RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2024.06.19日放送

  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー。お話は、松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。
  • よろしくお願いします。
  • 先生、今月は歯を失った後の治療法について伺っています。先週はブリッジのお話を伺いましたが、今週はどんなお話になりますでしょうか。
  • はい。今週は「入れ歯」についてお話をさせていただこうと思います。最初の週に、歯を失った後の治療法は3つあるというお話をさせていただきました。
  • はい。
  •  一つ目は先週お話ししたブリッジです。これは両隣の歯を削り、橋渡しのようにして抜けた歯を補ってあげる治療法でした。今週お話しする入れ歯、そしてインプラント。この3つの中から選択していくことになりますが、今週はそのうちの「入れ歯」についてお話ををさせていただきます。
  • お願いします。
  • 入れ歯というと、皆さんカパッと全部外してしまうような入れ歯をなんとなく想像されるのではないかと思うのですが、それは、いわゆる「総入れ歯」です。歯が全部なくなってしまった方がいれる総入れ歯です。
  • パかっとなる、あれですね。
  • そうです。入れ歯には、そういったお口全体の入れ歯と、部分的な入れ歯の2種類があります。「総入れ歯」と、1本、2本歯が抜けてしまった場合に部分的に入れる「部分入れ歯」。部分入れ歯は残っている歯を支えとして、患者さんご自身で取り外しができる人工の歯ですね。保険の部分入れ歯は、この歯に引っかける部分が金属でできています。
  •  はい。
  •  前歯が抜けてしまった場合には、見た目の問題から、それが気になる方は使用するのが難しいものとなります。ただ、最近の自費の入れ歯では、この金属のバネの部分が歯ぐきの色とほとんど同じようなピンク色の樹脂からできているものがあり、見た目としてもそんなに違和感がなく前歯でも使えるというものもあります。
  • 先生、歯に引っかける支えの部分というお話がありましたが、前回ブリッジの場合ですと、両隣だったり、前後にあったりする歯に引っかける、それを支えにするということでしたが、部分入れ歯の「引っかける」というのはどこに引っかけるのですか。
  • 歯というのは、一般的には少し膨らみがあるものです。この金属のバネは、ちょっと開くものでして、歯の膨らんでいる一番上の部分を乗り越え、ちょっとすぼまった場所にパチッとはまるのです。そこで引っかけているというイメージです。
  •  なるほど。
  •  そうすると入れ歯が取れない、抜けない、となるわけです。ですから、歯自体の形がストンと真っ直ぐになってしまっている方がまれにいらっしゃるのですが、膨らみが少ない方では、入れ歯が取れやすいということになってしまいます。
  • その引っかける金属の部分が、歯と歯ぐきの間ぐらいに来ちゃうから、それが目立ってしまうということですね。
  • そういうことです。
  • なるほど。確かに、子供の頃に歯が抜けたとき、歯ぐきの中に入っている方は痩せていましたよね。
  • そうですね。
  • どちらかというと、表に出ている歯の部分がしっかりしていて、中にある方が細いというか。
  • そうですね。瓢箪(ひょうたん)のような感じをしていますね。
  • 知らなかったです!
  • そうなんです。ですから、そこに引っかけてあげることで入れ歯が取れないように維持をしてあげるのです。
  • わかりました。
  • 部分入れ歯のメリットとしては、ブリッジと違って歯を削る量が少なくて済むということ、治療の期間が短いこと。それから材料によっては保険適用になるというメリットが挙げられるのではないかと思います。入れ歯も、多少は歯を削らないといけなくて。なぜかというと、支えになる歯に少し「溝」を掘るためです。
  •  はい。
  • そうすることで、そこにつくった溝に小さな引っかかりをつくるわけです。そうすることで、噛んだときに入れ歯が沈み込まないようにしています。
  •  なるほど。
     
  •  そういうふうにすると、簡単には取れない、噛んだときには沈まないという入れ歯が出来上がるというわけです。
  • 歯の重要な点はそこですよね。「物を食べて砕く、噛む」。
  • そうですね。というわけで、ブリッジほどは削らないのですが、一部削らないといけない。噛む力に関しても、入れ歯は歯だけでなく、歯ぐきでもある程度支えることができるため、ブリッジよりは負担は少ないのですが、どうしても両隣の歯を使う必要があり、どちらにしても両隣の歯には負担がかかってしまいます。
  • 先週、「ブリッジいいな」と思ったのですが、今週は「入れ歯いいな」に傾いてきています。
  • 入れ歯も、本当に使い勝手が良くて。ご自身で取り外して磨かないといけないというのは、少し面倒だと思う方もおられるかもしれませんが、ただその分、清潔に保ちやすいです。
  •  そうですね。
  •  ご自身で取り外すということに抵抗感がなければ、選択肢に入れても良いと思います。
  • 磨きやすそうでいいな、と思ってきました。
  • 本当にそうですね、磨きやすいと思います。ブリッジに比べると清潔に保ちやすいのではないでしょうか。歯がすべてない場合は「総入れ歯」を選択することになりますが、総入れ歯はピンク色の樹脂の土台に、人工の歯がくっついているようなものです。
  •  はい。
  •  口の中の歯をすべて補う必要があるため、大きいプラスチックの塊というようなイメージですね。総入れ歯は吸盤のように歯ぐきにピタッとくっつくことで、外れないというものです。実は、顎の骨が少ない方は、歯ぐきも平らになってきます。
  •  えー!
  • そうすると、やはり入れ歯が取れやすくなってしまいますし、違和感も大きいです。外れてしまうことで悩んでいる方は「インプラントで歯を支える」という「ワンデイインプラント🄬」や、インプラントに入れ歯をはめるタイプの「インプラントオーバーデンチャー」というものもありますので、そういったものも検討していくと良いかもしれません。
  • わあ、インプラントオーバーデンチャーもちょっと気になってきました。
  • そうですね。「ワンデイインプラント🄬」は、完全に固定式でご自身では外せないものです。インプラントオーバーデンチャーの場合は、土台がお口の中にあり、それに入れ歯をパチッとはめていくようなイメージで、ご自身でも外せるというものです。例えば介護が必要になってしまった場合などは、ご自身でお口の中のお掃除があまり綺麗にできない。そういった場合に、介助者の方が外してお掃除できるという形の方が、お口の中は非常に清潔に保ちやすいです。今まで「ワンデイインプラント🄬」のように固定式のものにしていた方も、後からインプラントオーバーデンチャーに変えていくということもできます。
  •  ええー。
  • 入れ歯もいろんな方法がありますので、そういったところも歯医者さんに相談していただければと思います。
  • 選択肢は3つだと思っていましたが、私の中で4つに増えてきました(笑)。次回はそのインプラントについてお話を伺えればと思います。よろしくお願いします。
  • よろしくお願いします。
  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。