DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2026.04.01日放送
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よろしくお願いします。 -
さて、先生。4月に入りました。 -
あっという間ですね。 -
新年度スタートということで、環境が変わる方も多いですよね。 -
そうですね。やはり進学や就職、そして転勤などで生活のリズムが大きく変わる時期かと思います。実際にこの時期は、お口のトラブルが増えやすいタイミングでもあります。 -
えっ、春はお口にとって良くない時期なのですか。 -
そうですね、意外かもしれませんが、やはりリスクは高い時期になります。理由はいくつかありまして、一つは生活のリズムが乱れがちになる時期です。それによって食事の時間がバラバラになってしまったり、外食や間食が増えてしまったり。この時期は歓迎会などに参加される機会も多く、そういったことで外食に出て、そのままたくさん飲んで、寝る前の歯磨きがおろそかになる。このような変化が一気に起こる時期かと思います。 -
言われてみれば、心当たりが多くありますね。 -
そうですね。特に多いのが、忙しくて適切に歯を磨けていないというケースがやはり多いかと思います。先ほど言いましたように、夜帰ってきて疲れてそのまま寝てしまったり、朝は朝で、やはり慣れない時間に起きてバタバタして歯磨きが雑になったり。そういったことが続くと一気に虫歯や歯周病のリスクが高くなってきます。 -
でも、すぐに虫歯になってすぐに痛くなるというわけではありませんよね。 -
はい。やはり虫歯や歯周病は、気づかないうちに進行してしまう病気なので、新生活に慣れてきた頃に少ししみるようになってきたなとか、歯茎が少し腫れてきたかなと気づいた時には、進んでしまっていることも少なくありません。 -
あと、もう一つ。やはりこの時期に多いのがストレスですね。環境ががらっと変わってしまうことでストレスがかかり自己免疫が落ちてしまうことや、無意識に力が入り、食いしばりや歯ぎしりが増えてしまうことも多くなってきます。自己免疫が落ちると体の抵抗力が落ちてしまい、歯周病になりやすくなってしまいます。そして、食いしばりや歯ぎしりが増えることで歯がすり減ってしまったり、詰め物が外れてしまったり、歯が割れるといったトラブルも起こりやすくなります。 -
その食いしばりや歯ぎしりというのは本当に無意識でしょうし、なかなか手を打つ手段が遅れてしまうといいますか。 -
そうですね。やはり自分では気づきにくいですよね、歯ぎしりなども。ですから、予防には寝ている間のナイトガードなどを作っていただけると、歯にとって優しくなるかと思います。 -
ご家族の声というのも少し耳を傾けたほうが良いですね。 -
そうですね。「歯ぎしりしているよ」とか「音がすごいよ」と言われる方は、よほどひどいです。ギリギリという音が出れば良いのですが、ぐっと食いしばってしまっている。そういう方は音はしませんが、歯には非常にダメージがきているという方もいらっしゃいます。 -
マッサージに行って「すごく肩が凝っていますね。歯を食いしばっているのではないですか」と一言言われると、「あ、そうなのかな」とふと思うきっかけになったりしますよね。 -
そうなのです。寝ている時だけでなく、例えばデスクワークをしている時などに、歯と歯が当たっていないかチェックをしていただいて。これも話すと長くなりますが、TCH(歯列接触癖)という、歯と歯はなるべく当たらないような状態に保っていただくことが理想ですから、そういったところも気づいていただけるとご自身の生活の改善になるかと思います。 -
そう考えますと、やはり4月というのは非常に大事な時期なのですね。 -
そうなのです。この時期にしっかりケアできるかどうかで、1年の状態も大きく変わっていくのではないでしょうか。 -
具体的には何をすれば良いでしょうか。 -
まずはシンプルに、しっかり歯磨きの時間を確保することです。そして、できればフロスや歯間ブラシなどもきちんと使うこと、違和感があれば早めに受診すること、この三つですね。特にフロスは重要で、歯ブラシだけでは汚れの約6割程度しか落とせないと言われていますので、フロスで歯と歯の間の汚れを落としていただく。私が見ている限り、多くの方は虫歯になるのは歯と歯の間です。ですから、しっかりフロスをしていただくことで、新しく虫歯になることがない状態を作ることができるかと思います。 -
最近ではフロスや歯間ブラシというものについても随分浸透してきたかと思いますし、その形状、奥歯用や4本、6本など、形も変わってきましたよね。 -
そうですね。フロスは、歯科医院では糸状のもの、指に巻き付けて使うタイプをよく使いますが、やはり奥歯はどうしても入れづらい方がいらっしゃるので、そういう方は弓型になっているものを使って、歯にこすりつけながら歯の汚れを取っていただけるとより綺麗に汚れが落ちるかと思います。 -
私もフロス歴が長くなりましたが、最近では本当に歯磨きよりフロスをしないと気持ちが悪いといいますか。あ、それはもしかしたら加齢で歯の隙間が広がってきたからかもしれませんが(笑)。でもやはりフロスは大事だなと思って日々歯磨きをしています。 -
先にフロスを通していただいて、それから歯磨き粉をつけて歯ブラシで磨いていただけると、より歯にとっては良いかと思います。 -
新年度はリセットのチャンスとも言えるのでしょうか。 -
そうですね、新年度は生活習慣を見直す非常に良いタイミングかと思いますので、歯のケアも同様に「今年はちゃんとやろう」と思った時がベストですね。 -
それまでの生活とがらりとリズムが変わってくるから、なるべく早くそのリズムを作っていくことが大切なのですね。 -
それは間違いありません。リズムを作ってあげること自体が、体にとってのストレスなどを減らすことにつながるかと思います。 -
そういう意味でも、4月は乱れがちではあるかと思いますが、どうぞ早く新しい環境にも慣れて、健やかに生活を送られると良いかと思います。それでは先生、最後にメッセージをお願いできますか。 -
春は環境が変わる分、お口のトラブルも増えやすい時期になります。ただ、逆に言うと、ここでしっかり整えればその後が非常に楽になるかと思います。ぜひ新年度のスタートと一緒に、お口の健康も見直していただければと思います。 -
次回は「とりあえず治療」がなぜ危険なのか、詳しく伺ってまいります。先生、今週もありがとうございました。 -
ありがとうございました。 -
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。

この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。お話は松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長です。よろしくお願いします。