RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2020.09.09日放送

  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックがお送りします。歯の健康についてお送りするこのコーナー、お話は松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長です。よろしくお願いいたします。
  • よろしくお願いします。
  • 先週は虫歯とは何なのか、どうして虫歯ができるのかというお話でした。今日は治療法ですね。
  • 虫歯は一度歯に穴が開いてしまうと、これは自然に治るということはありません。虫歯になってしまうと必ず虫歯の治療をしておかないと、そこからどんどん虫歯は進んでいくのです。虫歯になったらなるべく早く治療するということを頭の片隅に置いていただいて。
  • もうそれは自分で治すことはできないのですね。踏みとどまることもできない。
  • そうですね。一度穴が開いてしまうとその開いた穴というのは塞ぐことができないのですね。ただ虫歯になる前段階、いわゆる虫歯予備軍のようなところがあるのですが、その状態であれば高濃度のフッ素を塗ったりなど、適切なケアをしてあげると踏みとどまることができるのですが、実際に虫歯の穴が開いてしまったらもうそれを埋める手立てはないということです。
  • 一刻も早く治療に行ってくださいということになりますね。
  • はい。やはり虫歯も進行の度合いによっては治療が大変になってしまうので、初期の段階で治療させていただいた方が簡単かと思います。歯の組織として、表面からエナメル質、その内側に象牙質、そして歯の神経である歯髄というふうに並んでいるのですが、虫歯は当然ながら表面、つまり外側からどんどん進んでいって、その進行の度合いによって虫歯の程度が分類されています。
  • はい。
  • その程度によってまた治療法も異なってくるのです。まずエナメル質に限局している虫歯の場合は、一般的にはその虫歯を少し削って、樹脂で埋めるという方法が取られます。エナメル質に限局している虫歯の場合は、場合によってはフッ素を塗ったり、しっかり歯磨きしてもらってそれ以上進まないようにしてくださいというふうにする場合もあります。
  • それってエナメル質だけの時というのは自覚症状はあるのですか。
  • 自覚症状はないです。全くないです。痛みもないですし、気づける人はなかなかいないと思います。
  • では大体虫歯で気が付いて「あっ」と思うのは、もうさらに進行しているからですね。
  • その次の段階で象牙質というところまで虫歯が進んだ場合は、少し歯がズキズキし始めてきます。冷たいものを飲んだらしみたり、甘いものを食べたら少し痛みがあったりという時はこの象牙質まで進んでいる可能性が非常に高いですね。ここまで虫歯が進んでしまった場合は削る量が増えるので、詰めたものが割れないようにインレーという少し大きめの詰め物で治療することがあります。
  • はい。
  • 場合によっては、虫歯のできた位置によってその樹脂を使ったり、インレーにしたりと、この段階からの治療は選択肢が増えてきます。保険治療ではインレーは金属を使うものが多いです。さらに虫歯が進んで神経まで到達してしまうと、何もしなくてもズキズキ痛むということが結構あります。ここまでくると手のつけようがないというか、痛いですと言って来院される方がいらっしゃるのですが、そういうふうにズキズキ痛い時は基本的に麻酔がほとんど効かないのですね。
  • そうなのですか。
  • 麻酔をして神経を取ろうとしてもすごく痛みが出たりということがあるので、麻酔をしても痛みが取れない場合は3日ほど我慢していただくと。
  • どういうことですか
  • 痛いままで。そうすると神経が死んでいくんです。
  • 虫歯にやられてしまえということですね。
  • そうです。一回根っこが感染して、ズキズキ痛い、何をしても痛みが取れない。そういう場合は神経が死ぬのを待つということで3日ほど痛みに耐えていただくということも多いです。そうなる前に早めに、少ししみるなと思ったら歯科医院に行った方がいいかと思います。
  • すごく痛いからすぐに治療して欲しいという事は多いですよね。
  • そうですね。
  • こういった方は応急手当をして、あらゆる手立てを使っても麻酔が効かない場合が多いと。
  • ズキズキ痛む場合は本当に麻酔が効かないのです。麻酔の作用機序というものもありますし、炎症が起こっている所というのは麻酔が効かないのです。麻酔の注射を何本打っても全然効かないという場合もあります。
  • なるほど。どうにかしようと他の先生の所に行っても皆同じということですね。これはもう仕方がないと。ここまで我慢してしまうと、その後3日我慢すると。
  • 痛みが少しずつ落ち着いてきます。
  • ということはもう普段痛い痛い、でも病院には絶対行きたくないと言って3日ぐらい我慢していたらふと治ってしまったような気分になってしまって、そのまま放置してしまう人もいるわけですか。
  • それが一番厄介で、治ったと思ってしまうのですね。治ることは絶対にないのです。そのまま放置してしまうと、もっともっと大変になって、最終的には歯を抜くということになってしまうので、あまりにも痛い時は痛みが取れたとしてもそのまま放置をせずに、なるべく早い段階で歯科医院に行った方がいいかと思いますね。
  • 治療してもらいますよね。その時にいろいろな治療、昔は金属の銀歯などがありましたが、今どういうふうなものになっていますか。
  • 被せ物も見た目や強度によって保険で使えるものや自費でしか使えないものなどもあります。保険で作られるものは金属のものが多いのですが、金属アレルギーなどの心配がある方などは、最近はメタルフリーといって金属を使わないような材質を選択される方も増えてきていますね。
  • 少ししみるなと思った時に本当に早く行った方がいいですね。金額的にもある程度で収まりますので。早めに。
  • その通りですね。
  • エナメル質の段階での虫歯というのはまず気付かないので、これはもう定期健診ですね。自分の生活の一部として取り入れておきたいですね。お話は松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長でした。ありがとうございました。
  • ありがとうございました。
  • 松山中平歯科クリニックの場所ですが、松山市千舟町4丁目スクランブル交差点に面した書店、ジュンク堂のあるビルの道路を挟んだ向かいのビルの7階です。ホームページもありますのでぜひ確認してみてください。DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックがお送りしました。