RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2024.11.06日放送

  •  DR. ケンゴのハートフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。
  •  よろしくお願いします。
  •  さて、先生、11月のテーマは何でしょうか。
  •  はい、だいぶ涼しくなってきましたので、今月は「冬に向けた歯の健康管理」というテーマでお話をさせていただこうと思っております。
  •  はい、お願いします。
  •  冬は寒さや乾燥がお口の中にさまざまな影響を与える季節ですから、今日はその初回として、冬に起こりやすいお口の中のトラブルについてお話しさせていただければと思います。
  •  季節によるトラブルというものは、あまり考えたことがありませんでした。
  •  冬に起こりやすいトラブルとしては、空気の乾燥に伴いお口の中が乾きやすくなってしまうというものがあります。お口の中が乾燥すると、まず唾液の量が減少していきます。そして唾液の量が減少するということが原因で、口臭が強くなってしまったり、歯周病や虫歯のリスクが高くなったりということにつながるのです。
  •  ということは、唾液にはそういったものを防ぐ役割があるということでしょうか。
  •  おっしゃる通りです。唾液にはお口の中を清潔に保つ役割があり、乾燥すると細菌がどんどん繁殖しやすい環境になってしまいます。例えば、夜寝る前に歯磨きをしましょうというのもまさにこれと同じで、寝ているときは唾液の量が減ってしまうため細菌が繁殖しやすい時間帯となりますから、歯磨きをしっかりしましょうと言われています。
  •  確かに、口を開けて寝ている気はないのですが、朝起きると少し乾燥しているなという時はありますね。
  •  唾液の量が減っている状態ですね。割と勘違いしてしまうのが、寝ているときによだれが垂れてしまうこともあるため唾液の量が多いと感じている方もいらっしゃるのですが、それは口がポカンと開いているために垂れているだけで、相対的にはやはり唾液の量は減っている状態です。ですから、歯磨きは寝る前には必ずするという習慣をつけていただければと思います。それと同じことが冬には起こってしまうため、なるべく改善していく必要があります。
  • なるほど。
  •  特に冬は暖房をつけたりすることもあり室内が乾燥しやすくなるのですが、より乾燥が進むと、お口の中の粘膜が荒れてしまったり、それで痛みを感じたりする方もいらっしゃいます。それから、どうしても冬は体温が下がってしまい免疫力が低下しやすい季節ですから、口内炎ができやすかったり、歯周病が進行しやすくなったりされる方も多いかと思います。
  •  冬はお肌がカサカサになって保湿クリームを手の甲など肌に塗る方も多いかと思いますが、それだけ荒れる要因があるということですね。
  •  そうです。手などでしたら保湿クリームを塗ればいいですが、お口の中にクリームを塗るわけにはいかないですからね。ですから、こうした冬のお口のトラブルを防ぐためには、まずはしっかりと水分補給をしていただくことがいいかと思います。こまめに取っていただくことを心がけていただけると、お口の中が乾燥せずに済みます。
  •  夏ですとよく水分を取る方が多いと思うのですが、冬は温かい飲み物でも構いませんか。
  •  もちろんです。温かい飲み物でも構いません。ちょっとずつお茶を飲んでいただくとか。ただ、熱いものよりかは少しぬるめ、常温くらいの方が喉は乾きにくくなるかなとは思います。
  •  最近でしたら白湯ブームだったりしますから、少し温めたくらいの。
  •  その方が体も冷えずにいいかもしれませんね。それから、加湿器などを使って室内の湿度を上げるということも非常に有効です。そして、唾液の量を増やすという意味では、例えばガムを噛んでいただいて刺激で唾液を出してあげるということも大切かと思います。このときに、キシリトール入りのガムや糖質がそれほど多くないものを使っていただくと、虫歯にもならずに唾液の量が増えるのでいいかと思います。
  •  先生、私はあまり噛む癖がないのですが、グミ、若い人の間でとても人気ですが、グミはどうなのですか。
  •  グミは割と砂糖を使っているものが多いです。物を食べる、食事をするということは唾液を分泌するためにはいいのですが、そこに例えば糖分が入ってしまうと、そこで虫歯になってしまいます。もし砂糖が入っていないキシリトールのような代替甘味料のようなものであればそれほど問題はないかと思いますが、砂糖がしっかり入っているグミをずっと食べ続けるということは、虫歯になりますね。
  •  なるほど。似ているようで違いますね。
  •  そうですね。ですから、なるべくは糖分の入っていないものを召し上がっていただく方がいいかと思います。そして冬は寒さだけでなく、乾燥によってお口の中のトラブルが増えやすい季節ですから、適切なケアを行うことで快適な冬を過ごせるようにしていただければと思います。
  •  改めて、冬こそまた気をつけていかなければいけないのだなということが分かりました。
  •  やはり免疫力が下がる季節ですから、なるべく栄養をしっかりお口から摂取して、免疫を高めながら、お口の中も悪化させないような環境を作っていただければと思います。
  •  先生、ただ癖でお口がちょっとポカンと開いていらっしゃる方もいらっしゃるかと思うのですが。
  •  そういった方も非常にお口が乾燥しやすいため、なるべく口を閉じる習慣をつけていただく方がいいかと思います。理想はやはり鼻で呼吸をするということなのですが、どうしても冬だと風邪を引くようなことも多いですから、なるべく口を閉じて呼吸をすることを心がけていただくといいかと思います。そして個人的には、鼻うがい。苦手な方も結構いらっしゃるかと思いますが、鼻うがいは本当に免疫を高めていく上でもいいかと思いますので、ぜひ実践したことのない方はチャレンジしていただいて。鼻が通ると自然に口も閉じてきますから、そういうことも大切かなと思います。
  •  参考になさってください。先生、次回はどういったお話になりそうですか。
  •  次回は、冬に悪化しやすい歯周病の予防についてお話をさせていただこうと思いますので、ぜひ来週もお聞きください。
  •  先生、今週もありがとうございました。
  •  ありがとうございました。
  •  DR. ケンゴのハートフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。