DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2026.02.25日放送
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よろしくお願いします。 -
先生、2月はインプラントの基礎知識をテーマに、4週にわたりお話しをしていただきました。 -
はい。今日はそのまとめとして、後悔しないために大切なこと、というお話をさせていただきます。 -
後悔しないために。 -
誤解しないでいただきたいのは、インプラント治療自体が悪いわけではないということです。後悔が生まれる原因の多くは、十分な説明を受けていなかった、自分の状態を正しく理解しないまま進んでしまった、治療後のことまで考えられていなかった、このあたりにあるのではないでしょうか。 -
ということは、治療はどこで受けても同じというわけでもないのですね。 -
そうです。これは本当にとても大切なポイントです。インプラント治療では、診断、計画、手術、被せ物、メンテナンス、すべてがつながっているのです。どれか一つでも欠けると長持ちしません。まず大切なのは、どこまで丁寧に診断と説明をしてくれるかです。なぜこの治療が必要なのか、他の選択肢はないのか、将来どうなるのか、そういったことまでしっかりと説明してくれるかどうかです。何度も何度も聞き飽きたと言われるかもしれませんが、一口腔単位の治療というのは本当に大事で、悪いところだけではなく、将来的に他の歯は大丈夫なのかということまで、しっかり説明をしてくれるということが大切です。 -
それから、設備も大切です。インプラント治療は本当に高い精度が必要です。1mm、2mm、あるいは0.5mmほどの精度で行う必要があるのです。CTによる診断や精密な治療計画、これらは当然なのですが、コンピュータ上で治療計画をしたものを、そのままお口の中に映していかなければならず、当院の場合はそれをXガイドという3Dナビゲーションシステムで対応しています。 -
これは特別なことだと考えないほうがよいですか。 -
そうですね、本来あるべき基準だと思います。たとえ1本だけの治療であっても、埋め込む位置がずれると最終的な被せ物の形も変わってしまいます。そういった意味では、1本であろうが顎全体であろうが、しっかり診断して治療を進めていくということが本来あるべき治療かと思います。 -
患者さんがチェックするポイントとしては、診断と説明、二つ目に技術と設備、さらに三つ目として、被せ物が考えられるかと思うのですが。 -
そうです。インプラント治療は埋めたら終わりではなく、その後に被せ物が入って完成となるわけですが、我々は、基本的には治療の計画を立てるタイミングで、被せ物のことも考えています。順番としては、審査・診断のときに「ここにはこの大きさの被せ物が入る」ということを最初に決めて、そこから逆算してインプラントを埋め込む位置を決めていくのです。ですから、患者さん側からみると、治療の説明を聞き、手術を受け、その次に被せ物が入る、という流れになりますが、私たちは審査・診断の時点でもうゴールが見えているのです。ゴールに向かってインプラントの埋め込みを行い、骨とインプラントがくっついたら型取りをして、予定通りの被せ物を入れて完了という流れになります。もちろん、被せ物もとても大切で、下の歯としっかり噛み合わないと、インプラントだけでなく周りの歯や顎にも負担がかかりますので、そのあたりも含めてしっかりと診させていただいています。 -
そして治療後も通院は必要なのですね。 -
そうですね。メンテナンスを億劫に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病のような「インプラント周囲炎」というものが起こる可能性があります。ですから、治療後のメンテナンスはとても大切で、メンテナンスができる歯科医院かどうかも、とても大切だと思います。 -
患者さんの声を聞かせていただいてもよろしいですか。 -
60代の男性の方の話しなのですが、最初は値段だけをみて選んでしまい、他院でインプラントの治療をされました。しかしインプラントがうまく入らず、転院されてきました。当院にて改めて検査からはじめさせていただき、一度した治療をもう一度最初からやり直して治療をされ、今では安心して食事をすることができ、何でも食べられるとおっしゃっています。結果的には良かったのですが、そのまま続けていたらと考えると、結局最終的な被せ物も入れられず「どうしよう」ということになっていたかもしれません。本当にギリギリで良かったなと思ったものです。 -
松山中平歯科クリニックは完全自費診療ですよね。 -
そうです。我々も保険で提供したい部分はあるのですが、保険の制度上、どうしても一口腔単位の治療が難しくなってしまします。詳しく説明すると、当院では最初の審査・診断で、上下の顎の型どりを行い模型を作成し、それをもとに治療の計画を立てていきます。先ほどお話ししたように、はじめに最終的な被せ物の状態、つまり最終ゴールを歯科技工士さんとディスカッションをしながら決めるわけですが、そもそも保険だとそのディスカッションができません。やろうと思えばできるのですが、その費用は保険では出ないので、実質不可能です。保険だと自費と治療を混ぜられないので、それを自費で行った場合には、その後の治療はすべて自費となります。ですから、入り口からもう無理、という話になってしまいます。 -
なるほど。 -
我々がやっていきたい一口腔単位の治療を実現するためには、今の保険制度では対応が難しいのが現状です。はじめにゴールを決めるということが何より大切で、そこに対して被せ物や根っこの治療、この歯を残すか残さないかなど、治療をまとめて進めていく上では、現在の保険の制度では限界があります。自費診療をすることで、ひとりの患者さんにかけられる時間が非常に長くなります。その分、丁寧に治療を進めることができます。丁寧に治療を進めると、一度治療をした後に二回目の介入をしなくていいような状態で治療を完了することができる、それこそが我々が自費診療を勧めている理由でもあります。 -
リスナーの方へのメッセージをお願いします。 -
インプラント治療は、人生の中でも大きな決断の一つになると思います。費用面や、期間的なことも含めて、「これ本当にやっていいのかな」と皆様思うはずです。ただ不思議なことに、車と一緒で、値段が高くなると、なぜかあまり考えなくなってしまうのです。一度立ち止まっていただいて、「本当にインプラントはこの病院でいいのかな」「ちゃんと自分が今納得できているのかな」というようなことをしっかり考えて選んでいただければと思います。今の自分の口の中の状態を正しく知るということが、後悔をしないための第一歩かと思います。 -
2月のインプラント特集、とても勉強になりました。「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。

この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。お話は松山中平歯科クリニックの中平賢吾院長です。よろしくお願いします。