DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2026.02.18日放送
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よろしくお願いします。 -
先週は「インプラントは誰にでもできる治療ではない」というお話でした。そして今週は「インプラント治療の流れと期間は?手術は痛い? 怖い?」というテーマです。 -
これは本当に多い質問です。説明をしていると必ずといっていいほど「結局どれくらいかかるのですか?」「手術はやはり痛いですよね?」と聞かれます。 -
そうなんですね。 -
まずインプラント治療は大きく分けて4つのステップで進んでいきます。一つめのステップは検査、診査、診断を行い治療計画を立てることです。その後に患者さんへ説明をしてカウンセリングを行います。 -
2つ目がインプラントの手術になります。その後、3つ目にが骨とインプラントが結合する期間を待つ時間。そして4番目のステップが、被せ物を入れていく期間です。これで治療としては一通り終わり、メインテナンスに入っていくという流れになります。この流れを知っておくだけでも、不安は軽減されていくのではないかと思います。 -
いきなり手術というわけではないのですね。 -
そうですね。今日来院されて、今日手術ということは絶対にありません。一番時間と労力をかけるのが、この検査と計画の段階なのです。まずはCT撮影で骨の状態を確認し、全体的な噛み合わせや残っている歯の状態、歯周病の状態なども含めて治療の計画を立てていきます。 -
例えば、実際に1本歯がないという状態でいらして、CT撮影をしたとします。CTで確認を行うと、周囲の歯もあまり良くないという場合もあります。ここにインプラントを1本だけ入れたとしても、将来的に他の歯に問題が出ることがあります。手前も奥もインプラントにする必要がでた場合には、費用も時間も必要になりますし、何より歯の全体的なバランスも悪くなってしまいます。 -
ですから、まずは口腔内全体を確認する「一口腔単位」の治療という考え方で、他に悪いところはないか、歯がないこの1本だけを直すだけで良いのか、といったお話をさせていただきます。 -
治療の計画を立てていただき、納得してから手術となりますが、やはり一番気になるのは、痛みはないのかということです。 -
手術というと、怖いイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、結論から言うと、多くの方が想像しているよりもずっと楽だと思います。ただ、手術の内容にもよるところもあります。先ほどお話ししたように、1本だけ歯がなくて、そこに1本だけインプラントを入れましょうという場合は、本当にあっという間に手術が終わります。手術の準備をする時間のほうがかかるくらいなのです。 -
はい。 -
しかし、人工的な骨を作らなければならない場合や、右も左も、上も下も行わなければならない場合は、手術の時間が非常に長くなります。1本だけなら30分程度ですが、骨を作りながら手術をするようになると3時間ほどかかる場合もあります。 -
一概に楽だというわけではありませんが、1本であれば非常に楽ですね。手術の時間が1時間を超えるケースに関しては、静脈内鎮静法といって、半分眠っているような状態で手術を受けていただくほうが、皆さんも安心かと思います。30分程度で終わる方は、局所麻酔だけで進めるのですが、「もう終わったのですか?」とおっしゃる方がほとんどですね。 -
術後はいかがですか? -
手術後も内容によって全く異なります。1本だけの場合は、腫れも痛みもほとんどないという方が多いです。顎全体や人工的な骨を入れる場合は、やはり腫れが出やすいです。顎全体で骨を足さなければならない方は、腫れの具合も大きくなることがありますが、2週間ほどで引いていくと思います。痛みに関しては、顎全体の治療をしたとしても、長く続く方は多くありません。術後に痛み止めもお渡ししますので、その日の夜に1錠飲んで、翌朝にはほぼ痛みはないという方が多いです。 -
全体の治療期間はどのくらいかかるのでしょうか。 -
これもケースによりますが、インプラントが1本だけの場合は、大体4ヶ月くらいが目安です。人工的な骨を入れる場合ですと、およそ1年くらいを目安にしています。インプラントと骨がしっかり結合するまでに期間が必要だからです。 -
また、骨が柔らかい方などは治療期間が長めになることもあります。骨とインプラントがしっかり結合するのを待ってから、最終的な被せ物を作っていきますので、この期間に無理をするとインプラントが取れてしまい、さらに治療期間が延びることになってしまいます。この期間をしっかり取ることで、より長持ちするインプラントになっていきます。 -
そして、いよいよ被せ物ですね。 -
人によっては、最終的な被せ物に行く前に仮の歯を入れて調整する場合もあります。それほど複雑でない方は、インプラントと骨が結合した型取りを行い、仮歯を入れることなく最終的な被せ物を作っていく場合もあります。色や形、噛み合わせなどを調整しながら、ご自身の歯のように使える状態に仕上げていきます。
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実際に経験された患者さんは、どのようにおっしゃっていましたか。 -
60代の方で1本だけインプラントを入れた方だったのですが、手術をする前は非常に怖くて緊張感があったそうです。しかし、終わってみれば一番拍子抜けして「あっという間に終わってしまった」とおっしゃっていましたね。怖さというのは、情報を知らないことから来る場合が多いですよね。手術も体験したことがないので「骨に穴を開ける」と言われると不安になりますが、終わってしまえば大したことなかった、ということは多いです。 -
松山中平歯科クリニックでは、不安への配慮というのも大切にされているのですね。 -
説明をしっかり行い、納得してから進むことを大事にしています。患者さんによっては、実際の手術の動画が見たいと言われる方もいらっしゃいます。逆にリアルすぎて怖いという場合もありますので、そういった場合はアニメーションや、私が図解したものを使用して説明を行い、怖いまま治療を受けることがないようにしています。 -
それでは、リスナーの皆さんへメッセージをお願いします。 -
インプラント治療は「大変そう」「怖そう」というイメージが先行しがちですが、実際には計画的に治療を進めていく、とても理にかなった治療だと思います。特に当院の場合は、Xガイドと呼ばれる3Dナビゲーションシステムなども導入していますので、インプラントの治療計画をコンピューター上で立てた通りに入れていくことができるようになっています。ですから、分からないまま悩み続けるよりも、一度きちんとお話を聞いてみるだけでも気持ちはずいぶん楽になるかと思います。 -
次回は「後悔しないためのインプラント治療」ということで、こちらも興味がありますが、医院選びと長持ちの秘訣についてお話しいただきます。来週もよろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。

この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。お話は、松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。