RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2024.09.04日放送

  • DR. ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。
  • よろしくお願いします。
  • 先生、9月になりましたね。
  • そうですね。まだまだ暑いですね。残暑が厳しい感じですが。
  • はい。さて今週は、どんなお話を聞かせていただけますでしょうか。
  • はい。最近よく話していますのでこの言葉にも聞き馴染みが出てきたかもしれませんが、今日は「一口腔単位の治療」ということ、お口の中全体を一つとして捉えるということについてお話をさせていただきます。
  • お願いします。
  • 「一口腔単位の治療」とは、痛くなったら治療するといういわゆる継ぎ接ぎの治療ではなく、虫歯の治療、歯周病の治療、お口の中のバランスをとるための噛み合わせの治療などを複合的に見て改善するというアプローチの仕方です。そういった治療をすることで、長期的に健康な口腔環境を維持することができます。
  • その「一口腔単位」ということまで考えられずに、「今、痛いこの部分、この箇所を」という考えで歯科医院に行くことが多いかと思うのですが、この一口腔単位の大切さというのは、どういったことでしょうか。
  • そうですね。患者さんという専門知識のない立場では、一口腔単位という考えを持っていることはないかと思います。基本的には「なんとなく前歯が気になるな」や「見た目が気になる」という形で、個々の問題を解決してほしいと思われていますが、実はそれを解決するためには、気になる部分だけではなく他の歯も触らないといけないということは多いものなのです。
  • なるほど。
  • 「一口腔単位」とはそういうことで、ある箇所だけではなく、そこを治すために他も一緒に治さないと、後々悪い影響が出てしまうということで。そういったことを事前に患者さんにお伝えできるということが、一番のメリットかなと思います。
  • はい。
  • 「前歯が気になるんです」と言って前歯だけを治し、後々その前歯が駄目になってしまうようなことや、前歯を治したことによって奥歯の辺りが強くなりすぎて奥歯が駄目になるといったこともあります。ですから治療をするときは、そこだけではなく、そこを触るとどういうことが起こるのかといったところも考えてやっていかないといけません。そして、治療の順序ということもとても大事です。「この治療はこの治療の前にやらなければいけない」というようなことです。
  • なるほど。
  • 例えば 、矯正治療とインプラント治療をしたいと思ったとき、先にインプラントをしてしまうと、後々歯が寄ってきたときに「インプラントの位置はここじゃなかったかな」と思っても、インプラントは簡単に取れるものではないため、後々大変なことになってしまいます。一口腔単位で治療手順を考える、治療計画をしっかり立てるということが、とても大事になってきます。
  • ということは、やはり初診時の検査が大切ということですね。
  • おっしゃる通りです。最初に、当院ではしっかり検査を行っておりまして、悪いところを一度洗い出すということが大事かと思います。その上で、最終的に理想的な歯の形にするために、どういった治療を組み合わせていくのかというのをパズルのように考えていくことが、とても大切です。
  • 治療技術を駆使したサポートというのも行っているそうですが。
  • そうですね。定期的なお掃除などでは、保険治療だとなかなか難しいような器具を使い、効率的に汚れを落としたり、歯に傷をつけないような配慮をしたりしています。
  • 良かれと思って歯石を自分で取られる方もいらっしゃると伺いましたが、やはり素人がやると何かしら不具合というか、傷めてしまう可能性もあるということですよね。
  • そうですね、患者さんは専門家ではないですから。我々歯科医師も歯科衛生士も、きちんと学んできています。その辺りの技術を信頼していただくしかないかなと思うのですが、ご自身でやると歯を傷つけてしまい、歯石を取るつもりが、より歯石がつきやすいような歯の形になってしまうということもあります。ですから、そこは本当にプロフェッショナルケアで、歯科医院に行って定期的なお掃除などを受けていただくと、安心してその歯をお使いいただけるのではないかなと思います。
  • 私もその辺りを頭に入れて、糸ようじを使って歯磨きをしているのですが、その後に「あ、ちょっと気になるわ」というところは、自分の指を突っ込んでケアしているときがあるんです。プラスチックや金物よりは優しいかな、と。これもまた素人判断なのですが、院長いかがでしょうか。
  • 物が詰まっているような感じがあるということですかね。
  • そうです。ここから歯石が溜まっていくのは嫌だな、という感じです。
  • 結構やはり皆さん、爪などで歯茎を傷つけてしまったりすることもありますので、なるべく歯がザラザラではないような状態を歯科医院で作ってもらって。歯を研磨してもらって、その上でご自身でしっかり歯ブラシをしていただくと、汚れもつきにくいかなと思います。
  • やはり定期検診ですね。
  • そういうことですね。定期検診をおろそかにせずに頑張っていただければと思います。
  • 失礼いたしました。それでは先生、実際に一口腔単位の治療を受けた患者さんの声などありましたら、聞かせていただきたいのですが。
  • ある患者さんは初診時に虫歯の治療を希望されて来院されました。検査をしたら、虫歯だけではなく歯周病の症状も出ていたのです。これを「虫歯が気になるので虫歯の治療を」ということで虫歯だけ治していたら、数年後に他の歯がグラグラしてしまったり、噛み合わせの調整をしなかったらその歯が駄目になってしまったりということもあります。
  • はい。
  • ご自身では虫歯ができて歯科にかかったけれど、実は他の問題もあったというケースは多いものです。そういったところをケアすることで、口腔全体の健康改善や予防ができた、ということはありますね。
  • 一口腔単位の検査・治療というのは、今だけではなく本当に先々を見据えたケアなのですね。だからこそ、初診時に細かな検査を受けてプランを立てるということを、松山中平歯科クリニックでは大切になさっているのですね。
  • そうですね。一番最初に悪いところを見つけ出しておけば、虫歯になりかけているところなども情報として引き継ぐことができるので、4ヶ月に1回の検診の際により重点的にそこをチェックするなど、虫歯の進行がしていないか確認することもできます。ですから、いちど最初にしっかり検査することが重要です。
  • はい。
  • ただ、やはり痛みがある症状の場合には、先にそこを治療して、また改めて検査をするといったこともやっています。
  • ぜひ安心してご相談いただきたいと思います。先生、今週もありがとうございました。
  • ありがとうございました。
  • DR. ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。