DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2025.02.19日放送
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DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長です。よろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
さて先生、今日はどういったお話でしょうか。 -
最近よく言われている歯ぎしりや、食いしばり。こういったことに悩む方が増えているのですが、今日はこの歯ぎしり、食いしばりについてお話をさせていただこうと思います。 -
歯ぎしり、食いしばりはもちろん癖の一つではあるかと思うのですが、してしまった後の相談に歯医者さんに行くのではなくて、「今こういう状況なのですが」という相談に来られる方はいらっしゃるのですか。 -
そうですね。歯ぎしり、食いしばりは基本的には無意識の方が多いですね。例えば初診でうちのクリニックを訪れて口の中を見させていただき、「歯ぎしり、食いしばりをされていますよ」とお伝えしたときに、自覚のないという方は割と多いです。 -
自分で気がついていない方もいらっしゃるのですか。 -
かなりいらっしゃると思います。ただ、多くいらっしゃるのが、例えば肩がこる、首が痛い、頭痛がするという方。そういった方は、比較的歯ぎしり、食いしばりをしている可能性が高いですね。 -
そうか。先生に見ていただいた時に、先生は歯の表面やその形などから分かるわけですね。 -
そうですね。歯ぎしりをされている方は歯自体がすり減ってしまっている。食いしばっている方というのは、ほっぺたに跡がついたり、舌に跡がついたりする方もいらっしゃって、そういったことで判断することが多いです。 -
どういった影響があるのでしょうか。 -
歯に非常に負担がかかる、顎に負担がかかるというのが、直接的な影響です。例えば、ずっと噛み続けると歯には100kg以上の力がかかると言われていますので、それで噛み続けられると歯はやはりそんなに持たないのですね。それで歯が割れてしまうということがあります。 -
直接的には歯ぎしりを強い力でし続けると、顎にもかなり負担がかかってしまって、顎関節症を起こしてしまうということもあります。それから、やはり食いしばり続けるというのは、かなり筋肉を使います。 -
例えば噛む筋肉をずっと使い続ける。噛む筋肉はほっぺたのところだけではなく、ちょうどこめかみあたりを含めた広い「側頭筋」という筋肉も使いますので、そうすると例えば偏頭痛がするといった原因にもなります。噛む筋肉を使おうと思うと、肩まで筋肉が繋がっていますので、肩がこるというようなこともあります。 -
きっと食事をする時の噛む力とは比にならないくらいのもの、負担がかかっているのだと思いますが、これは原因はストレスなどが多いのでしょうか。 -
そうですね。やはり非常にストレスと関係が深いと言われています。例えば日中のストレスで、寝ている間の無意識な緊張から、歯ぎしり、食いしばりに繋がることが多いです。 -
歯ぎしり、食いしばりと言うと寝ている間と思われがちなのですが、日中にもずっと噛み締め続けてしまっている、このラジオでも何回か取り上げた「TCH(Tooth Contacting Habit)」という癖ですね。そういうものがあると、常に歯に負担がかかってしまって、先ほどお話ししたような影響が出てしまうという方が多くいらっしゃいますので、歯と歯はなるべく離した状態というのが大切ですね。 -
唇は閉じていても、口の中ではちょっと歯がぽーっと開いているような感じですね。 -
おっしゃる通りです。ちょうど上顎の歯の、前歯の裏あたりに舌がくるような感じですね。軽く当てているような状態にして、歯と歯は大体1mmほど開いているというのが理想かと思います。 -
先ほども「無意識」というお話がありましたが、自分でチェックするためにはどういったことをすればよいでしょうか。 -
例えば、寝ている時の歯ぎしり、食いしばりに関しては、朝起きた時の顎のだるさ、これが一つのチェックポイントになるかと思います。それから、ほっぺたの内側や舌に歯型がついている、これは非常に大きなセルフチェックの項目の一つかと思います。歯がしみるというか、歯に違和感があるという場合は、歯ぎしりをしている可能性もありますね。 -
予防や治療についても教えていただきたいのですが。 -
基本的には、予防に関してはストレスを適切に管理してリラックスしてあげるということは、非常に良い予防策かと思います。それから、寝る前に軽いストレッチを行ってあげると、寝ている時の歯ぎしり、食いしばりは軽減できるかと思います。 -
日中、起きている間は意識下でのことですから、例えば付箋に「歯と歯を離す」と書いて、よく目に付く場所、テレビの横とかパソコンの画面の横とかに貼っておくと、それを目にした時に歯と歯が当たっていないかどうかのチェックができる。これでご自身の行動を変えていくことができますので、まずは「気づく」ということが日中の食いしばりにはとても大切かと思います。 -
無意識ですから、意識するようにすると自分でも予防対策ができるということですね。 -
そうですね。さらに、寝ている間は無意識ですので、その間に歯自体を守るために、例えばナイトガードといったマウスピースのようなものを作って、睡眠中の歯への負担を軽減してあげるというのはとても大切ですね。歯を守るためには。 -
本当に寝ている間は自分ではどうすることもできない。無呼吸の方などはCPAP(シーパップ)などをお使いになっている方も多いぐらいですから、何か寝ている間でも負担のかからないようにしてあげることも自分の体にとっては大切なのかもしれませんね。 -
そうですね。やはり睡眠の質はとても大切です。毎日何時間ものことになりますので、その間に呼吸が止まる、もしくは歯ぎしりをずっとし続けるということは、これが積み重なるとそれだけ歯が悲鳴を上げますので、なるべく早く歯医者さんで見ていただくとよいかなと思います。 -
それではリスナーの方へのアドバイスをお願いします。 -
歯ぎしりや食いしばりはご自身では気づきにくいことですが、これを放置してしまうと歯が割れてしまうようなことがあり、歯自体の寿命を縮めることにもなります。少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談いただければと思います。 -
先生、次回はどういったお話でしょうか。 -
次回は、矯正治療のタイミングとそのメリットについてお話をさせていただければと思います。 -
お願いします。今日もありがとうございました。 -
ありがとうございました。 -
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。
