DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2024.11.13日放送
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DR. ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック中平賢吾院長です。よろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
さて先生、今月はこの寒くなっていく時期に気をつけていくことをお伺いしておりますけれども、今日はどういったお話でしょうか。 -
はい。先週は、冬に起こりやすいお口の中のトラブルについてお話しをしましたが、今日はその続きとして、冬に悪化しやすい歯周病についてお話をさせていただこうかと思います。 -
お願いします。 -
冬は寒くなって気温が下がってきますので、体温も下がり気味で、そうなってくると体の免疫力が低下してしまうのです。免疫力が下がるとやはり体の中の感染症に対する防御機能が弱まっていきます。そうすると、歯周病も感染症の一種ですから、歯周病が進行しやすいような環境になってしまうということです。さらに冬は乾燥によって唾液の量が減ってしまうということもありますので、お口の中の細菌が増えやすい環境になっています。 -
先週もお伺いしたんですけれど、唾液って大切なんですね。 -
そうなのです。唾液にはいろいろな働きがあり、もちろんこういうふうな病気を防ぐことや細菌の増殖を妨げるといった役割もあります。それから食べ物を食べやすくするように食べ物を塊にしてあげているのです。お口の中が乾燥してると、クッキーのような乾燥したものを食べ続けるということが難しくなりますよね。そこに唾液が加わることで、食塊といって食べ物の塊を作ってあげて飲み込めるようにしたりといったような、様々な働きがあるのです。 -
冬こそ、少しずつでも水分を摂っていったほうがいいんでしょうか。 -
そうですね。特にお食事のときなども水分を摂りながら召し上がっていただくと、お食事がしやすいかなと思います。また、日常的に少しずつ飲み物を飲んでいただくと、お口の中が乾燥しすぎず、お口の中が荒れたりといったことを防ぐことができるかと思います。 -
これまで唾液というものはあまり良いイメージがなかったのですが、この番組を聴いていると、やはり体の中に無駄なものってないんだなと、それぞれがそれぞれの役割を果たしているんだなということがよくわかります。 -
そうですね。唾液の作用については、ここ最近ではいろいろ研究されてきていて、非常に大切な役割があります。今回、季節柄お口の中が乾燥するというお話をさせていただいておりますけれども、この唾液の量というのは加齢によってもかなり減少していくものなのです。ですから、年齢を重ねていって唾液の量が少なくなったという方は、喋りづらいとか、ご飯が食べづらいとか、そういったことを訴えられる方もいらっしゃったりします。 -
なるほど。 -
例えば、唾液腺のマッサージなんていうのもありますので、なるべく唾液が出やすいような環境を自分でも作っていくことで、歯周病、虫歯、そしてその発音の障害など、そういったトラブルも防いでいくことができるかと思います。 -
ちなみに、どのあたりをマッサージすればいいのでしょうか。 -
お口の中には大きく3つの唾液腺があります。一番大きいものが耳下腺といって、耳の下と書きます。ほっぺたあたりを触ったりすると、なんとなく唾液がじわっと出てきそうな場所があるんです。ほっぺたの耳寄りぐらいのところから耳のちょっと前、顔面寄りですね。ぐっと噛むと硬くなるところがあると思うのですが、それが咬筋という筋肉ですね。それの少し上、少し前くらいかと思います。実際はお口の中に唾液腺が開口していますので、その場所をお口の中から触ってあげたり、舌で触ってあげても非常に効果的かと思います。それから、舌下腺と顎下腺という、この3つがお口の中の大きな唾液腺ですから、そういったところを刺激してあげるといいかと思います。顎の下のちょうど骨の少し内側、そのあたりも唾液腺に近いところですから、そういったところや、舌を動かしてあげることでも唾液がわりと出てくるかと思います。 -
私もなんだか潤ってきたぐらいの気がしますけれど、表情筋も、いつも同じ表情よりは動かしていたほうがいいと言いますし、舌もできればちょっと横に伸ばしてみたり、上に伸ばしてみたり、下へ伸ばしてみたり、いろいろな筋肉を使うことでまたそれが唾液腺を刺激することにもなりそうですね。 -
そうですね。普段から動かしてあげて、唾液腺も使ってあげるということがとても大事ですね。それから、ガムを噛んでいただくと唾液は非常に分泌しやすくなってくるかと思います。歯周病のお話をさせていただいているのですが、歯周病はお口の中だけの問題ではなく、進行すると全身に影響を与えるということが近年よく知られております。特に心臓病や糖尿病などと関係が非常に深く、歯周病が悪化するとこうした病気のリスクも高まると言われています。 -
ええ、そうなんですね。 -
歯周病を予防するためには、一番大事なのは毎日の歯ブラシです。歯と歯茎の境目あたりに汚れが溜まっていることが歯周病の原因になっていきますので、この歯と歯茎の境目、これをしっかり磨くということが大事です。あとは定期的な歯科検診を受けることで、歯周病になりかけていることを見つけたり、実際に歯周病になってしまっているのであれば早めに治療するということがとても大事になってきます。 -
自分では見つけられないところを見つけてくださいますからね。 -
そうですね。定期検診でしっかり見ていくことで、前はこうだったけど今はこうというふうに経過を追えますから。前はちょっと歯周病進行しがちだったけど、歯ブラシをしっかりしていただくことでこの歯周病は今それ以上は進行していませんというようなこともわかりますので、定期的に歯医者さんに行って問題がないかどうかを確認するというのはとても大事になってきます。 -
わかりました。先生、次回はどういったお話でしょうか。 -
次回は、冬の食生活が歯に与える影響についてお話をさせていただこうかと思います。 -
美味しいものを我慢しなくちゃいけない話になりませんように。 -
美味しいものは美味しく食べていただくというお話になるかと思います。 -
今日もありがとうございました。DR. ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。
