DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2025.07.02日放送
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DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
さて先生、7月に入りまし7月のた。声を聞くと夏だなと思うんですが、暑い日続いていますよね。 -
そうですね。僕は夏は好きなのですが、患者さんの中には、夏になると体調だけではなく、お口の中の乾燥で悩まされる方が増える印象があります。 -
夏にお口の中の乾き。確かに「喉が渇く」ってよく言いますけれど、あれは結局、お口の中も乾いちゃってるんですか? -
そうですね。冬もお口の中はよく乾くものなのですが、実は夏も意外と口腔乾燥のトラブルということが起きやすいです。今日は、そのメカニズムや、乾燥が引き起こす問題点、そしてその対策までお話しできればと思っております。 -
お願いします。 -
まず夏に口が渇く理由は、やはり発汗量の増加ですね。汗をかくことで体の水分が失われ、その結果として唾液の分泌も減ってしまいます。体が汗を出すと、体の中の水分量が減りすぎないようにお口の中では唾液を減らそうとします。唾液の分泌が減ってしまうことで口が渇くというしくみです。そして、ご高齢の方や、特定のお薬を飲んでいる方は、もともと唾液の分泌量が少ない傾向にあるため、夏はさらに注意が必要です。 -
よく言いますね、年齢を重ねると唾液の分泌が少なくなるとか、お薬を飲んだ後ちょっと口が渇くとか。そういったことは聞いたことがありますが、体全体の水分バランスが崩れることでもお口に影響が出るものなのですね。 -
唾液というのはただの水分ではなく、お口の中を清潔に保つ、歯を再石灰化する、細菌の繁殖を抑える等、すごく重要な役割を担っています。唾液が減ると、乾燥だけでなく、虫歯や歯周病のリスクが高まってしまったり、あとは総入れ歯の方は装着感が悪くなり痛みがでたり、口臭が強くなったり、そういったことが起こる可能性があります。 -
確かに最初に「口が渇く」と聞いて、パッと思いついたことは、なんだかネチャっとしたような感じといいますか。あれはやはり水分量が減ってきてネチャっとしているような感じもあるのでしょうか。 -
唾液には、実はサラサラした唾液とネバネバした唾液の、2種類があります。例えば、交感神経優位といって、緊張している時は粘りのある唾液になりやすいです。逆にリラックスしている時はサラサラした唾液になりやすいです。例えば暑くて疲れている時などは、少しネバネバした唾液になりやすいということがあると思います。 -
では、少し粘りを感じた時も要注意でもあるわけですね。 -
そうですね。 -
お口の乾燥がそのようにたくさんの問題に繋がるとは知りませんでした。 -
日本では、特に中高年以降の方でドライマウスを訴える人の割合が年々増えています。ある研究によると、65歳以上の4人に1人がドライマウスの症状を自覚しているとされています。特に、糖尿や高血圧などの慢性疾患のある方、抗うつ薬、血圧を下げるお薬などを服用している方は、その傾向が顕著に現れます。 -
最近のお話の中で、この糖尿病や高血圧などといった、他の病気との関連のワードというのも大変よく聞かれますね。 -
そうですね。やはり歯周病は糖尿病と関連性が強いと言われていますけが、口は体と繋がっている部分のすべての入り口になりますので、それらの病気にかかっていると、唾液の減少も含めて、密に関わってくる場所ではあります。 -
先生、これまで私、ドライアイはすごく気にしていました。「あ、なんか目がしばしばする」、「ちょっと乾いてるな」と。ドライマウスという言葉は、あまり意識したことなかったです。 -
気にならない方であれば、それが問題がないということでもあるかと思います。ドライマウスの方は、自覚症状を持たれている方が多いです。例えば「喋りづらい」、「物が食べづらい」といったことでドライマウスに気付かれる方がいらっしゃいます。それから、「お口の中がヒリヒリする」といったような、炎症がの起こりやすさでドライマウスに気付かれる方も多いかと思います。 -
飲み込みにも関係してきそうですね。 -
そうですね。食塊形成といって食べ物をまとめる役割も唾液にはあります。唾液のことだけで1、2話は話せるほどに、唾液大というものは大事なものです。 -
お口の乾きについて注意すべきこと、教えていただけますか? -
まずお口の乾きの対策としては、こまめな水分補給をすることです。冷たいお茶やコーヒー類ではなく、できれば常温の水が理想的です。ただ、暑くて熱中症になりそうだという時には、もちろん冷たいお茶で体を冷やすということも大事になります。口の乾きに関しては、お水の方が潤すことができます。それから、唾液を積極的に出すように、唾液腺を刺激するガムや、タブレットのようなものを使うことも有効です。 -
ご自身が唾液が減っているかどうか気になる方は、歯医者さんに行っていただければ唾液量のチェックや、乾燥の程度に応じて保湿ジェルのような口腔乾燥のケア製品の使い方の指導もすることができます。 -
普段から気になっている方は「ちょっとお口が乾いてる、唾液量が少ないな」とお分かりになるかもしれませんが、私は意識したことがなく、「唾液量を測る」というだけで「あ、そういうことができるんだ」という驚きがありました。 -
乾燥に伴って虫歯や歯周病というのも進みやすくなってしまいます。虫歯、歯周病が進んでしまうと、被せ物や入れ歯、場合によってはインプラントも必要になってくるケースが出てきます。もしそういった場合でも治療ができないというわけではなく、それこそ当クリニックでは、一口腔単位の治療として、そこだけではなく他の部分も含めて全体的に治療計画を立てることができます。問題が小さければ小さいほどご負担も少なくなってきますので、問題が大きくなる前にご相談をいただければ最小限の介入で済むこともあるかと思います。 -
それではラジオをお聴きの皆さんにメッセージ、お願いできますか? -
夏は熱中症だけではなく、お口の乾燥、これも油断できないトラブルの一つです。気付かないうちに虫歯や歯周病が進行するしないよう、定期的に歯科を受診しチェックを受けていただけると安心です。 -
皆さんぜひ、夏の体調管理と合わせてお口のケアも意識してみてください。先生、今週もありがとうございました。 -
ありがとうございました。 -
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。
