DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2025.01.15日放送
-
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお伺いするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
さあ、先生。今日はどういったお話でしょうか? -
はい。先週は、小さなトラブルを総合的に治療するというお話だったんですが、今日はですね、当院が力を入れている、一口腔単位での治療についてお話をできればと思います。 -
お願いいたします。 -
一口腔単位での治療というのはですね、お口全体を一つのユニット、一単位として捉え、機能と見た目、両方を改善して、長期的な健康を維持するための治療法ですね。例えば、その虫歯1本の治療をする時に、その歯だけではなくて、例えば噛み合わせであったりとか、隣り合う歯、さらには歯茎とか、顎の骨の状態、そういったところも考慮しながら、患者さん一人一人に対して、どういった治療が適切なのかというのを考えて治療をしていく。治療後も、お口全体の機能を維持しやすくなるような環境を作るというのが、とても大事です。
-
当然のことですけれど、先生、患者さんお一人お一人、口の中、同じ歯の本数があるとしても、かなり個人差ありますよね。 -
ありますね。やはり歯の形、歯の並び、で、虫歯の状態であったりとか、あとお口の中の清掃状態であったりとか、色々と考えることは多いですね。あと、年齢や体格、そういったところも含めて、色々と考えていかないといけないところがありますので、一口腔単位と言いながら、そのお口以外のところも含めて考えていかないといけないです。例えば、その噛む力が非常に強い方に対して、どういった材質が適切なのかということ、例えばその噛む力がとても強い人に対して、どれくらいの厚みの被せ物を被せていった方がいいのかとか、そういったところも考えていかないといけないですね。例えばその歯ぎしりをよくする人とかだと、その歯ぎしりをした時にですね、歯に負担がかからないような場所に歯を持っていくために、どういう風にしていけばいいのかとか、そういったところも考えていかないといけないポイントかなと思います。
-
もう普段の生活習慣が、かなり歯にも影響しているんですね。 -
そうですね。なので、そういったところも考慮しながら、色々と検査をしたり、それを使って診断を行ったり、という風にしていきますね。 -
かなり詳細な診断をしてくださると伺っておりますが。 -
そうですね。通常のレントゲン写真、顎全体のレントゲン写真、あとは、その歯その歯の小さなレントゲン写真であったり、あとはCTを使うなど、色んな方法で歯であったり、骨の状態を確認して、噛み合わせや歯周病の進行状況、そういったところも含めて、総合的に判断していく。なので、歯科の人間ドックのような、そんなイメージですかね。 -
なるほど。最初は患者さんも驚かれるんじゃないですか?「先生、そこまで。そんなに細かいんですか?」って。 -
そうですね。「こんなに撮るの?」「こんなに資料を撮るの?」ということはよく言われますね。ただ、そうやって一度悪いところを全部スクリーニングしてあげることで、治療後のお口の環境が非常に良くなる、その後ケアしやすくなるようなお口の中の環境作りというのが出来上がる、ということですね。 -
結果的には患者さんのために、「あの時撮っておいてもらって良かった」というようなお声もあるかと思うのですが、この包括的な治療のメリットというのは、どういったところですか? -
そうですね。この一口腔単位での治療というのは、大きく分けて二つのメリットがあります。で、一つはですね、トラブルを根本から解決することで、再発を防ぎやすいということですね。二つ目は、見た目も含めて患者さんがより快適に過ごせるということです。例えば、その1本だけといったようなこと、歯が抜けて、ここだけちょっと治療したいんだけど、ということになった時に、そこだけの治療よりも、その時に他のところも一緒に直した方が、見た目の問題がが改善しやすいということは結構あるんです。
ですので、一番最初治療計画を、立てる時は、その1本ももちろん大事のですが、今のタイミングでここに例えばインプラント入れるのではなくて、先に矯正をして、歯があるべきところに置いて、それから入れないと、インプラントは後から矯正はできないですから。そういったところで治療の制限を産んでしまうと良くないので、先に矯正をして後からインプラント。で、例えば被せ物はその間に色々と前歯の方も含めて綺麗に直しましょう、という風にですね、順序立てて治療を組んでいかないといかないと、やっぱり後々「あ、これ先にこれやっておけば良かった」みたいなことになってしまうと、取り返しがつかないので。
-
そうですよね。自分の歯って、考えてみると、70年、80年ずっと使い続けていくわけで、その間には色んな変化がありますよね。虫歯になったり、それこそ「年頃だから矯正してみようかな」とか、「ちょっと歯がなくなったからインプラント考えようかな」。今だけじゃなくて、やはり何十年後かのことも一緒に考えていくということは大切なんですね。 -
そうですね。で、その中で一番大事なのは、やはり歯があるべき場所にいる、というのはとても大事ですね。元々、綺麗に歯並びが揃っていれば、例えばその後1本歯が虫歯になりました、と言っても、その歯だけを直せば済むことが結構多くて。で、ただやはり歯並びが悪いと、そこから虫歯になっちゃって、というのが結構多いんです。なので、やはり一番最初に矯正を小さな頃にしておくというのはとっても大事ですね。 -
確かに歯が重なったところが、ちょっと黒くなって「あらあらあら虫歯になった」というような経験もなくはないですね。 -
はい。で、しかもその歯が重なっていると、治療もすごくしづらいんですね。まず器具が入らない、詰めた樹脂も形が悪いとかというのも結構あったりするので、やっぱり歯並びが綺麗だと治療もしやすいはしやすいですね。 -
今日も少し耳が痛い部分もありましたけれど、皆さんのために何か一つでもお役に立てればと思っておりますが、先生、リスナーさんへのメッセージをお願いできますか? -
はい。お口のトラブルはですね、1箇所だけではなくてですね、全体が影響を受けるケースというのが多いです。これを機にですね、一口腔単位での治療というものを考えていくことでですね、健康と快適さ、両立できますので、ぜひこのアプローチをしていただければと思います。 -
はい。先生、来週はどういったお話でしょうか? -
はい。次回は新年の治療スタートに向けた具体的な行動、というテーマでお話をさせていただければと思います。 -
はい。よろしくお願いします。今日もありがとうございました。 -
ありがとうございました。 -
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。 -
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフは、毎週水曜、午後5時20分。再放送は毎週月曜、朝6時45分から放送。聞き手は寺尾です。次回もどうぞお楽しみに。
