RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2026.04.22日放送

  • この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。
  • よろしくお願いします。
  • 今月は「新生活とお口の健康」についてお話を伺っていますが、今日は未来のお話ですね。
  • そうですね。歯科は、10年後に圧倒的な差が出る分野になります。例えば50代の患者さんでも、しっかり自分の歯で噛めている方、奥歯を失っている方、入れ歯で苦労されている方、この三者ではかなり差がつきます。この差は70代、80代になると、さらに広がっていくことが多いですね。
  • 確かに。
  • 実際によくあるのが、奥歯を1本失ったまま放置してしまうというケースです。反対側で噛めるから大丈夫などと思っていらっしゃる方は要注意で、1本失ったまま放置していると、噛むバランスが崩れてしまいます。また、噛みやすいから反対側ばかりを使ってしまうことにより顎に負担がかかり顎の関節が痛くなることもありますし、他の歯に力が集中してしまいます。その結果、連鎖的に歯が悪くなっていく。気づいた時には崩壊してしまっているということになりがちですね。
  • 数年後にはどうなっているのですか。
  • 例えば、他の歯に力が集中してしまうことで歯が割れてしまったり、詰め物が何度も外れてしまったり、噛めない場所が増えていくという状態になって初めて来院される方が多いのですが、その時には全体的な噛み合わせが崩れてしまっていますので、一口腔単位で全部の歯を治療しなければならないというような状況になっていることが多いです。最初に1本失ってしまった状態で治療を行えばだいぶ楽だったのに、ということは多いものです。
  • 逆に、しっかり治療した方はどうなるのでしょうか。
  • そのタイミングで全体をしっかり見て、噛み合わせを整えたり、必要な治療を計画的に行ったりした方は、10年後も安定しているということが多いですね。
  • やはり「噛める」ということが大切なのですね。
  • そうですね。噛めるということは人生の質にも直結しますので、歯が残っているということは、食事であったり、会話、見た目、健康寿命、全てに関わってきます。特に食事については毎日することですし、好きなものを自由に食べられるかどうかで、生活の満足度、生活の質(QOL)は大きく変わってくるかと思います。
  • 何年後か、例えば10年ほどたった後に「あの時やっておけばよかったな」というような言葉も、先生は耳にすることがあるのではないでしょうか。
  • 非常に多いです。40代の時にしっかり直しておけばよかった、などはよく聞きます。歯科治療というのは、今の痛みを取るだけではなく、未来を考えていく場合にもとても大事な治療になっていくかと思います。どのタイミングで、どのレベルの治療をするのか。これで10年後、さらには10年以降が大きく変わっていくかと思います。
  • 今日、先生のお話を少しドキドキしながら聞いていたのですが、親知らずは奥歯ではないのですか。
  • きちんと噛み合っていれば、奥歯として機能するかと思います。
  • 今まで特に意識せずに生活していたのですが、片方はおそらく親知らずを抜いたんですよ。でも、もう片方は親知らずがまだ残っていると思います。だから左右で違うといえば違います。
  • しっかり噛み合っていれば問題はないのですが、例えば横向きに生えて埋まっているなどの場合でしたら、奥歯としてカウントはできません。歯が残っているというのは、やはりしっかり噛めている状態のことを言います。例えば親知らずが横に生えていて噛み合っていなければ、もちろんそれは奥歯とは言い難い、という感じですね。それから、奥歯同士でしっかり噛めているのだけれど、しっかりお掃除ができない、お口の中があまり大きくなくて、親知らずはあって噛んでいるけれど、汚れがすごく溜まって何度もむし歯になる。そのような場合は、私は抜くことをご提案します。やはりご自身のお口の中が清潔に保てる状態であったほうが良いですから、そのような場合には親知らずが噛めていたとしても、抜くことを提案します。
  • 磨くのが難しい場所ではありますよね。
  • 特に現代人は顎が小さくなってきていますから、親知らずが入るスペースがそもそもない、ということが多いですから。「生えていて噛めているからもったいない」と言って残していると、他の歯にも悪影響が出てしまう可能性も考えられますので、それはケースバイケースでご提案します。しっかり磨けていて、しっかり噛んでいて、機能的にも問題ないということであれば、親知らずは残しても良いと思います。
  • 痛みもないし、しっかり使えているけれど、こちらは無いのだなと思ったり、左右で使い方が違うけれど大丈夫かなと少し疑問に思ったり。そうした疑問も先生にお伺いすると、今のように答えてくださるので良いかと思います。4月ももう下旬ですが、まだまだ新しいスタート、そろそろ皆様、生活に慣れたでしょうか。
  • そろそろ、歯医者も決まってきているのではないかなと思うのですが。
  • もう歯が痛くなってしまった、という方もいらっしゃるかもしれませんね。松山にお住まいの方は、松山中平歯科クリニック。場所もとっても交通の便が良いところにありますし、保険診療も、そして自費診療も選択できるということで、新しい患者さんが増える時期でもありますね。
  • そうですね、転勤でいらっしゃる方も多いですから。
  • 新しいスタートの時期です。どのようなことにお悩みの方にお越しいただきたいですか。
  • 当院の場合は、一口腔単位の治療というものを得意としていますので、何度も同じ歯を治療している、あるいは噛みにくい、違和感がある、またはこの機会に全体に問題がないかどうかチェックしたい、そのようなことがあれば、ぜひご来院いただければと思います。
  • 特にこの「何度も同じ歯を治療している」「なかなか治療が終わらない」、そのような方は先生にご相談するチャンスかと思います。
  • 当院で定期的に掃除している方は、大体4ヶ月に1回ほどで来院されるのですが、毎回しっかりむし歯のチェックなどもしていますので、あまり再治療になるということは無いですね。
  • あら、寂しいわ(笑)
  • 理想なのですが、なかなか(笑)
  • メンテナンス以外で会わないに越したことはないですね。
  • その通りです。
  • それでは先生、最後にメッセージをお願いします。
  • 歯は、失ってからでは戻せないことも多いものです。インプラントなどで直すことはできるかもしれませんが、ご自身の歯は失ったら二度と生えてきません。だからこそ、今どうするかということがとても大切です。歯周病などが進行してしまうと、その歯を残すということが非常に難しくなってしまいますから、最初に違和感が出た時や、出る前でも、定期的に掃除をして現状をずっと維持できる、10年後も自分の歯でしっかり噛めるように、今の選択を大切にしていただければと思います。
  • 次回は今月のまとめとして「新年度にやるべきケア」について伺っていきます。中平先生、今週もありがとうございました。
  • ありがとうございました。
  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。