RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2025.04.09日放送

  • この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。お話は、松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。先生、今日もよろしくお願いいたします。
  • よろしくお願いします。
  • 先週は「新年度こそ一口腔単位で考える歯の健康」というテーマで、お口の中全体をトータルで治療することの大切さを教えていただきました。今日はその一口腔単位の治療がなぜ重要なのか、さらに詳しくお話を聞かせてください。
  • はい、よろしくお願いします。
  • お願いします。改めて、なぜ1本ずつではなく、一口腔単位で治療することが重要なのでしょうか。
  • 口の中というのは、すべての歯が密接に関係し合っています。1本の歯が悪くなると、その歯だけではなく、噛み合わせの問題や、歯周病、それから顎の関節まで悪影響が広がってしまうことがあります。ですから、部分的に問題があるところだけを直しても、根本的な問題が解決されていなければ、トラブルが繰り返されるということがあります。
  • はい。
  • 虫歯ができると、その歯だけを削って詰める治療を繰り返してしまいがちなんですが、虫歯になる背景というのを考えていかないといけないんですね。例えば、単に歯ブラシがうまくいっていないという場合には、まずは歯磨き指導から始めないといけません。歯は磨いているけれども、歯並びが悪く噛み合わせに問題がある、そのような場所が虫歯になってしまうということも多いです。そうった場合には、どこに問題があるのかを見つけていかないと、直したあとに同じところが虫歯になってしまうということになってしまいます。
  • そうか。だから一部分だけを見てはいけないんですね。
  • そうなんです。例えば噛み合わせの問題で言うと、「他の歯医者で歯周病ですと言われました、歯はグラグラしています」というような状態で見させていただくこともあるんですが、実は噛み合わせが問題になっていて、噛み合わせを少し調整をするだけで痛みが取れるということもあったりします。ですから、全体的な噛み合わせもきちんと見る必要があります。また、歯周病というのは様々な原因があり、歯が磨けていなくて骨まで感染をしてしまうという場合もありますし、力学的に歯に負担がかかりすぎてしまい、周りの骨を溶かしてしまうということもありあす。まずは何が原因なのかということを突き止めるということが大事ですね。
  • そういった場合、一口腔単位で治療を行うと、この問題をどう解決できるかというのが見えてくるわけですね。
  • そうですね。まずは口の中を検査して、それに対して詳しく診断をして、なぜトラブルが起きているのかという原因を調べます。その原因が噛み合わせなのか、歯並びの乱れなのか、歯磨きの仕方なのか、そもそも生活習慣が良くないのか、そういった点をを明確にして、直していくために虫歯の治療、歯周病の治療、矯正治療や、インプラント、審美治療、それらの治療を組み合わせて口の中の環境をトータルで整えていくということです。
  • トータルで整えるという言葉だけでも、あ、良くなっていくんだなと思うのですが、この一口腔単位で治療すると、具体的にどんな良いことがありますか。
  • まずは、理想的な噛み合わせを目指していくことで、噛み合わせが安定して歯に負担が少ない噛み合わせを作り上げることができます。これによって、虫歯や歯周病のリスクが大幅に下がり、歯の寿命を延ばすことができます。それから、しっかり噛めることで消化が良くなり、栄養の吸収が上がり全身の健康にもつながっていきます。見た目という点では、口元が整うことで心理的な自信につながり、健康面でも精神面でもメリットが大きいかと思います。
  • たくさん良いところを聞かせていただきました。特に先生のクリニックでは、自費診療による一口腔単位治療に力を入れているそうですが、それはどうしてですか。
  • 保険診療は、一つ一つの治療に制限があり、治療ができるできないだけでなく、治療の順番も決められています。先に虫歯の治療を進めたいけれども、虫歯の治療は歯周病の治療の後でないとできない、といったように様々な制限があります。治療の精度や選べる材料にももちろん限界がありますので、そういう意味では保険診療ではなくて自費診療という選択になります。自費診療では、患者さん一人一人に合わせた最適な治療を自由に選べるということが大きなメリットかと思います。最新の診断技術や精密な治療というのは、やはり保険だと難しいところもありますので、自費診療なら一口腔単位の患者さんの口の中の健康を徹底的にサポートできるというのが大きな理由です。
  • 自費診療にすることで、時間面でも違いがあるんですか。
  • そうですね。保険診療に明確な時間制限があるというわけではないのですが、歯医者ももちろんボランティアではないので、一人当たりに限られる時間というのはどうしても決められてしまうんです。自由診療にすることで1回の治療時間を非常に長く確保することができるようになります。そうすることで、1回通院するときに様々な場所を治療することができたり、きりよく治療を進めることができたりします。例えば根の治療についてですが、根の治療の再治療は大変です。古いお薬を取って、新しいお薬を詰め直すのですが、まず最初に、綺麗にお薬を取るということがとても大変ですし、中の感染しているところを取り除くことも非常に細かくて複雑な治療になります。例えば歯の根から膿が出ているような状態で根の治療を始めた場合に、お薬を交換するだけでは直らず、実は古いお薬が残ったままだったり、感染が残ったままとかいうことが少なからず起こります。その場合はいくら保険治療で治療を続けても直らず、その歯だけに1ヶ月、2ヶ月かかるようなことになることもあります。ただ、自費診療でしっかり時間を取って、マイクロスコープなどを使いながら丁寧に治療をすると、2回の治療で終わることもあります。
  • 朗報ですね。
  • はい。今まで10回も20回も通っていた治療が2回で済むというのは非常に大きなメリットかと思います。10回も20回もかかったにもかかわらず、数年後にまたそこが悪くなることも少なくありません。そういった意味でも一回の治療の時間が多く割けるというのは非常に大きなメリットがあります。
  • そしてさらには、経験豊富な技工士さんがいらっしゃるというのも大きな強みでいらっしゃいますよね。
  • そうですね。顎全体の治療に慣れているような技工士んでないと、良い被せものが作れないということもありますので、技工士さんを選べるというのも非常に大きなメリットかと思います。
  • それではリスナーの方へのメッセージ、お願いできますでしょうか。
  • 繰り返す歯のトラブルや、原因不明な口の中の不調、そのようなことがある場合には、ぜひこの機会に一度、口の中を検査して、一口腔単位の治療というアプローチを行っていただければと思います。私たちは、患者さんの口の中全体をトータルでサポートするための準備を整えておりますので、いつでもご相談いただければと思います。
  • 先生、今週もありがとうございました。
  • ありがとうございました。
  • DR. ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。