DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2025.10.08日放送
-
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いいたします。 -
よろしくお願いいたします。 -
先生、今月は「資格」についてお話を伺う「資格月間」と伺っています。第1回は、どのようなお話でしょうか。 -
はい。実は私、歯科医師であると同時にアロマテラピー1級の資格を持っていまして、今日はそのお話を絡めていこうかなと思っております。 -
はい。 -
香りと歯科治療は、一見関係ないようですが、実は非常に相性が良いものです。 -
確かにその場所、建物の中に入った時の匂いや香りは、非常に印象に残るものだと思います。私の歯医者さんの印象は、あの消毒液でしょうか。病院のような、一種独特の少し緊張させるような匂いだったように思いますが。 -
そうですね。その独特な匂いは、根の治療をする時に使うお薬のにおいですね。そのお薬の強力な匂いが、歯医者さんの匂いとして皆様の記憶に定着しているのではないでしょうか。ただ、そのお薬自体は、最近では使われなくなってきています。ですから、その強烈な匂いはだいぶ薄くなってきてはいるのですが、やはり多くの方にとって、歯医者さんは怖い、緊張するというイメージに、その匂いが関わってきているわけなのです。 -
なるほど。 -
歯医者に入ってそのような匂いを感じただけでも緊張してしまうという方は、非常に多いかと思います。 -
なるほど。 -
やはり匂いと記憶は本当に近い存在でして、「この匂いだとこの場所」というように、連想してしまうものです。当院ではそのような歯医者の匂いをなるべく感じさせないように心掛けています。 -
匂いにもいろいろありますし、それぞれの効果もあるのではないかと思うのですが。 -
そうですね。皆様が生活していく中で感じている匂い、例えばミント系でしたら少し清涼感がある、爽やかな香りですよね。ラベンダーの香りはリラックス効果があり、実際に香りを感じることでリラックスできますので、寝る時などに使われることが多いですね。 -
そうですね。 -
オレンジ・スイートという香りは、もう少し前向きな、明るい気持ちになれるような香り、先ほど言ったような清涼感、清潔感、抗菌力のようなイメージとしてティーツリーという香りなどがあります。このような香りを混ぜながら、気持ちを落ち着けて治療が受けやすいような環境作りに役立てています。 -
最近では個人の方でも、お部屋ごとに香りを変えて楽しんでいらっしゃるという方も多いかと思います。リラックス効果ということは、脳とも関係しているのですか。 -
そうですね。嗅覚は、脳の感情や記憶に直結しているのです。実は、脳神経の中の一つに嗅細胞というものがあるのですが、鼻と脳が直接つながっているようなものなのです。ですから、匂いを嗅ぐとその記憶は脳に直結して届けられます。つまり感情や記憶と匂いは直結しているのです。ですから、香りは逆に安心のスイッチにもなるのですね。痛みは同じでも、怖さが下がるだけでやはり処置の受け止め方が変わってくることもあるかと思います。 -
ということは、歯医者さんが怖いなと思っていらっしゃる方でも、歯医者さんにお伺いする前に何か気持ちが落ち着くような香りをかぐと、随分変わってくるということでしょうか。 -
そうですね。やはり香りによって緊張感を少し和らげる効果はありますから、歯医者に行ってガチガチに緊張していることを和らげることはできるかと思います。通院前にできる簡単な方法としては、ティッシュにラベンダーの香りを一滴垂らして、近くに置きながら、鼻からゆっくり4秒間ほどかけて息を吸います。そして6秒かけて口からゆっくり吐く。これを5回繰り返すだけでも、呼吸が整って気持ちも落ち着いていくかと思います。 -
簡単ですね。 -
そうですね。香りもそうですし、先ほど言ったような呼吸、ゆっくり鼻から吸って口から吐く、いわゆる深呼吸も緊張を和らげる効果があるかと思います。緊張すると呼吸が浅くなってしまいますから、ゆっくり深呼吸をすることで呼吸が整って気持ちも落ち着いていくかと思います。 -
これは歯科ではどのように使われているのですか。 -
例えば、型取りや麻酔の前などはやはり緊張される方がいらっしゃるので、あまりにも緊張している方などはそのタイミングで使ったり、長い方では半日間の処置などがあったりするのですが、長い処置が終わって「少し一回休憩しましょう」というタイミングで香りを取り入れたりしながら、体と心の切り替えをスムーズにすることに役立っています。 -
ただ、香りですから好き嫌いもあるかと思いますが、使う時の注意点などはありますか。 -
そうですね。やはり香りが強すぎると、それはそれで気持ちが悪くなってしまう場合もあります。妊娠中の方や持病のある方などは、嗅がないほうがいい香りなどもありますので、事前に確認をしたほうがいいかと思います。それから小さなお子様やペットがいる環境などでは、吸いすぎることにも注意が必要ですから、まずは安全第一で使うことが大切かと思います。 -
私などは割と少し変わっていて、小さい頃から歯医者さん大好きでした。あの独特の空気がいいなと楽しんでいた部分はあるのですが、確かにその香りは無意識の中でリラックスさせてくれるという効果もあると思いますので、好きな香りだったら「あ、いい匂いだな」と思っているだけでもリラックスできますよね。 -
そうですね。あの香りが無いと物足りないという方もいらっしゃいますね。 -
私だけではなかったんですね、安心しました。では先生、松山中平歯科クリニックからのお知らせもお願いできますか。 -
当院では一口腔単位の包括治療、一本一本の歯ではなく、お口全体を一つの単位として治療することを大切にしています。同時に、そのような治療はどうしても長くなります。1年がかり、2年がかりというお話になってくるので、安心してリラックスして通えるような環境作りにも力を入れています。香りもその一つで、歯医者が苦手な方こそ、ご相談をいただければと思います。 -
それではリスナーさんへのメッセージをお願いします。 -
不安をゼロにするのは難しいのですが、上手にコントロールする工夫はできます。例えば香りもそうですし、呼吸、姿勢、その三つで心を整えて。ただ一番大事なのは、歯科医師との信頼関係、これがないとやはり不安はゼロにはなりませんから、信頼できる歯医者さんでぜひ秋の歯科検診に足を運んでいただければと思います。 -
資格について伺っている「資格月間」、次回は「歯科とお金」のお話。「予防は最大の投資」ということで、先生のFP、ファイナンシャルプランナー2級の資格を活かしたお話を伺います。こちらも楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします。 -
よろしくお願いします。 -
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。
