DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2024.05.15日放送
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DR. ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
先生、今月は歯医者さんのお仕事について色々伺っておりますけれども、今日はどういったお話でしょうか。 -
はい。今日は、歯科医院の中でも「歯科衛生士」の仕事についてお話をさせていただこうと思います。歯科衛生士というと、歯のお掃除をしてくれる人、というようなイメージでしょうか。 -
はい。 -
歯科衛生士は国家資格ですから、誰でもなれるというわけではありません。専門学校や短大、あるいは大学を卒業して、国家試験を受けて合格すれば、晴れて歯科衛生士になることができます。患者さんのお口の中に触れることができるのは、歯科医院の中では歯科医師、もしくは歯科衛生士だけです。資格のない方は歯のお掃除を行うことはできません。 -
最後に磨き方の指導をしてくださる方が歯科衛生士さんですね。なるほど。 -
おっしゃる通りです。歯科衛生士は、もちろん歯のお掃除だけではなく、総合的に口の健康を保つことを目的として仕事をしています。虫歯にならないように予防処置を行ったり、ご自身での歯磨きの質を高めるために歯磨き指導を行ったりもします。 -
ええ。 -
その中でも、虫歯を発見するということはとても重要です。患者さんのお口の中をお掃除する時は、1本1本の歯をしっかり見て掃除をしていきますので、お掃除の際に見えにくい場所にできた虫歯を発見することはとても大切なのです。見えやすい場所だったら、ご自身で気づかれることもありますが、歯と歯の間などは基本的には自分で発見することは難しいため、そういった虫歯を早期に発見することで、歯を抜かずに済む、神経を抜かずに済む、といったことに繋がります。 -
なるほど。 -
それが今すぐ治療をする必要があるかどうかも判断して、例えば「これは経過観察でいいかな」というものは記録をしておけば、次にまたお掃除をする時に、前回から進んでいないかをチェックすることもできるので、まずしっかり診ることができるようになるということがとても大事ですね。 -
診察に行った時に、一番最初に一周ぐるりと見てくださる方が衛生士さんなんですね。 -
おっしゃる通りです。歯科の知識はしっかり身につけていますので、治療の相談なども受けられますし、患者さんに最適なアドバイスをするためにレントゲンも読めますし、噛み合わせのことも学んでいます。歯科医師には聞きづらいということも、歯科衛生士だったら聞きやすいという方も少なくありません。クリニックによっては毎回同じ衛生士さんが担当してくれるところもありますので、より身近な存在として話しやすいということもあるかもしれません。 -
それは心強いですね。 -
同じ衛生士さんが担当してくれると、その人の癖なども知ってくれていたりするので、そういった意味でも気が楽と言われる方もいらっしゃいますね。歯のクリーニングをする道具もたくさんの種類があり、歯石を取る「スケーラー」という道具は、歯の掃除をする際には必ず使用します。超音波スケーラーは、超音波で歯石を壊しながら除去していく道具です。 -
これ、超音波で取るんですか。 -
そうですね。超音波と水で洗い流すような感じです。「キーン」というあの音が苦手な方も多いですよね。 -
あの音が苦手な方は多いですよね。怖いです。 -
それから、歯科衛生士による歯の掃除として「PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)」、日本語で言うと「プロによる機械的歯面清掃」を行います。普通の自分の歯磨きと何が違うかと言うと、「バイオフィルム」と言われる、こびりついた菌の層まで除去することができて、歯をツルツルにすることができるということです。 -
このバイオフィルムは、誰にでもできてしまうものなのですか。 -
できます。一度除去しても、24時間ほど経つとまた出来ます。 -
でも、毎回できるってことは、悪いことばかりではないのでは……。 -
その通りです。歯の表面を覆っている「ペリクル」という唾液の膜のような層に、菌の層であるバイオフィルムが付いてきます。PMTCなどでこれらを綺麗に除去する際、ペリクルという層も一緒に取れてしまうのですが、このペリクル自体はあった方が良いものなんです。PMTCをやりすぎるとペリクルまで取れてしまうため、やりすぎは良くないということです。特に、一般的なPMTCは専用のブラシを用いて掃除していくのですが、ブラシなのでどうしても歯の表面に傷がついてしまったりします。傷ができると、そこにまた菌が付着しやすい状況を作ってしまいます。 -
そういうこともあるのですね。 -
ですから、当クリニックでは歯の掃除に「エアフロー」というものを使用しています。エアフローは高圧洗浄機のようなもので、水と空気と専用の粉を用いて汚れを落としていきます。これを使用することで、今までのブラシでは届かなかった歯と歯の間の汚れも落とせますし、ブラシを使わないので傷がつきにくいということも大きなメリットです。また、ブラシよりも効率的に汚れを落とせるので、患者さんが口を開けている時間も短時間で済みます。 -
ここまでお話を伺っていると、歯科衛生士さんは一番近くにいてくださる方なんだな、というイメージを持ちました。 -
そうですね。やはり患者さんが安心して歯科治療に通い続けられるよう、患者さんに寄り添って歯の健康を保つのが歯科衛生士の仕事です。ですから、歯のことについて歯科医師に聞きづらい時は、まず歯科衛生士さんに聞いてみると良いのではないかと思います。 -
もちろん先生のお隣にもいらっしゃいますけれど、患者の隣にいて、痛い時は手を挙げてくださいと言われて手を挙げた時に、一番に気づいてくださる方ではないかと思います。安心してお任せして、診察台に乗っていただきたいと思います。先生、今週もありがとうございました。 -
ありがとうございました。 -
DR. ケンゴの歯~トフル・ライフ この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。
