RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2020.06.24日放送

  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。このコーナーは、松山中平歯科クリニックがお送りします。歯の健康について、松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長にお伺いします。よろしくお願いいたします。
  • よろしくお願いいたします。
  • 今月は歯と口の健康についてお伺いしておりますが、今日はどのようなテーマでしょうか。
  • そうですね。今回のテーマとしては、誤嚥性肺炎というものについてお話をさせていただければと思っております。
  • やはり口の中と関係あるのですか、誤嚥性肺炎。
  • そうですね。誤嚥性肺炎というものは口腔との関係が大きいです。現在、日本の死因の中で肺炎が第3位なのですけれども、誤嚥性肺炎だけに限ってみてみると、誤嚥性肺炎は死因の第7位に位置づけているのです。
  • はい。
  • 皆さん、ご飯を食べている時などにむせた経験があるかと思います。むせてゴホゴホとなった時に、食べ物の一部が肺の中に入ってしまうのです。普通は胃の方に行くのですけれども、それが肺の方にも流れ込んでしまうということで肺炎になったり、寝ている時など知らない間に唾液などが肺の方にいってしまって、むせたりも何もしないのですけれども気づかないうちに肺炎になってしまう。それから、嘔吐してしまった時に胃液などが肺の方に入ってしまうとか、色々と原因はあるのですけれども。そういったことが原因で誤嚥性肺炎が引き起こされるのです。
  • 時々、お年寄りが誤嚥性肺炎がそのまま肺炎になって亡くなったというお話をよく聞いたりしますけれども、お年寄りだけではないのですか。
  • やはり基本的には寝たきりの方とか、体が自由に動かせない方などが咀嚼機能、つまり噛む機能や、食べ物を飲み込む嚥下機能、これらが衰えてしまって肺の方に流れてしまうというケースが非常に多いです。健康な方であれば、むせて咳をしたりして出てくるのですけれども、咳反射などが衰えてしまうとそのまま肺の方に残ってしまったりすることがあります。若い方ではあまり見られないですけれども、お年を召した方には結構な確率で起こるようなものですね。
  • なるほど。
  • 先ほどからお話ししているように誤嚥性肺炎というものは、基本的にはお食事をしている時に肺に食べ物が流れてしまうことが原因なのですけれども、それと一緒にやはりお口の中の細菌なども一緒に肺に入ってしまうのですね。例えば口の中が歯周病で大変なことになっている場合や、歯垢や歯石などが残ってしまっていると、食べ物と一緒に肺の方に細菌が流れてしまって、そこで菌が増殖してしまって肺炎になってしまうということが大にしてあります。
  • それは少し怖い感じもしますね。
  • そうなのです。入院されている方や、デイケアなど、そういったところでも今お口の中の清掃というものが非常に取り沙汰されているような状態です。コロナウイルスの関係で、訪問診療なども自粛されている方がいらっしゃるのです。歯科治療の中でもそういった訪問などは、やはり切ってはいけないことなのです。コロナウイルスも肺炎に非常に関係があるウイルスなので、これが誤嚥性肺炎と相まってしまうと相当大変なことになってしまいます。
  • それは大変です。
  • 今コロナウイルスの影響で訪問診療などを中断されている方などは、早い内に再開されることを僕はおすすめはするのですけれども、ただこれもやはり歯科医師の先生が訪問に来て、その先生にウイルスを持ってこられると困るので、もし再開する場合は、どういう対策をされているのですかということを一度お伺いをする方が良いのではないかと思います。当院では訪問診療は行ってはいないのですけれども、いろんな先生が訪問診療をされていても治療を中断しているという話も聞きますので、より肺炎で亡くなる方を減らすために、こういったお話を今回少しさせていただこうかなと思ったのです。
  • ではお家でできることってありますか。
  • そうですね。特に寝たきりだったり手が自由に動かせない方などはお家の方の協力がどうしても必要になってきます。綺麗に磨いていただくということが第一です。訪問診療を受けられている方は、おそらくお家の方のケアの仕方なども一緒に教えてくれていると思います。訪問診療を受けられない間はそういったこともきちっとお家の方がサポートしてあげる必要があります。もし磨き方などでご不明な点がもしあるのであれば、当院では訪問診療はやっていないのですけれども教えることはできますので、聞いていただければと思います。
  • しっかりと口の健康を保ってください。お話は松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長でした。ありがとうございました。
  • ありがとうございました。
  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。このコーナーは松山中平歯科クリニックがお送りしました。