DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2024.09.25日放送
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DR. ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
先生、今週はどういったお話でしょうか。 -
今月は、一口腔単位の歯科治療ということで、お口の中を一つの単位として治療をしていく歯科治療の重要性についてお話をしています。先週、先々週と、その中でも虫歯であったり歯周病であったりというお話を、ちょっと深掘りしてお話をさせていただいたんですが、今週は噛み合わせについてお話をさせていただこうかなと思います。 -
はい、お願いします。 -
この噛み合わせの問題というのは、深刻な状態になることが多く、いわゆる顎関節症と言われる状態であったり、歯のすり減り、頭痛、肩こりなど、そういったことを引き起こすことがあります。 -
噛み合わせが悪いと、食べ物をうまく噛めなかったりということもありますが、それだけではなく、歯や顎の関節、筋肉などに負担がかかり、体全体のバランスが崩れてしまう原因にもなってくることがあるかと思います。そして、当たりが悪いと歯がすり減りやすくなり、歯自体がだめになってしまう、割れてしまうといったことにもつながってきます。 -
噛み合わせはもちろんその歯並びのことだと思うんですが、歯って基本、動くものなんですよね? 固定されているわけではないんですよね。私もなんとなく、「あれ、ちょっと前と歯の当たりが違うな。こっちの奥歯で噛んでみよう」と、なんとなく調整している時があるんですよ。 -
そうですね。実際、歯は本当に簡単に動きます。例えば、歯と歯の間に物が挟まってしまったという時は、何か違和感があるかと思います。その詰まっている物が取れた後でも、何か「しっくりこないな」ということもあるかと思います。それぐらい噛み合わせは簡単に崩れてしまうものではあるのですが、今寺尾さんがおっしゃったように、ご自身で調整をしてしまうんです。 -
心地よいところでなんとなく噛もうとすると、歯自体もそういった違和感がないところに収まろうとしていくのですね。そうすると、どんどん噛み合わせが変わっていってしまうということもあります。 -
ええ。噛み合わせが変わっていってしまうんですか。 -
はい。この噛み合わせというのはかなり複雑で、様々な要因が組み合わさっているのです。例えば、何度かこの番組でお話しした「TCH(Tooth Contacting Habit)」、日本語で言うと「歯列接触癖」ですね。ずっと歯が当たっている癖です。日中も噛み締めていないと落ち着かないというような状態になっている方は多いです。スマホを見ている時なども食いしばっている、何かに集中している時も食いしばっている。 -
ええ。以前お聞きして、私も気を付けないとなと。 -
そうすると、まさに今お話ししたような、歯がすり減ってしまう、頭痛、肩こりなどが起こりやすいお口の中の環境になってしまうのです。ですから、噛み合わせの治療というのは、歯の当たり具合の調整ということもそうなんですが、歯にかかる負担を調整し力を解放していくということもとても大事なのです。 -
はい。 -
実はこれ、10分で僕が語りきれないぐらいの容量ではあるのですが、そういったところもきちんと検査をして、問題を解決していくというのがクリニックとしての方針ということですね。噛み合わせは、すり減ればすり減るほど、どんどん力が強くなっていくんです。 -
えっ、そうなんですか。 -
ハサミと一緒で、ハサミってチョキチョキとやっていただくと、指先のほうに関してはそんなに力は加わらないですよね、開いている状態だと。ただ、これが閉じていくと、すごく力が加わるようになりますよね。これと一緒で、噛み合わせも高ければ高いほど力は加わらないのですが、これが低くなっていくと、かかる力がどんどん強くなっていくのです。 -
なるほど。 -
それは奥のほうこそより強くなり、噛み合わせが減って低くなってしまったら、どんどん力が強くなって奥の歯が割れます。こういった噛み合わせの高さの調整なども非常に大事になってきます。 -
私が言ったように、自分で調整しようとしていると、体に不調、たとえば肩こりが出たり、無理しちゃうんだろうなというのはなんとなくわかるんです。それを治療で直していっていただくということですよね。 -
そうですね。こういったことも、一回きれいに直せば、その後は軽微な調整をしていくことで、後々お痛みが出ないようなお口の中の環境に整えていくことができます。大体、皆さん歯についてトラブルを抱えて悩んでいらっしゃる方は40代、50代の方が多いです。そこから、その後の20年、30年というところに関しては、一回そこでリセットしてあげて、今までの癖を見直していただいたり、例えば夜寝ている間のマウスピースをつけていただくというようなことをしていただくと、歯に負担がかからないような生活になっていくかと思います。 -
ストレス世代ですね。 -
本当にその通りです。 -
本当にその歯の不調というか、食いしばったり歯ぎしりがあったりというのは、何か普段の生活とどこか関連しているところもあるんだろうなというのがわかりますね。 -
よく漫画とかで、怒る時に「キィー」って言うじゃないですか。怒ると食いしばるんです。ストレスが溜まると噛み締めてしまうので、日々ストレスから解放できるような生活を心がけていただければなと思います。 -
私も食いしばるまではいかないんですが、そのTCH。本来であれば普段少し歯が離れているほうがいいのですが、時々気がつくと当たっているんですよ。「あら、だめだ私。もうちょっと口ポカンと開けよう」と。口を開けるわけではなくて……。 -
歯と歯を離すということですね。 -
そう、歯と歯を離す。 -
意外と皆さん、上の歯と下の歯が当たっていることが多い。ただ、そこに「気づく」ということがまず大事です。ずっと噛み締めているわけではなく、そこで「あ、歯と歯が当たっていたんだ」というふうに気づくことで、それが悪いことなんだというふうに気づくと、少しずつ気づいた時にはやめる、という気持ちになれるので。いろんなところに付箋を貼って、「歯と歯を離すと書いた付箋」をいろんなところに貼っていただけると、噛み合わせの解放ができるかなと思います。 -
パソコンの目につくところに「歯」って書いて貼っておくと、「あ、今ちょっとまた食いしばり気味だったな」と思うと、少し歯の緊張を緩められる。そういうことがまた、ストレスとも体の不調とも引き離してくれる、ということですよね。 -
そうですね。なので、なるべくもう噛み締めない、歯に優しい人になってください。 -
歯に優しい人に。この秋のテーマは「歯に優しい人になる」。そして美味しいものを食べる。 -
本当にそうです。美味しいものを食べるためには、歯を長く使わないといけないですから。永久歯は、だいたい12歳の頃に生え揃い、そこからずっとお口の中で365日頑張っています。寝ている時もギリギリされながら、起きている時もギリギリされながら耐え忍んでいますので、そろそろ解放してあげていただけるといいかなと思います。 -
歯に優しくなります。先生、今週もありがとうございました。 -
ありがとうございました。 -
DR. ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。
