DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2024.01.31日放送
-
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー。お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
先生、今日はどういったお話でしょうか。 -
先週の最後に、顎全体の治療「ワンデイインプラント®︎」というお話をちらっとしたのですが、今日はこの「ワンデイインプラント」®︎についてお話をさせていただこうと思います。 -
お願いします。 -
「ワンデイインプラント®︎」って何かな、という方もいらっしゃるかと思いますが、この「ワンデイインプラント®︎」という治療方法は、実は私の父、中平宏の商標登録です。 -
はい。 -
「ワンデイインプラント®︎」というものは、顎全体のインプラント治療のことです。顎に4本から6本のインプラントを埋め込み、そのインプラントに人工の歯を取り付けることで、また再びしっかり噛むことができるようにする治療法のことです。 -
はい。 -
何で「ワンデイ」なのかと言うと、手術をしたその日に仮の歯まで入れるワンデイで、ということですね。 -
えー! -
「歯がない期間」がない、というのが一番の特徴ですね。 -
なぜ一日で仮歯までいけるのでしょうか。 -
「ワンデイインプラント®︎」という治療は他のインプラントと違い、4本のインプラントを埋め込み、それを土台に全体的につながったかぶせ物をいれます。ですから噛む力にも耐えられるということもあるのですが、一番最初は仮歯を作っても前歯しか当てないのです。奥歯というのは噛む力が掛かるところですから、最初から奥歯をしっかり当ててしまうと埋めたインプラントが駄目になってしまうことが多いのです。 -
はい。 -
まずは前歯だけ当てることで、手術当日に仮歯を入れたとしてもインプラントはしっかり保つことができます。一番最初は柔らかいお食事から召し上がっていただく必要がありますが、数ヶ月しっかりリハビリしていただくと、最終的には硬いものも何でも食べらられるようになります。 -
歯の特性を知っているからこそですね。 -
そうですね。やはり非常に難しい治療で、「ワンデイインプラント®︎」はなぜ父親が商標登録を取ったかと言うと、20年ほど前に「All-on-4(オールオンフォー)」という顎全体のインプラント治療がとても流行った時代があったのですが。もちろんAll-on-4は今もあって、「オール・オン・フォー」なので「4本のインプラントの上に歯が全部乗っている」という意味なんですが。 -
はい。 -
これが流行った時に、技術を伴っていない歯科医師がインプラントメーカーの言う通りにインプラント手術を行い、とんでもないことになったことがあったのです。父はこの時期よりも少し前に海外などで研鑽を積み、独自の治療コンセプトや治療の効率化を組み込んで「ワンデイインプラント®︎」という治療方法を確立しました。 「All-on-4」と「ワンデイインプラント®︎」、似ているんですが違うものということで、きちんと区別したいとの思いで「ワンデイインプラント®︎」という商標登録をとっています。 -
はい。 -
この「ワンデイインプラント®︎」という治療は、歯科治療というもの自体がやはり技術職なので、「誰が手術を行うのか」というのがとても大事だというのを組み込んでいます。ですから、この「ワンデイインプラント®︎」といえば中平が治療する、ということで患者さんにとっても非常に安心感を持って治療に取り組んでいただけるのかなと思います。 元々これは父親しか手術していなかったのですが、僕もそれを引き継いで今は「ワンデイインプラント®︎」を行っています。この「ワンデイインプラント®︎」という治療方法はまさに我々の「家業」とも言えるような立ち位置ではありますね。 -
一子相伝なんですね。 -
そうですね(笑)。ですから当院では、こういった顎全体の治療では「ワンデイインプラント®︎」というものが使えるのです。よく皆さん部分的なインプラントでも一日で仮歯を入れられるの、と聞かれます。これに関しては、奥歯はその日には仮歯を入れないことが多いです。 -
はい。 -
さきほど言ったように、奥歯はかなり強い力が掛かってしまうため、どうしても奥歯に仮歯を入れるとガシガシ噛んでしまって駄目になってしまうのです。ただ前歯の場合はその日に仮歯を入れることがあり、それは「ワンデイインプラント®︎」とはまた違うものです -
はい。 -
「ワンデイインプラント®︎」はあくまで顎全体の治療。例えば総入れ歯になっている方や、歯周病で歯がグラグラしていてどこで噛めばいいのか分からない、噛んだら痛い、というふうに困っている方が一気にガラッと変わりたい時に使う治療法になります。 -
「ワンデイインプラント®︎」という治療法を知っているか知らないかで、心持ちが変わると言いますか。 -
そうですね。やはり総入れ歯の方や重度の歯周病の方は、どうしたらいいのか分からないという方が多いものなのです。どうしたら今の自分の口の中が治るのか分からない。で、実は歯医者も分からないということは多いのです。 -
ええ。 -
歯科医師の場合、基本的な考え方は「歯をなるべく残す」という方針で治療を行う方が多く、例えばグラついている歯は歯周病治療でなんとか残す。素晴らしいことだと思うのですが、それでは、結局根本的に硬いものが食べられるかと言ったらそうではありません。そういう時には戦略的に歯を抜いて、インプラントを入れてしっかりした土台にして噛めるようにする、というのも一つ大事な方法ではありますから。そういったことで悩まれている方の選択肢の一つとしては、「ワンデイインプラント®︎」は非常にいい治療だと思います。知っていて損はないかと思います。 -
お口の中が崩壊してしまった方などは、一気に変えないと進まない時もやはりあるのです。ご相談はもちろん受けてますので、お気軽にご相談いただければと思います。 -
そしてそうならないために、定期的な検診も大切になさってください。先生どうもありがとうございました。 -
ありがとうございました。
