DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容
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当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2019.09.11日放送
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よろしくお願いします。
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今月は噛み合わせをテーマにお話をお伺いしております。
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噛み合わせが悪いのをほっとくと、もちろん虫歯とか歯周病の原因になったり、原因不明の腰痛とか肩こりなどにも繋がっていく可能性があるっていうのを先週お伺いしたんですけども、もっと直接的に影響って出てくるんですか?
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そうですね、よく言われるのはやっぱり『顎関節症』。
たぶん顎関節症という名前は聞いたことある方もいらっしゃるんじゃないかなと。 -
顎の関節?
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そうですね。
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顎関節症になるんですか?
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そうですね。
顎関節症というのは、口が開けづらくなったりとか、逆に閉じるときに痛みが出たりとかですね、そういった症状が出ることを顎関節症っていう風に言いますね。 -
あれって、急に例えば、口は開け過ぎたからそうなったとか突発的なものもあるけど、噛み合わせが悪いからっていうこともあるわけですか?
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継続的、蓄積されてっていうようなことはやっぱりありますね。
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なんで、そんなもの起こってしまうんでしょう?
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顎の関節って耳の前あたりにあるんですよ。
ここがよく使うんですね。喋るときもそうですし、お食事するときもそうですし、毎回毎回やっぱり動く場所ではあるんです、ここの関節っていうのはですね。 -
はい。
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膝の関節と違ってですね、かなり色んな方向に動いたりするので、そのときに軟骨、関節は間に軟骨が挟まってるんですけど、これが色んなところにすり減ったりとか擦れたりして痛みが出たりとか。
あとは関節と関節の間に挟まってる軟骨が、ずるっと滑って違う位置に行ってしまったりしてですね、これでロックされて開かなくなってしまったりとかっていうような色んな原因はありますね。 -
この顎関節症っていうのも、歳をとるとなりやすくなるとかあるんですか?
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それもありますね。
もう本当に膝の軟骨とかと全く同じような感じで、どうしてもそのお痛みが出やすいっていうのはありますね、お年を召すごとに。 -
痛みもありますが、代表的なその症状って何なんでしょう?
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関節が痛いっていうのと、あと関節じゃなくて筋肉が痛いっていうこともあるんです。顎が痛いって思っていてもですね、実は噛む筋肉が痛いっていう方もいらっしゃいます。
結構太い筋肉が口の周りに噛む筋肉として2つぐらいあるんですけども、ここが痛くって、例えば噛んだらうっと痛いとかですね、あと口を開ける筋肉っていうのもあるので、口開けるときにこの下の方が痛いとかですね、色んな筋肉が本当に口を動かすだけでもあるんですけども、そういった筋肉が痛くなってしまう。
あとは口が開けづらいとか、結構これ多いんじゃないかなと思うんですが、顎動かすと音がする。 -
あぁ、カクッとか。
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カクッと、パキッパキッとか。
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あったような気がしますね。
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そうですね。
そういった症状が顎関節症の代表的な症状っていえるんじゃないかなと思います。 -
自分がそれかかってるかどうかってチェックする方法ってあるんですか。
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一番最初は、やっぱり痛みがあるっていうのは基本的によくないことなので、痛みが出た場合は1回歯医者さんに行った方がいいかなとは思いますね。
あとは食べ物を噛んだときに痛いとか、食事をしてるときとかに顎がだるくなったりとかですね。ぐっと噛みしめると、関節が痛いとかですね。口を開け閉めするときにカクカクっと音がするとか、口が開けづらくなって大きく開くことができないとかですね。
顎の関節、先ほど言ったように色んな方向に動くんですけど、顎を左右に動かすことができないとか。 -
口が開けづらいとかってあると食べることが苦痛になるのって、なんかすごくつらいですよね。
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そうですね。
そういったところから、精神的なストレスに繋がったりとかですね、やっぱりそういうことはあり得ますね。 -
これどのように治療していくんですか?
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基本的にはやっぱりマウスピースでの調整っていうのが多いと思います。
もちろん原因によって色んな治療法があるんですけれども、顎関節症という分類があって、それぞれの分類に合った治療法を選択していくんですけれども、例えば噛む筋肉が痛い場合であったらマッサージとか、そういったことで治る方もいらっしゃいます。
本当に顎の関節が悪いとか、軟骨が滑ってしまって動いている場合はマウスピースを使ったりとかですね、そういう風に色んな治療法がありはするんですが、もうそこまでやっぱり顎関節症って顕著に効果が現れづらい部分はありますね。 -
これはやっぱり膝なんかと同じですね。
どうしても使い過ぎてしまっているものに対しては、症状を和らげるというような。 -
そうですね、そんな感じになるかと思います。
一番最初、何も症状なかったときと全く同じとまではやっぱりいかないことが多いですね。 -
もう早めに治療に入った方がいいですね。
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そうですね。
そういうこともあって、噛み合わせを早めに直しておくとかですね、そういう風なことに繋がっていくんじゃないかなと思います。 -
今月は噛み合わせについてお話をお伺いしております。
9月は噛み合わせがテーマですが、10月は皆さんからの歯に関する質問などをOKして、そして中平先生にお答えいただくというような月間にしていきたいと思っております。
お話は松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長でした。
どうもありがとうございました。 -
ありがとうございました。
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お話は松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長でした。
どうもありがとうございました。 -
ありがとうございました。
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このコーナーは松山中平歯科クリニックがお送りしました。
歯の健康について、松山中平歯科クリニックの中平健吾院長にお話をお伺いします。
よろしくお願いいたします。