伝えることができるようになります。
  • なるほど。先生にとっても治療計画を立てる時に大きな助けになりますね。
  • そうなのです。これまでの資料は、やはりCTや口腔内写真といって、お口の中のお写真と、硬組織、いわゆる歯の情報や骨の情報しかありませんでした。ですが実際、患者様が目にしているのは顔全体の印象ですよね。やはり自分の顔のここが気になる、というように。皆様、お口の中の歯を見る時、絶対に歯科で見るように口を広げて見るわけではありませんよね。笑った時の歯の見え方など、いわゆる軟組織という唇や頬の厚み、口元の出具合などを見ながら印象が決まっていくのですが、レイフェイスを導入することで、そのようなものも含めて治療計画を立てられるようになったということです。
  • 硬組織は歯や骨などの硬い組織。軟組織は唇や頬。もう、すべて合わせてですものね。
  • そうなのです。
  • つまり、見た目と機能の両立がより高いレベルで実現できるようになったということですね。
  • そうですね。歯科の目的は、噛めるようになるということは当然なのですが、やはり自然で美しい笑顔を作るということも目的の一つです。ですから、レイフェイスというのは非常に強力なサポートツールになってきます。
  • 先生、最新技術の導入と聞くと少し難しそうなのですが、患者様にとっては分かりやすくて安心できる技術ということなのですね。
  • はい。我々医療者が診断の精度を高めるというのはもちろんなのですが、患者様ご自身が自分の顔を見ながら理解できるというのが、やはり大きな安心につながりますね。これからは説明のためのツールではなく、一緒に治療を考えるツールとして活用していきたいなと思っております。
  • これまで模型とおっしゃっていましたけれど、模型だと、かさばるではないですか。なかなかイメージはできないしかさばるけれど、これから画像で、それも3Dですから、角度も変えながらご説明もできるということなのですね。
  • おっしゃる通りです。例えば横顔などとも重ね合わせることができますので、どの角度からでも見ることができるのです。
  • 進んでいます。といっても私も初めて聞く機器の名前でしたので、まだまだ全国的にそこまで広がっていないのではないですか。
  • そうですね。愛媛県内でもおそらく4台ほどしか入っていないのではないかなと思うのですが、少しずつ広まってきてはいます。デジタルツールの革新的なところに進んできたなという感じはしますね。
  • まさに顔全体で見る歯科ですね。では最後に、リスナーの皆様へ一言お願いします。
  • レイフェイスの導入によって、これまで以上に正確で、そして自然な仕上がりを目指せる治療が可能になりました。自分の笑顔がどう変わるかというのを一緒に確認しながら治療を進められる、そんな新しい歯科の形を感じていただけたら嬉しいです。
  • 次回はレイフェイスを使うことで変わるカウンセリングについて、さらに詳しく伺ってまいります。中平先生、ありがとうございました。
  • ありがとうございました。
  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。