DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容
当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2019.07.24日放送
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よろしくお願いします。
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今月は綺麗な歯っていうことをテーマにお話をお伺いしておりますが、歯と言いましてもやっぱり歯茎もね、気になるんですが、歯茎は先生、ニコッと笑ったときに黒ずんでいたらちょっと「あれ、健康状態大丈夫かな?」っていう風に思ったりもするんですが、これをどうにかしてくださいっていう方多いですか?
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やはり、そうですね。
実はですね、歯茎って見える場合と見えない場合があるんですね。人によって笑ってしっかり見える方と見えない方といらっしゃるんですが、やっぱり見える方は気にされる方は多いですね。 -
うん。
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これもいろんな原因があるんですけれども、例えば一番多いのは歯周病ですかね。
どうしても歯周病になってくると歯茎が腫れてしまったりとかして、ちょっと赤っぽい赤黒い感じですかね、なってしまったりしてですね、笑うと歯茎がぶよぶよしててちょっと健康的じゃないかなっていう方はいらっしゃいます。
そういった方はですね、基本的にはしっかり歯を磨いていただければ、また元のように歯茎が引き締まってきて綺麗な色っていうのを取り戻すことができるかなと思います。 -
健康的な色ってのは、ちなみにどういう色が健康的な綺麗な色って先生思います?
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思い浮かべるのはピンク色ですね。ピンク色が一番綺麗ですね。
そこからですね、ピンクから赤にかけていくと、ちょっと少し充血というか炎症が起こってるのかなっていうような感じには見えますね。
黒くなると炎症かなり進んでしまっていたりとか、後は他の原因があってちょっと黒ずんでいるのかなとかっていうことは考えたりしますね。 -
歯茎の色で、やはり体調とか病気とかいろいろ先生わかるんですか?
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炎症がどうしても強いと、この人ちょっと健康的にどうかなっていう方もやっぱりわかりはしますね。
後は、歯茎も結構身近な存在なので、ご自身にとっても例えば歯茎から出血するとか、そういったことがあった場合は色んな原因が考えられるわけです。一番多いのは歯周病です。歯茎、歯ブラシするとですね、血が出るっていう。後は何もしなくても血が出るっていう方もいらっしゃいますけど、そういった場合はやっぱり歯周病に罹患している可能性が高いので、そういった場合もクリニック行っていただいて。
歯茎からですね、出血するっていう場合はとりあえず歯医者に行っていただくと安心かなと思います。 -
ちょっと気をつけないといけないのが、しっかり歯を磨いてるんだけど自然出血するっていう方もいらっしゃるんです。
自然出血って1ヶ所だけじゃなくて色んなところから出血するんですけれども、そういった場合は白血病とか、そういった原因がやっぱり考えられます。
全身的な病気が歯茎に出てくるっていうことはよくあるんです。特に、やっぱり出血的なところですよね。血小板の数が減って歯茎から出血するっていう場合は、歯茎ってどうしても歯医者にかかりがちなので、そこで診ていただいて、そこの歯医者さんで綺麗に磨けているのに、炎症もそんなにないのに出血してるっていう場合はやっぱり内科とか、そういったところと対診をしてもらって、他のご病気がないかとか、そういったことを調べる必要があるかなとは思います。 -
なるほど。
先生、歯茎の色でわかったりする? -
そうですね。
ピンク色が健康で、赤とかそういったのが炎症で、後は紫っぽいちょっと褐色というか紫っぽい暗赤色とか、そういった場合はタバコを吸われてたりとか、そういった方がやっぱり結構いらっしゃったりとかもしますね。
歯茎って何かというと、毛細血管が血管の塊だと思っていただければと思います。そこがですね、例えば白っぽい場合はやっぱり血が足りない貧血状態であったりとか、そういった場合がありますが、そこまで真っ白っていうことはあんまりなくって。やっぱり普段と比べて白いかなとか、普段と比べて赤いかなとかっていうことが多いかなと思います。
治せる歯茎の色とかっていうと、やっぱり歯周病とか、後はやっぱりタバコですよね。もうタバコは特に毛細血管を縮めてしまって、しかも着色も歯茎に着色をしてきたりもするので、タバコはやっぱりあんまり良くはないですね。 -
歯茎口の中の状態もわかるし、もしかしたら内科的な疾患があるかもしれないっていうのはわかります。
ちょっと自分の歯茎の色がちょっと変わってきたなと思ったら、やっぱり専門家に診てもらったほうがいいですよね? -
そうですね、はい。
なので、一度やっぱり気になった場合は歯医者に行くという習慣をつけていただけると。もう本当に、歯医者って通いやすい場所なんだなっていう風に思っていただいて。
何かしらの、例えば痛みとかそういったのがなくても気軽に行けるような存在にやっぱり歯科医、歯科医院がなっていくといいかなと思いますね。
いろいろ表現してくれるんです、口ってね。全身の状態だったりとかそういったのも表現してくれますので。よくね、皆さん人間ドック行かれますよね。それと一緒にやっぱり歯科定期健診も行っていただけるといいかなと思います。 -
お話は松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長でした。
どうもありがとうございました。 -
ありがとうございました。
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このコーナーは松山中平歯科クリニックがお送りしました。
歯の健康について、松山中平歯科クリニックの中平健吾院長にお話をお伺いします。
よろしくお願いいたします。