DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2020.07.29日放送
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DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。このコーナーは松山中平歯科クリニックがお送りします。歯の健康についてお話をお伺いします。松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長です。よろしくお願いいたします。 -
よろしくお願いします。 -
今月は歯の磨き方についてお伺いしてきました。最後になりますが、今日はどういった内容でしょうか。 -
今日は一番の山場ですね。歯の磨き方についてです。 -
歯の磨き方ですね。 -
はい。今まで、歯ブラシの選び方や歯磨き粉の選び方、口腔清掃補助器具の選び方、洗口液の選び方などいろいろと話してきましたが、何よりも大事なのは歯の磨き方です。実は、適切な歯の磨き方というのは人によって違うものなのです。もちろん理想とする基本的な磨き方というのはあります。ただ、その歯の並びによって、磨き方というのは変えていった方がよいものではあります。 -
はい。 -
ここでは代表的な歯の磨き方として、スクラビング法とバス法という2種類についてお話しします。おそらく聞いたこともないかと思いますが。 -
種類があるというのも知りませんでした。 -
そうですね。いろいろと歯の磨き方というのがあるのです。このスクラビング法とバス法、一般的に皆さんが無意識に磨いているのが、おそらくこのスクラビング法やバス法になっていると思います。歯の表面に関しては、歯ブラシを歯に対してまっすぐ90度に当てる。そしてシャカシャカと磨く。 -
はい。 -
これがスクラビング法です。 -
普通にやっている方法ですね。 -
はい。普通に磨く方法です。それに対してバス法というのは、歯に対して斜め45度に傾けて、歯と歯茎の境目に毛先が入るように磨く方法です。どちらもきれいに歯を磨いていけるのですが、目的としては、斜め45度に傾けて歯を磨くバス法の方が、歯周病の予防に効果が高いのです。ですから、基本的にはそのバス法という斜め45度に傾けて磨くのがよいのではないかと思います。 -
なるほど。 -
それから歯の裏側に関しては、バス法もスクラビング法も斜め45度に当てて磨くとされています。それから前歯の裏などは横には絶対に磨けないので、ここに関しては縦で磨いていただくなどするとよいかと思います。特に入り組んだ場所、歯並びが悪いところに関しては、前にお話ししたタフトブラシという1本磨き用の歯ブラシなどを併用するとよいかと思います。 -
はい。 -
実は、よく磨き残すところというのは皆さん同じなのです。一番磨き残しが多いのは、一番奥の歯ですね。 -
はい。 -
特に磨き残しが多いのは、利き手にもよるのですが、右利きの人は結構右側の奥などを残しやすいです。磨きづらいのですね。逆手になるので。 -
なるほど。 -
それから内側などの一番奥は、皆さんよく磨き残しをされる場所ですね。 -
分かる気がしますね。 -
はい。奥歯は意外と磨きづらいのです。当たっていると思っても、実は歯に当たっていない、歯茎に当たっていないということがよくあります。奥歯を磨くときのコツとしては、口を大きく開けると顎の関節があり、ここに顎の骨があるのです。これが口を大きく開けると邪魔をして、当たって磨けないのです。なるべく口を小さくしていただき、奥まで磨いていただくというのが一般的ですね。奥の頬っぺた側を磨くときは、あまり口を大きく開けすぎないというのがよいと思います。 -
大きく開けすぎない。 -
はい。逆に内側を磨くときは大きく開けた方が磨きやすいと思います。それから、これはあまり皆さんやられていないと思うのですが、思ったところに歯ブラシがきちんと当たっているかどうか、鏡を見ながら磨いていただきたいのです。歯ブラシが当たっているように思って磨いていただいているのですが、実は当たっていないことが多いです。私は、必ず鏡を見ながら歯ブラシをするようにしています。きちんと当たっているか鏡を見ながら磨く。ずっと見なくてもよいので、奥の歯などにきちんと当たっているか見ながら磨いていただくのがよいかと思います。 -
見て確認することも大事なのですね。 -
はい。それから磨く順番、これを決めていただくとよいかと思います。例えば、右回りで磨いていくなど、上の歯を磨いて、歯の裏側を磨いて、次に下のほっぺた側、歯の裏側というふうに磨いていくなどですね。これはどの順番で磨かないといけないというのはありませんので、自分の中でこのように磨くという順番を決めていただいて。そうしないと、磨き残しができたりするのです。「ここを磨いたっけ」となったりするので、きちんと磨く順番を決めておいて、毎回そのように磨くと磨き残しが少なくなっていくと思います。 -
なるほど。 -
これはよく言われているのですが、1本の歯に対して20往復、小刻みに磨くと。そしてどんどん磨いていくというのが一番の基本です。歯ブラシというのは、ペングリップと言うのですが、ペンで持つようにして軽く持って磨いていただく。これをグーでぐっと握る、パームグリップと言うのですが、これで磨くと圧力が強くなりすぎて、歯や歯茎を傷つけてしまうのです。力が入りすぎないように、ペンを持つように軽く握って、シャカシャカと磨いていただくのがよいかと思います。 -
ほとんどの方がグーですよね。グーではなくペンを持つように持つというのがよいのですね。 -
そうですね。毛先が広がらないくらいの力で当てていただいたらよいかと思います。ここまでいろいろと言いましたが、自分に合った歯磨きができているかどうかは、歯医者さんで確認をしてもらうのが一番よいと思います。自分が普段使っている歯ブラシを持っていって、「歯磨きの仕方が合っているかどうか見てください」というふうに、歯医者さんや衛生士さんに確認してもらうのがよいのではないかと思います。 -
なるほど。 -
清掃補助器具であるフロスや糸ようじ、それから歯間ブラシなども併用して、より虫歯にならない環境を作ったり、それから定期的に、例えば4か月に1回など歯医者さんに通って、歯石を除去したりして、歯の汚れがたまらない、たまりにくい環境を作っていただくのがよいのではないかと思います。 -
1回の歯磨きにかける時間なのですが、だいたい皆さん1分くらいでシャカシャカシャカっと終わりますよね。そうではないのですよね。 -
そうですね。意外と10分、15分、しっかり磨いて、おそらく1本の歯に20往復やっていくと、それくらい時間がかかると思います。歯間ブラシなどもしていくと、だいたい10分、15分になると思うのです。毎食後、就寝前にしっかり磨くことが理想ですが、寝る前1日1回だけでも、しっかり歯を磨くという時間を作っていただくと、虫歯に非常になりにくくなりますし、歯周病にもなりにくくなりますので、就寝前だけでも1回15分以上かけてしっかり磨くというふうにしていただくとよいのではないかと思います。 -
はい。お話は松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長でした。ありがとうございました。 -
ありがとうございました。 -
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ、このコーナーは松山中平歯科クリニックがお送りしました。

