DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2025.04.16日放送
-
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー。お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いいたします。 -
よろしくお願いします。 -
さあ先生、先週は「一口腔単位」の治療がなぜ重要かについてお話しいただきましたが、今日はさらに具体的に、一口腔単位の治療を実際に行うとどのような治療内容になるのか詳しく伺いたいと思います。よろしくお願いします。 -
お願いします。 -
さて、一口腔単位の治療を計画すると、インプラントが必要になるケースもあるとお聞きしましたが、それはどういったことなのでしょうか。 -
例えば、歯を1本失った場合、インプラントのほかには「ブリッジ」という選択肢があるのですが、これは両隣の健康な歯を削る必要があり、その時に削った歯に負担をかけてしまうことがあります。そうすると、その両隣の歯まで将来的に悪くなる可能性が高まる可能性があります。口全体の健康を考えた時に残った歯を守るためには、周囲に負担をかけないインプラントがベストな治療の選択肢になることがあります。 -
矯正治療も一口腔単位の視点から必要になることがあるんですね。 -
そうですね。歯並びが悪いままだと磨き残しが多くなり、歯周病や虫歯のリスクが上がってしまいます。また、被せ物などの補綴(ほてつ)治療を行う際にも、歯並びが悪いと力の加わり方が不安定になってしまいます。つまり、矯正は見た目だけの改善ではなく、治療の土台を整えるための大切なステップでもあります。 -
私たちは歯並びを考えがちなんですけれども、先生はよく噛み合わせの大切さを教えてくださいますよね。被せ物の治療にも、一口腔単位で考える意味があるんですね。 -
そうなんです。被せ物は単に歯を覆うだけではなく、噛み合わせを整えるという意味でも大切です。噛み合わせが少しでもずれてしまうと、咀嚼が不安定になったり、顎や筋肉に負担がかかってしまったりして、それが続くと肩こりや頭痛、顎関節症に繋がることもあります。 -
肩こりがひどい方などは、もしかしたら自分の口の中が原因だとご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんね。 -
そうですね。肩こりなどは噛み合わせもそうですし、日常的な癖が原因になっているということもありますので、そこに気づくだけでも改善されるようになるかもしれません。 -
その噛み合わせが整うと、見た目にも影響がありますか。 -
ありますね。左右のバランスの取れた噛み合わせは、笑う時に自然な笑顔を作ったり、表情全体の印象を良くしたりします。見た目と機能、その両方を兼ね備えた被せ物治療というのが、長期的な安定と満足感に繋がると思います。 -
先生はいつも技工士さんのお話をされる時に、すごく尊敬していらっしゃるんだろうな、優秀な技工士さんと一緒にタッグを組んでやっていらっしゃるんだろうなというお話が伝わってくるんですけれども、どうされていますか。 -
当院の被せ物を作ってくださる技工士さんは、本当に勉強熱心な方で、毎週のように京都まで出向いて勉強会に参加され、研鑽を積まれ、噛み合わせの調整をよく理解されています。1本だけの歯であればただ歯を作るだけで良いのですが、噛み合わせも含めて顎全体を治療しないといけないとなると、かなり高度な技術が必要になってきます。どこで噛ませるかといったことも知っていないといけないですし、被せ物自体も、例えば歯ぎしりをした時に引っかかってしまうというようなことがないように作らないといけません。 -
もちろん見た目という意味でも、前歯の形や色の出し方など、非常に複雑な職人の技が必要になってきます。自費診療の場合は、組む技工士さんというのは非常に大切ですね。 -
その審美的な要素というのも、一口腔単位の治療では重視されるんですか。 -
そうですね。皆さんは歯の治療と言うと見た目が気になる方が多いと思いますが、審美治療というのは単に白くて綺麗というだけではなく、歯の形、大きさ、バランス、色合い、そして顔と歯の調和など、必要な要素がたくさんあるんです。単に白ければ良いというわけではなく、バランスが綺麗に整うことが大切です。歯と歯茎の境目も綺麗に繋がっていないと、そこに汚れが溜まってしまいます。そうした細かいところまでこだわることで、審美面、虫歯になりにくい機能面、噛み合わせといったものが整うということです。 -
実際に一口腔単位の治療を受けた方は、どういった反応をされていますか。 -
元々食事ができないという方が、しっかり歯が入って噛み合わせも整うことで、食事ができるようになったという声をいただきます。今まで肩こりや頭痛がひどかった方も、噛み合わせを少し調整してあげることで肩こりが減ったり、どこかしらに痛みがあった方も治療をして痛みが全くなくなったり。皆さん「生活の質が上がった」という声を多くいただいています。 -
本当に、歯の治療に留まらずに、人生がパッと明るくなるようなことに繋がるんですね。 -
やはり何かしらトラブルを抱えて憂鬱に生活していると、どうしてもポジティブになれないこともでてきますので、お口の中のトラブルを改善することで、皆さんの笑顔が多くなっているように思います。 -
それでは先生、リスナーの方へメッセージをお願いできますか。 -
一口腔単位の治療は、1本のその歯だけを治すだけではなく、お口全体の健康を守って再治療を防ぐための治療です。インプラント、矯正、補綴、審美、それぞれ必要に応じて組み合わせることで、長く快適に過ごせる口腔環境を整えることができます。何度も治療を繰り返している方には、特に特におすすめしたいアプローチです。 -
次回は「新年度の目標設定としての一口腔単位治療」というテーマで、治療計画の立て方や進め方のポイントについて伺っていきます。先生、来週もよろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。
