DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2024.02.21日放送
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DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー。お話は、松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
さあ先生、今月は「歯の根っこのお話」を伺っておりますが、今日はどういったお話でしょうか。 -
今週は、実際の歯の根っこの治療の方法について、お話をさせていただこうと思っております。 -
はい、お願いします。 -
当院では、歯の根っこの治療をする時に、患者さんには原則として「ラバーダム」というゴムのマスクのようなものを装着して治療を行っています。 -
ラバーダム。 -
あまり想像しづらいかと思いますが、薄いゴムのシート、これに穴を開けて、その穴から治療する歯の頭だけがひょこっとが見えているような状態で治療していきます。そうすることで、治療する歯に唾液などが入らないようにしているのです。唾液の中には、細菌がいますので、それが治療している途中の根っこの中に入ってしまうと、きれいに根の治療をしようと思っているのに、感染源が取り切れず、残ったままになってしまうということになってしまいます。 -
なるほど。 -
というわけで、このラバーダムというものは、根の治療には必須なものです。そして、根っこの中を消毒する時は、とても強いお薬で消毒します。皮膚につくと火傷するぐらいのお薬で洗浄しています。 -
ええー。 -
その薬が口の中に入らないように、ラバーダムで保護してあげるということはとても大事です。それぐらいしないときれいにならないということですね、根っこの中は。 -
はい。 -
ただですね、このラバーダム、大事なものなのですが、保険治療では請求できるものがないのです。 -
あ、はい。 -
なので、保険診療をされている歯科医院では使わないことがほとんどです。 -
あら。 -
保険でこれをやっている歯医者さんというのは、ご自身で負担をなさっているということでして、もう本当に良心的だなと思います。ただ、それをしないと、結局その根っこの治療は成功しないということが多いため、やらざるを得ないという感じだとは思うのですが。 -
はい。 -
保険の根っこの治療は、丁寧にやればやるほど赤字になる治療と言われていまして。多くの歯医者さんでは、もう本当に最低限の根っこの治療しか行えないというのが現状です。 -
はい。 -
ラバーダムをかけて根っこの治療しましょうとなる。歯を上から削り、中の「歯髄腔(しずいくう)」、つまり根っこの中の神経が見えるような状態まで歯を削って、感染源を取っていくのですが。その際に使用するのが、「ファイル」と呼ばれる金属の針のようなものです。 -
はい。 -
これを使用して、感染している歯を削ったり、かき出したりしながら、歯の中をきれいにしていきます。一般的には、この指の感覚で感染している組織かどうかを判断しながら取り除いていく。 -
なんとなく分かるんですか。 -
まあ、なんとなく。 -
へえー、すごい。はい。 -
ただ、「なんとなく」でしか分からないっていうことですね。 -
自分で耳掃除をする時に、なんとなく分かりますよね。まあ自分の耳だったら音もするし、他人の耳掃除する時も「あ、なんか引っかかった」と。 -
そうですね。 -
確かに、なんとなく分かります。 -
はい。それが、保険の根の治療ということですね。対して、自費治療の根っこの治療は、明るいライトをつけて拡大鏡も使って進めますので、奥までしっかり見えますし、ピンポイントで汚れを取ることが可能になります。 -
安心です。 -
つまり、なんとなくではなく、「あ、ここ汚れてる、これを取らないと」というような、そんなイメージです。 -
なるほど。 -
このように、自費の根の治療というのは、歯科用の顕微鏡を使い、歯の根っこの中を覗きながら、より確実に感染している組織を取り除いていくということですね。 -
はい。 -
そうするとですね、根っこの中がよく見えるのです。最大で24倍まで拡大して見えるので、奥の歯でも、まっすぐな根っこだったら、根っこの先まで見えるのです。 -
はい。 -
根っこの途中で穴が開いていたり、根っこの途中で割れてたりということも、発見でき、それに対処するということも可能になるのです。 -
せっかく根の治療をするんだったら、全部この悪いところを取り除いておかないと、また後が大変ですもんね。 -
そうですね。結局そこがまた感染源になり、同じことの繰り返しとなってしまうため、根の治療をするんだったらきちんとしておかないと。適当にやってお薬を入れてとしてしまうと、何度も同じ繰り返しになってしまう。 -
はい。 -
根っこの治療は、家で言う基礎の部分ですから、しっかりと土台を作りその上に被せ物をしていくということがとても大事です。 -
先生、先ほど、1回目より2回目以降の治療の治癒の確率はまた変わってくるっていうお話でしたけれど。 -
全然違いますね。2回目であれば、確実にこういういった拡大鏡を使わないと無理だと思います。 -
暗いし、奥だし、ちっちゃいし。 -
本当、そうですね。 -
はい。 -
そしてラバーダム、これを使うと、周りから見るとしんどそうに見えるのですが、例えば歯を削る際にも口の中に水がたまらず、そういう意味でも安心感を持たれている方も多いですね。 -
確かに、あの治療の時のお水、私は苦手というわけではではないんですけども、困るなと思いながら、ああーって口を開けてますけれど。 -
そうですよね。それがない安心感と、何よりお薬が。非常に強いものですから、それが口の中に流れてきたらと考えると、絶対にラバーダムをした方が安心感は強いと思います。 -
不安がなくなりますね。 -
はい。歯の大きさは3センチもないくらい小さいもので、その中に穴が2つ3つぐらい空いているのです。その小さな中を治療するということは、かなり繊細に作業していかないといけない。拡大鏡も使えば、より治療の幅が広がるかなと思います。 -
私はこれまでに、自費での歯の治療については、差し歯はありますけれど、治療自体の自費の経験がないのです。ですからラバーダムの経験もないのですが、やはりそういったものは自費診療の必要性と言いますか、大切さっていうのを考えるところですよね。 -
そうですね。やはり適当に治療をしてしまうと、後々後悔をするのは自分自身ですから、1回治療したら、もう2回目の治療はしなくても済むというような状態まで持っていけるということが、とても大事ですね。そのためには、こういうふうなラバーダムを使ったり、拡大鏡を使ったり、どうしても保険ではできないような治療を組み込んでいくということが大事かなと思います。 -
松山中平歯科クリニックでは、歯の根の治療も含めて、自費診療で行ってくださっていますので、より丁寧な治療をご希望の方は、ぜひご相談ください。先生、今日はありがとうございました。 -
ありがとうございました。 -
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。
