RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2023.10.11日放送

  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー。お話は、松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。
  • よろしくお願いします。
  • 先生、今月は「ワンデイインプラントⓇ」についてお話を伺っております。今日はどんなお話でしょうか。
  • はい。今日は、「ワンデイインプラントⓇ」の治療の流れについてお話をさせていただこうと思います。
  • はい、お願いします。
  • そもそも、この「ワンデイインプラントⓇ」という名前は、僕の父親が商標登録を取得しています。「ワンデイインプラントⓇ」という治療法は、重度の歯周病で歯がグラグラしている方や、虫歯で多くの歯を失ってしまった方、今、歯がない方、総入れ歯の方など、そういった方に対する治療方法です。基本的には、上の顎には4本から6本、下の顎には4本のインプラントを入れて、その上に人工的な歯を装着して噛めるようにするといった治療方法です。
  • 「ワンデイインプラントⓇ」の治療の流れなのですが、まずは通常通り初診でお口全体の検査を行っていきます。そこで残せる歯と残せない歯とを、線引きしていきます。ここで大切なことは、今残せる歯だとしても、将来だめになってしまう可能性が高い、そこに歯があることで、治療の方法が制約されてしまう、こういった歯を戦略的に抜歯するというプランもお伝えさせていただいていることです。
  • 先生、将来的にだめになってしまう可能性が高いというのは、どういう歯のことでしょうか。
  • 例えば、今はそんなにひどく揺れていないのだけれども、根っこの先で膿んでいるとか。
  • なるほど。
  • 今は大丈夫なのだけれども、歯の周りの骨がだいぶ溶け始めてきているというような歯です。何本か歯を抜いて、1本だけ揺れていない丈夫な歯が残っているという場合もあるのです。ただ、理想的な歯の並びを目指す場合に、その1本を残すことで、その歯に合わせないといけないのです、他の歯を。その1本がやたら外側にとび出ていたら、変な歯並びになってしまうため、そういった場合には、その歯を抜いて全部きれいに理想的に並べたほうがいいのではないですかというようなこともお話をさせていただくことがあります。
  • やはり今お話を伺いますと、自分では自覚できないような根っこの膿ですとか、最初に全体を見ていただいたときに、やっと自分でわかる症状も多いのですね。
  • そうですね。ご自身では理解できていないということもありますし、やはり専門的なところで見ていく際に、ここに歯がないほうがいいという場合もあるのです。インプラントの場合は、CT撮影をして、そのCTの説明を患者さんに行い、治療方法を十分に納得いただいてから血液検査を行っていきます。
  • 血液検査も行って、全身の様子もしっかり調べてから、ということですね。
  • ここまでは、すべてのインプラント治療で流れは同じです。当院では、1本のインプラント治療でも顎全体のインプラント治療でも、同様の検査を行っています。そうすることで、インプラントに影響のある、インプラント手術に影響のある患者さんの隠れた全身疾患というものも見つけることができるようになります。もしここで問題が見つかった場合には、かかりつけの内科の先生と対診を行うこともありますし、現在の病状のコントロール状態などを伺って、総合的にインプラント治療が可能かどうかという判断をしていくことになります。
  • なるほど。
  • ここも問題なくクリアした場合は、その次に資料取りを行っていきます。今の歯の型取りや、噛み合わせの状態、基準値の測定、顔のお写真の撮影などを行っていきます。基準値の測定を行い、客観的に比較して、現在、今何ミリの位置に歯が存在しているのかだったり、理想的にするためには、そこから歯を何ミリ動かしたらいいのかとかいうことを計測していきます。
  • ミリ単位で。すごいです。
  • 鼻の下から今の時点で20ミリということが測定された場合に、では歯の長さは何ミリにしましょうというようなことを決めていきます。噛み合わせは4ミリ上げましょうだったり、歯の真ん中の位置は0.5ミリ右に、というようにいろいろと計測をしていきます。
  • この資料取りが終われば、それをもとに歯科技工士さんが仮の歯を作成していくことになります。前後的な位置関係とや、噛み合わせの高さなども含め、患者さん一人一人に適した歯の形を作っていきます。
  • ここでもやはり、そのミリ単位のお仕事といいますか。
  • そうですね、ミリ単位ですね。何ミリ、何ミリ、でもどちらかといえば、この何ミリというのは意外と大雑把な数値ではありますね。歯科の部門では、もっと細かく0.0何ミリというところで調整を行うことが普通なので、この2ミリ上げる、3ミリ上げるというのは、かなり大雑把な動かし方になるのです。
  • やはりお医者様であると同時に、職人さんですね。
  • 本当に数ミリのずれというのは口の中で大きいので、やはりそこは大事です。術者はその技工士さんが作成した仮歯を使って、インプラントの埋入位置、インプラントを埋め込む位置を再度微調整していきます。通常のインプラントの埋入と違い、顎全体のインプラントではインプラントを傾斜させて埋入することがほとんどなのです。
  • ちょっと斜めに、傾けてということですか。
  • そうです、斜めに。これは、上顎洞という鼻の付属品みたいなものがあるのですが。
  • 鼻の付属、上顎の鼻に近い部分あたり。
  • よく蓄膿症などになると膿が溜まる部分、そこが上顎洞なのですが、人によって、大きさも形もばらばらなのです。その部分は空洞で骨がない部分になっているため、その上顎洞を避けて骨のあるところに埋入しようと思うと、斜めに傾斜させて埋める必要があるのです。上顎洞がとても大きい場合には、インプラントを埋めることが難しい場合があります。その場合には、上顎洞に人工的な骨を作ることで足りない骨を補う。そんなことをすることもあります。
  • おおがかりですね。
  • そうですね、そうなってくるとだいぶおおがかりな手術になります。
  • 補ったり、0.00何ミリを調整しながらでも、その人だけのインプラントが完成されるわけですね。
  • はい、そうです。
  • これはおおがかりでしたけれども、これも手術でしたよね。
  • ここまでは、まだインプラントの計画段階です。
  • 計画段階、そうか。こうしましょうねという計画段階。とすると次回は。
  • 次回は、実際の手術から手術当日の流れを次回はお話しさせていただきます。
  • よろしくお願いします。
  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。