DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2020.09.02日放送
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DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックがお送りします。歯の健康についてお送りしております、松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長です。よろしくお願いいたします。 -
よろしくお願いします。 -
さあ、9月になりました。まだまだ暑いのですが、今月はどういったテーマでお話しいただきますか。 -
そうですね。歯科医院といえば虫歯と歯周病ということで、今月は歯科医院と切っても切れない虫歯と歯周病のお話をさせていただければと思います。 -
基礎の基礎といいますか、虫歯になったら歯科医院に行くしかないですものね。 -
そうですね。 -
では今日のお話、虫歯とは何か。 -
虫歯という言葉を聞いたことがない人は絶対にいないと思うのですが、虫歯がなぜ起こるのかなどについてはあまり詳しく知らない方も多いのではないかと思います。 -
そうですね。 -
虫歯に大きく関与するものとして、主にストレプトコッカス・ミュータンスという菌がいるのですが。少し難しそうな名前ですね。 -
初めて聞きました。それが虫歯の虫ですか。 -
そうです。よく虫歯菌と言われますが、細菌にも色々な種類がありまして、その中で虫歯の原因菌としては、ミュータンス連鎖球菌の中のストレプトコッカス・ミュータンスというものが有名な菌になります。 -
この虫歯菌が砂糖などの糖を食べて、その代わりに酸を出すのですね。この副産物によってどんどん歯が溶けていき、虫歯になっていくというようなプロセスです。虫歯にも色々なステージがあって、初期の虫歯の場合は、歯は溶けたら溶けっぱなしではなく、再石灰化といって、もう一度硬くなるのですね。 -
ほう。 -
お口の中では常に、歯が溶ける脱灰と呼ばれるものと、歯を修復する再石灰化、これを繰り返しているのです。このバランスが崩れると、脱灰の方、歯が溶ける方にバランスが傾き、どんどん虫歯が進んでいってしまうということなのです。 -
いったん踏みとどまる所があったのですね。 -
そうなんです。 -
再石灰化。 -
再石灰化ですね。脱灰と再石灰化を繰り返していくのですが、この時に口の中の酸性度、つまり中学校や高校で習ったペーハー(pH)というものが非常に重要なポイントになってきます。 -
通常、口の中のペーハーは6.8ぐらいで、大体中性に保たれています。食事をすると虫歯菌が糖を取り込んで酸を出していくのですが、酸を口の中に出すと口の中のペーハーはどんどん下がっていくのですね。口の中のペーハーが5.5を下回ると歯が溶けはじめます。 -
なるほど。 -
ペーハーが下がるとエナメル質がどんどん溶けていくのですが、口の中のペーハーは一度下がったら下がりっぱなしというわけではありません。唾液には緩衝作用といって口の中を中性に戻すような、中和するような作用があり、その作用によって20分から1時間ほどでペーハーが元通りになっていくのです。 -
へえ。 -
つまり、口の中のペーハーの度合いが酸性に傾いている時間が長ければ長いほどどんどん歯を溶かしていって虫歯が進行してしまうのです。脱灰と再石灰化という繰り返しを図に表したステファンカーブというものがあるのですが、これを見ていくと、一度歯が溶け始めてペーハーが下がって、もう一回上がり始めた所で食事をしてしまうとまた下がってしまう。 -
ということで、例えばだらだら食べのようなものや、間食が多い方、時間を決めずにお菓子などを食べている方などは、下がったペーハーが中性に戻る前にまた食べてしまって、中性に戻りきらずにどんどん酸性の状態が続いて歯が溶けてしまうということになってしまいます。 -
そういうことだったのですね。 -
そうなんです。 -
だらだら食べの人が虫歯が多い、虫歯を予防するには食べる時間をきちんと決めてというのはそういう意味があったのですね。 -
はい。ですからなるべくだらだらと食べずに決められた時間でご飯も食べ終わって、おやつを食べる時も時間を決めたり、甘いものをとった場合はなるべく早めに歯を磨いてあげるなどというようなことをしてあげた方が虫歯になりづらいですね。 -
何か口の中に入れていないと寂しいという方などはやはりキシリトールのガムなどにされた方がいいかもしれませんね。 -
細菌が栄養分とするのはショ糖やグルコースが多いのですが、そうではなくて細菌が栄養分とすることができないキシリトールなどを使うと、やはり虫歯には非常になりにくいですね。 -
寝る前に甘いものを食べてそのまま寝ると虫歯になりやすいよと子供などには言いますよね。 -
はい。寝ている間というのは非常に唾液の量が少なくなってしまうのです。ご飯を食べた後で歯磨きをせずに寝てしまった場合、口の中の細菌がどんどん酸を生み出し続けてしまうのですね、菌がいれば。そこに栄養分があればどんどん酸ができてしまう。しかも唾液の量は寝ている間は少なくなっているので、寝る前にきちんと歯磨きをしておくというのはやはり大切なことですね。 -
バランスが取りづらくなるということですね。 -
そうですね。寝る前だけでもやはり私は歯を磨いていただきたいなと思いますね。 -
やはり歯磨きですね。 -
そうですね。やはり歯磨きが大切ですね。 -
お話は松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長でした。DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックがお送りしました。

