DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2024.03.20日放送
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DR. ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー。お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
先生、今日はどういったお話でしょうか。 -
今月は「ワンデイインプラント®︎」という治療法についてお話しさせていただいています。この「ワンデイインプラント®︎」という治療は、私の父が商標登録を取得しているもので、重度の歯周病の方、多数の歯を虫歯で失った方、総入れ歯の方、他院で骨が薄くてインプラントの埋め込みができないと言われた方などに適した治療方法です。 -
はい。 -
通常、歯は28本あるのですが、28本分のインプラントを埋めるわけではありません。基本的には上の顎には4本から6本、下の顎には4本のインプラントを埋入し、この少数本のインプラントをバランスよく配置することで、噛む力を分散させています。先週までは、初診から資料取りまでのお話をさせていただきましたが、本日はその続き、実際の手術の1日についてお話しさせていただこうと思います。 -
お願いします。 -
前回までは初診で来院された際のさまざまな検査や、CTの撮影・分析、資料取りなどについて、そしてその資料を用いて、歯科技工士さんが手術の日に装着するための「仮歯」を作成していくところまでをお話ししました。ここまで進めば、次は手術です。 -
手術日は、9時45分頃に来院していただきます。 -
早い時間ですね。 -
まずは受付を行っていただき、血圧や体温を測り、手術着に着替えていただきます。手術着に着替えたら処置室に移動していただきます。「ワンデイインプラント®︎」の手術の場合は「静脈内鎮静法」といって半分寝ているような状態で手術をうけていただきますので、手術に先立って歯科麻酔医による問診を行います。 -
はい。 -
本日の体調はもちろん、手術前は絶飲食ですから、最後にお食事を摂った時間などを伺います。お薬を服用されている方は、指示通り服薬されているかどうかの確認も行います。長めの手術になるので、腰が痛い方などは、手術中にどういう体勢が楽なのかもお話を伺っていきます。 -
そこまで聞いてくださるんですか。 -
はい。基本的には顔を上に向けていないと手術ができないので、膝を曲げればちょっと楽とか、そういったお話を伺って手術をしていきます。 -
へえー。 -
歯科麻酔医の問診が終わった後は、お口の中のお掃除と簡単な麻酔を行い、手術室に移動していただきます。手術室に移動したら診療台に座っていただき、点滴をとったり、血圧計を巻かれたりと、準備が着々と進んでいきます。体や顔の上にも清潔な滅菌された布を被せて、お口の中の消毒を行っていきます。手術の開始はおよそ10時半から11時の間で、手術時間は1時間半から2時間ほどです。 -
思ってたより短い。 -
そうですね。ただその間も静脈内鎮静が効いていますので、受け答えはできるものの、ぼんやりしていてあまり記憶には残っていないというような状態ですね。 -
そうなのですね。 -
多くの場合が12時半頃に手術が終わり、インプラントの位置をある程度決めるための型取りをしていきます。事前に歯科技工士さんが作ってくれている仮歯をインプラントに固定していきます。固定が1時半ぐらいに終わり、その後、歯科技工士さんが実際のお口の中の状態に合わせて、仮歯の最終の仕上げを行います。事前に型取りをしていた時と手術後では、全くお口の中の状態が異なっているので、ここでの歯科技工士さんの仕上げがとても大事になります。 -
なるほど。 -
この作業中は待ち時間が長くなりまして。4時間ほど待っていただくようになります。 -
先生、お腹が空きますね。 -
意外とお腹が空かない人が多いですね。 -
あ、空かないんですか。それどころじゃないのか。 -
点滴も入れているので喉があまり乾かないということもあります。どうしてもお腹が空いた方はインゼリーなどを用意していますので、そちらを飲んでいただいてというような感じです。 -
はい。 -
大体4時ぐらいに仮歯が完成して、それを装着していただき、噛み合わせを微調整したら手術の1日は終了となります。 -
でもクリニックにやって来られた方も、6時間7時間ぐらいでお口の中が劇的に変わるわけですよね。 -
そうですね。もう別人になって帰っていかれます。 -
ええー、すごい。この手術を受ける時には、麻酔医さんや技工士さんなど、様々な方がかかわって下さり、申し訳ないぐらい至れり尽くせりですね。 -
そうですね。僕自身も、その日はこの患者さん以外には予約を入れられないので、ずっと掛かりきりになります。本当にその人のために1日治療するというような感じです。 -
そうなのですね。 -
この時に入れる仮の歯は、今までの歯とは全く違う理想的な歯の長さ、噛み合わせの高さで作っています。そのため、簡単に言うと「他人の歯を入れている」ような感じですね。自分の歯ではないという感覚があると思います。 -
はい。 -
ここからはリハビリの期間になります。ご自身で慣れ親しんだ喋り方とは全く違うものになるため、仮歯を調節しながら発音の練習などを行っていただきます。何が違うかというと、ベロの動かし方が変わってくるのです。「構音」と言って、音を作るためには、口の動き、ベロの動き、息の使い方などさまざまなことが関係しているのですが、それらが全く別人のものになってしまったというような感じです。ですから、そのリハビリがとても大事になります。 -
なるほど。 -
「ワンデイインプラント®︎」の被せ物は一体化されており、歯の裏の部分には分厚い壁のようなものがついています。そこにベロが最初に当たってしまって喋りづらいということがおこるのです。これは仮歯が割れないようにするために厚みを持たせているためで、最終的には薄く仕上げていきますから違和感は減っていくことが殆どです。発音の練習を続けていただくと、大抵の方が、最終的には自分の体の一部のように馴染んでいきますので、本当にリハビリが大事になります。 -
リハビリを繰り返すことで慣れていき、ご自身の歯、体の一部として受け入れていくわけですね。 -
そうですね。仮歯の段階で一生懸命発音の練習などを行っていただければ、最終的な歯に変わった時にも違和感が少なく移行することができるかと思います。 -
詳細に教えていただきましたけれども、次回はどのようなお話でしょうか。 -
次回は手術後のことについてお話しさせていただこうと思います。 -
どうぞよろしくお願いいたします。 -
よろしくお願いします。 -
DR. ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。
