RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2024.06.12日放送

  •  DR. ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。
  •  よろしくお願いします。
  •  先生、今日はどういったテーマでお話しいただけますでしょうか。
  •  今月は、歯を失った後の治療法について説明させていただきます。どの治療法にもメリット、デメリットが存在しますので、もし歯が抜けてしまった場合にどのような治療方法を選択するのがいいのかをあらかじめ考えていただくことで、いざという時の心構えができるのではないかと思います。
  • はい。
  •  前回、歯を失った後の治療法は、選択肢として3つの中から選んでいただくというお話をさせていただきました。1つ目は「ブリッジ」、2つ目は「入れ歯」、3つ目が「インプラント」です。この3つの中からご自身に合った治療方法を選択していただくことになりますが、今週からはその治療法を1つずつ説明させていただきます。
  •  はい、お願いします。
  •  まずは「ブリッジ」という治療法ですね。ブリッジというのは、日本語で言うと「橋」という意味です。その名の通り、残っている歯を支えとして、橋を架けるように失った歯を補っていく治療法になります。
  •  なるほど。真ん中の歯がなくなったとして、両端に歯があれば使える治療法ということですね。
  •  基本的にはそうなります。3本とか4本の歯を2本で支えることになるため、残っている歯にはそれだけ大きな負担がかかってしまいます。また、支えとする歯に関しては、被せ物を入れる必要があるため、大きく削る必要があります。削ることによって歯が割れてしまうリスクが大きくなりますし、神経が残っている歯の場合は、削ることで神経を取らなければならない場合もあります。
  •  先週、神経を取ると歯が脆くなって割れやすくなってしまうというお話も伺いましたが。
  •  おっしゃる通りです。神経を取るという処置自体も難しいため、1本歯が抜けただけなのに周りの歯まで巻き込んでしまうというデメリットもあります。ただ、もちろんメリットもあります。ブリッジのメリットとしては、治療の期間が比較的短いこと、材質によっては保険適用になることが挙げられます。早いクリニックさんですと、1ヶ月ぐらいで最終的な歯が入ることもあります。保険適用の材質も選べますので、コスト面も安く済ませることも可能です。
  •  期間のことや費用のことで心配のある方は「ブリッジでお願いします」とおっしゃる方が多いような気がします。
  •  やはり手っ取り早く、ということはあると思います。ただ、先ほどお話ししたようなデメリットも考えながら、自分に合った治療かどうかを選択していく必要があります。ブリッジは、失った歯の前と後ろに歯があるということが前提になります。ですから、一番後ろの歯がなくなってしまった場合には、原則としてブリッジをすることは難しくなります。
  •  そっか、支えがない場合はできないんですね。
  •  そういうことです。後ろに1本歯を伸ばしてブリッジをするという方法もなくはないんですが、その場合、手前の歯への負担が非常に大きくなってしまいます。シーソーみたいな感じですね。後ろ側の支えがないところにグッと力がかかると、手前の歯が引き抜かれる方向に力がかかってしまうんです。そうなった場合に手前の歯がダメになってしまう可能性が非常に大きくなるので、当院の場合はよほどのことがない限り、そういった治療を行うことはないですね。
  •  やはり奥歯、後ろ側というのは一番力が入るところですよね。
  •  奥歯は一番力がかかるところなんですが、一番抜ける可能性が高いところでもあるんです。
  •  えっ、そうなんですか。
  •  特に6番目の歯に関しては、小学校1年生ぐらいで生えてきて、その頃からずっと使い続けるわけですね。例えば60歳になると、50年以上その歯を使っているわけです。その間に蓄積されたダメージが出てきてしまうというのは、ない話ではありません。
  •  先生、6番目というのは親知らずの手前何番目のことですか?
  •  親知らずよりも2つ前ですね。一番奥ではないです。
  •  では私の場合、50年くらい使っているということですね。一番抜けやすかったりするんですか。
  •  何かしらのトラブルが多いのはその6番目の歯なんです。生える時期が小学校に上がりたての頃なので、ご自身で歯ブラシが上手にできないうちに生えてきてしまいます。昔はその歯が虫歯になる方は多かったです。小さい頃に神経を取ってしまったという方の場合、脆くなって60歳まで持たないということがあります。
  •  すごくよくわかります。確かに治療した跡もありますし、今歯間ブラシなどを使っても届きにくいです。
  •  それを小学1年生ができるかと言ったらできないので、やはり親御さんの仕上げ磨きがとても大切ですね。
  •  はい。
  •  ブリッジを使った治療方法は他にもいろいろありますので、ぜひ歯医者さんに相談してみてください。
  •  健康な歯を削って橋脚の代わりにするのは、ちょっと嫌だなという方もいらっしゃると思います。ただ、まだ選択肢はありますよね。
  •  はい。あと2つあります。
  •  あと2つ。これをいろいろ皆さんに参考にしていただいて、ご自身に合ったものを選んでいただければと思います。先生、では次回も教えてください。ありがとうございました。
  •  ありがとうございました。
  •  DR. ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。