DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2024.07.03日放送
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DR. ケンゴの歯〜トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いいたします。 -
よろしくお願いします。 -
先生、7月になりました。暑いですね。さあ、今週はどんなお話でしょうか。 -
はい。今日は、歯周病についてお話をさせていただこうかと思います。歯周病は、多くの方がかかる病気で、その影響を理解していただくということは、やはり予防の上でも大切かと思います。ですから、今日は歯周病の原因や症状、そして予防方法などについても詳しく説明させていただければと思います。 -
よろしくお願いします。 -
お願いします。歯周病は、歯を支える組織、いわゆる歯茎や骨に問題を引き起こす感染症です。歯周病には主に2つの段階があり、初期の段階では「歯肉炎」と呼ばれるような状態で、そこからさらに進行すると「歯周炎」というものになっていきます。 -
はい。 -
まず歯肉炎についてご説明しますね。歯肉炎は、歯茎が赤く腫れて出血しやすくなるような状態です。主な原因としては、歯の表面に溜まる細菌の塊、いわゆる「プラーク」と呼ばれるようなものですが。このプラークが歯茎の周りに溜まり、炎症を起こして歯肉炎になるというものです。ただ、この段階ではまだ治療で元の状態に戻すことができます。適切な歯磨きやデンタルフロスの使用、歯科医院での歯周病の治療をすることで、元に戻すことができる状態ですね。 -
先生、私、時々デンタルフロスを使ったときに、歯茎を押さえたときに「あ、何かちょっと痛みがあるな」と思うことがあります。このまま悪くなっちゃうのかなと思うんですが、治ることがよくあって。あれは何かそういう合図なのでしょうか。 -
そうですね、その場合もあります。強く入れすぎてしまって傷ができるということもありますし、炎症が起こっていて、フロスを通したときに違和感がでたり出血をする場合があります。フロスを通して血が出るという場合は、歯肉炎の可能性もありますね。 -
気をつけないといけないですね。 -
そうですね。先ほどお話ししたように、ブラッシングしたときやフロスをしたときの出血の経験がある方などは、それはもしかしたら歯肉炎の初期症状かもしれません。歯茎が赤く腫れてしまっている状態というのも、やはり要注意です。この状態の場合は、ご自身でブラッシングするのはもちろんなんですが、クリニックに早めに行くというもこととても大事なことかと思います。 -
出血は、案外皆さん経験したことがあるという方も多いのではないかと思います。ただ「磨きすぎちゃったな」と思っているところもあるんですよ。それとは違う場合もあるということですね。 -
そうですね。僕の経験からすると、磨きすぎて出血するということは、どちらかというと稀ですね。 -
稀ですか。はい。 -
そういう方は、もしかしたら当て方が悪いのかもしれません。歯ブラシを当てないといけない場所が違っていた、ということはあるかもしれません。 -
もう一度再チェック、ですね。 -
そうですね、磨き方は再チェックしたほうがいいかもしれません。そして、歯肉炎の状態が進行すると、今度は歯周炎になっていきます。歯周炎というのは、歯肉炎が進行して起こるもので、今度は歯を支える骨が溶け始めてきます。 -
おー。 -
これによって、歯と歯茎の間に深い隙間、いわゆる「歯周ポケット」というものができ、そこに細菌がどんどん溜まっていくのです。放っておくと、どんどん骨が溶けていって、最終的には歯がグラついて抜けてしまう、ということになることもあります。 -
はい。 -
歯周炎の進行によって歯がグラつくと、噛んだときに痛みが出たり、歯茎が下がってしまって歯が長く見えてしまうということもあります。こういった症状が出た場合は、なるべく早めに歯科医院へ行っていただきたいのですが、ただその場合は「もしかしたら、もうちょっと歯を抜いたほうがいいですね」と言われることもあるかもしれません。 -
あー、そうなのですね。 -
そうならないうちに、なるべく早い段階で歯科医院に行くということが大事です。 -
骨が溶けちゃったり、歯周ポケットが大きくなるということは、歯茎ももう元気がないということですよね。 -
そうですね。やはり歯茎自体が下がってしまう場合は、炎症で赤く腫れてしまっているということがほとんどです。ちょっと歯ブラシで触っただけで出血するというような状態です。この状態であれば、早めに歯科医院へ行きましょう。 -
はい。覚えておきます。 -
歯周病の原因ですが、先ほどお伝えしたプラーク、それから歯石、これも大きな要因となります。プラークに関しては食べかすと細菌が結びついてできるもので、毎日の歯磨きで取り除くことができるのですが、このプラークがしっかり取り除かれていないと、これがカルシウムなども含んでどんどん硬くなって歯石になります。これに関してはご自身の歯ブラシでは取ることができないものです。 -
はい。 -
中には、東急ハンズみたいなところで「ハンドスケーラー」というものを購入され、それでご自身で歯石を取ってしまう方がいらっしゃるんですが、なるべくそれは避けていただきたいです。歯茎を傷つけたり、ご自身の歯が傷ついてしまったり、もし被せ物を入れている方は被せ物が傷ついてしまうということもあるからです。当院の患者さんでも以前にいらっしゃったのですが、インプラントの被せ物を外したら、拡大すると歯がズタズタになってしまっている、傷ついてしまっているような状態でした。 -
えー! ご自身でやってしまって。 -
そうです。なんだろうこれと思って聞いたら、「自分で歯石を取っていました」ということでした。そうすると、今度はその傷に汚れが溜まりやすくなることもありますし、歯石除去はやはり歯科医院で取っていただいたほうが安心かと思います。 -
ご本人は良かれと思って、意識の高い方なのに、ですよね。 -
そうですね。それから、歯周病になる他の原因としては、喫煙やストレス、不適切な口腔ケア、糖尿病も歯周病の原因として挙げられます。 -
はい。 -
特に喫煙は、歯周病のリスクを大幅に高めていきます。喫煙をすることで、歯茎の毛細血管が収縮し、白血球などの往来が少なくなってしまって細菌に抵抗できなくなってしまう。結果として歯周病に感染してしまいますので、喫煙はなるべくやめていただいたほうがいいかと思います。それから、遺伝的な要因も関与していることがありまして、家族に歯周病歴がある方がいらっしゃる場合は特に要注意です。 -
えー、そうなんですね。皆さん、ご家族にいらっしゃる場合にはより注意していただいて。 -
歯周病は、やはり早く見つけて治療するということが大事なのですが、実は歯周病は「サイレントディジーズ」といって、静かな病気なのです。症状がなくいつの間にか気づいたら進行していたということも多いものですから、定期的に歯科医院へ行って歯科検診を受け、正しい歯磨き習慣を維持することで歯周病を予防していきましょう。次回は歯周病の予防の方法について、またお話をさせていただければと思います。 -
しっかり聞きます。来週もよろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
DR. ケンゴの歯〜トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。
