RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2020.07.15日放送

  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。このコーナーは、松山中平歯科クリニックがお送りします。 歯の健康についてお送りしています。松山中平歯科クリニックの、中平賢吾院長です。よろしくお願いいたします。
  • よろしくお願いします。
  • 今月は歯の磨き方がテーマですが、今日はどういったお話でしょうか。
  • 今日は、口腔清掃補助器具というものについてですね。あまりこの名前では聞き慣れないかと思いますが、糸ようじなど、歯ブラシだけではないお口の清掃の補助をしてくれる道具の紹介をさせていただければと思います。そもそも歯ブラシだけでは案外汚れは落とせていなくて、お口全体の汚れのうち50%から70%しか落とせていないと言われているのです。
  • そうだったのですか。
  • はい。ここで口腔清掃補助器具を使うと、歯の汚れの除去率が80%から90%にまで上がっていくのです。
  • 随分上がりますね。
  • そうなんです。ですから普段のお掃除も歯ブラシだけではなく、糸ようじのような清掃補助器具を使っていただくことをおすすめします。歯と歯のお掃除をする時には、デンタルフロスか歯間ブラシの2種類のうちどちらかのものを使うとよいかと思います。1つはデンタルフロス、いわゆる糸ようじですね。もう一つは歯間ブラシです。歯間ブラシというのは、昔からある金属の細い針金のようなものにプラスチックの毛がついているようなものや、最近ではゴム製のものなども出てきています。歯と歯茎の境目が少し大きくなってきた方などは、歯間ブラシを使っていくとよいかと思います。
  • なるほど。
  • 歯茎が下がっていなくて歯間ブラシが入らないという方は、デンタルフロス、いわゆる糸ようじを使っていただくのがよいのではないかと思います。これは、歯と歯の間のお掃除をするのですね。入れるだけではなく、入れた後に前の歯や後ろの歯にこすりつけるようにして、歯の汚れを取ってあげるのが一番理想的な使い方かと思います。ただ、あまり強くこすると歯茎を傷つけてしまうので、力を入れず優しくこすってあげることが大事です。
  • 血だらけにしないということですね。
  • そうですね。それから他にも、入り組んでいて歯並びが少し悪い方や、歯が重なっている方、親知らずの後ろなどは、普通の歯ブラシだと結構磨きづらいのです。毛先が当たらないということがあるので、そういったところにはタフトブラシという歯ブラシがあります。1本磨き用の歯ブラシなのですが、小さい毛がついていて、細かく磨くような歯ブラシが売っています。
  • これも一般的に売っているのですか。
  • 一般的に薬局でも売っているかと思います。
  • タフトブラシですね。
  • タフトブラシです。メーカーによってはワンタフトブラシなどと書いていますが、ものは一緒でタフトブラシというものです。もしかしたら、パッケージには1本磨き用などと書いてあるかもしれません。入り組んだ歯並びが悪いところや、歯ブラシが届きにくいところは、このタフトブラシを使っていただいたり、親知らずの一番後ろなどは結構磨きづらいところなので、このようなタフトブラシを使っていただくとよいかと思います。それから皆さんあまり意識していないかと思うのですが、舌ですね。舌も汚れが結構溜まっています。
  • いつも物を食べているから自然に汚れは流れているのかなと思っていました。そうではないのですね。汚れているのですね。
  • 舌には溝があって、そこに汚れや細菌が溜まってしまうのです。こういう時に使うのが舌ブラシという、舌の上を磨くようなものですね。実はこれ、舌ブラシではなく歯ブラシでも全然問題ないのですが、歯ブラシは毛先が硬いので、それで強く磨くと傷をつけてしまったり、汚れがあまり効果的に取れなかったりということもあるので、舌磨き専用の舌ブラシを一度試してみるとよいかと思います。磨き方としては、喉の奥の方から前の方に引っ張って磨いていくという形です。
  • 後ろから前に動かすということですね。
  • 逆にすると、少し吐き気を催してしまうので、気をつけていただければと思います。口臭で悩まれている方などは、舌ブラシを使っていただくと効果的です。舌苔、舌の苔と書いて舌苔(ぜったい)と言うのですが、口臭の90%はこの舌苔に由来していると言われているので、口臭が気になる方は舌ブラシを使っていただくとよいのではないかと思います。
  • 先生、まず歯ブラシできちんと磨いて、デンタルフロス、糸ようじですよね。そしてタフトブラシで奥までちゃんとお手入れして、舌ブラシもする。これは毎回くらいのイメージなのですか。
  • 毎回併用するのが理想ではあるのですが、ただ就寝前、1日1回だけということを目標にやられるのがよいかと思います。一番最初は、こんなにやっていられないという風になると思うので。
  • すごいセットがいりますね、歯みがきセットのような大きなものが。
  • 一番最初はもう寝る前だけという風にしていただいて、毎食後は歯ブラシだけにしておき、就寝前だけは歯ブラシと口腔清掃補助器具を併用していくというのが一番よいのではないかと思います。そして、慣れてきたら1日2回に増やしたりしていくとよいのではないかと思います。
  • 口の中の手入れって気持ちいいですからね、自分でやっていると。 ぜひこれ、癖になるとよいですよね。
  • そうですね。
  • お話は松山中平歯科クリニックの、中平賢吾院長でした。ありがとうございました。
  • ありがとうございました。
  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。 このコーナーは松山中平歯科クリニックがお送りしました。