RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2019.02.06日放送

  • このコーナーは松山中平歯科クリニックがお送りします。
    いつものように中平賢吾先生に歯から生き生きとした生活を送りましょう。という情報をいただいておりますけれども、中平賢吾先生、よろしくお願いいたします。

  • よろしくお願いします。

  • 今日は、歯医者さんの基本的なお仕事についてお話しいただきたいと思います。まあ、歯を治すのが歯医者さんのお仕事ですが、(具体的に)どんなことをなさってるのですか?

  • うちのクリニックの場合は、一番最初患者さんに来ていただいたときに、虫歯、歯周病、あと噛み合わせのチェックをさせていただいています。

  • ええ。

  • その後、レントゲンでお口の中の全体的なチェックをします。これらをですね、記録して、まず悪いところを洗い出していきます。
    その後で、悪い所をこういう風に治療しましょうというお話を進めていくようにしてます。

  • 口の中の色々な所をチェックしているというわけですね?

  • そうですね。
    特にいらっしゃる方はお痛みがあったりとか、何かしらの問題を抱えていらっしゃる方が多いです。やっぱり、痛いところだけでは無く、その他でも「このまま放っておくと良くないよ」とか、助言し、痛いところ以外の問題点も目を向けてあげないといけないですね。

  • なるほど、痛いところだけではないのですね。患者さんの訴えてるところだけではなく、とりあえず全部をチェックしてあげるという感じですか?

  • そうですね。はい。

  • 噛み合わせまで見るのですね。

  • そうですね。
    一番最初に見る噛み合わせは、本当にもう簡単な噛み合わせです。まあ、どういう風な噛み方をしてるとか、色々な食いしばりをしてないかとかですね。後は、歯ぎしりしてないかとか、そういった事もチェックをしていきます。

    寝てる間など、食いしばり、歯ぎしりなんかをしているとですね、けっこう歯がぐらついてきてしまいますね。
    よく歯科界では話題になっているのですけど、TCHっていうものがあります。

  • TCH?

  • そうですね。
    「tooth contacting habit」という、歯がずっと当たり続けてるような、癖ですね。
    例えば、日中起きてるときパソコン業務をしているときなどに、無意識のうちに食いしばってしまってるとかなどです。

  • ああ。

  • そういう方は意外と多いです。
    まあ、実は僕もそうで、特に治療中とかにですね、けっこう歯が当たってしまって、ぐっと食いしばってしまい、ときにはなんか息も止まってるような感じになります。
    そうするとですねやっぱり歯には非常に負担になってしまいます。

  • へえ

  • 基本的に歯と歯っていうのは、一日の内に大体まあ、17〜8分ぐらいしか接触していないのですよ。お食事のときも含めてですね。
    それが日中ぐうっと食いしばり続けてるとですね、荷重負担になってしまって、歯の周りの骨が溶けてしまったりとか、まあ、そういった事になってしまうのです。

  • それが、あるかどうかもちゃんとチェックされるのですか?

  • そうですね。はい。

  • 普段の癖がどこにあるのかっていうことも調べるのですね?

  • そうです。はい。

  • 悪いところが見つかった場合はどうされるのですか?

  • そうですね。
    まず、うちのクリニックの場合はですね。

    「あのここが悪いですよ」という風にお話をさせていただいて、患者さん自身もですね、こういう風に治療をしたいという思いもあると思いますから、まず一回お話をさせていただいて、お互い意見が合ったところで治療を進めていく、という感じになってますね。

  • その「何でも言っていいよ」と言うのは、どんなことを言ってもいいのですか?

  • もう何でも言っていただいて大丈夫です。

    まあ、こちらとしてもですね。
    実現可能なこともあれば、やっぱりちょっとそれは難しいということがあれば、我々は医学的に判断をしますし、患者さんは希望を言っていただければ、それに合わせて近い治療をですね、させていただくようになってます。話すことでやっぱり信頼関係もできてきますから、話させていただいて、お互いに信頼したうえで治療をしていくのが、一番いいですね。

  • ふうん。
    とにかく痛いから抜いてくれみたいな人もいるわけですね。

  • いらっしゃいますね。

  • そういうときも、やっぱりどうするかというのは提案されるのですか?

  • そうですね。まずレントゲン写真見て、これは残せるという場面は、やっぱり一度提案させていただいてます。特に痛すぎるときって、けっこう麻酔も効かないんですね。
    なので、そういう場合は一回、痛みを落ち着かせてからですね。抜くかどうか判断しましょう、というようなお話にはなります。

    まあ、それが一番患者さんとしては辛いのですけどね。
    痛いのを我慢しなきゃいけないというのがあるので、痛いときは麻酔も効かないですし、そんな中で抜いたら本当にトラウマになるくらい痛いです。

  • なるほどなるほど。
    じゃあ、最善のことを考えながら治療をしているというわけですね?

  • そうですね。はい。

  • まあ、なかなかね。
    歯が悪くならないと、私たちは歯医者さんに行かないのですけど、「悪くなる前に定期的に来てくださいね」と、前回もおっしゃってましたよね。

  • ああ、そうですね。はい。
    何もないと行かないっていうのがやっぱり日本人には多いですね。

    特に米国なんかは、まあ冗談ですけど、

    デートをお断りするときとかに、「私、今日歯医者があるから」っていうようなお断りをするぐらい、本当に歯医者が身近な存在なのです。

    米国はもう家々で、ホームドクターのような感じで、歯科医師がついてることが多いですね。なので、何もなくてもやっぱり歯医者に行く、というのが日本にも浸透するといいかなとは思ってはいますね。

  • 外国の方は特に、歯にものすごく気を使ってらっしゃいますよね。見え方とかね。
    じゃあ、普段からそういったことをしてらっしゃるということなんですね。

  • そうですね。
    おっしゃる通りだと思います。

  • もう動けない、痛くて動けないとなる前にもう健康なときからね。
    定期的にチェックしたほうが良さそうですね。

    松山中平歯科クリニック。
    松山市千舟町共栄興産千舟ビルの7階、ジュンク堂の…

  • 向かいというか…

  • 道路挟んだ向かいのビルの7階です。

    優しい笑顔のスタッフが迎えてくださるということですからね。
    気軽にまず健康なうちから定期的な診断をされるといいかもしれませんね。

    松山中平歯科クリニックの中平賢吾先生でした。
    どうもありがとうございました。

  • ありがとうございました。

  • このコーナーは松山中平歯科クリニックがお送りしました。