RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2026.01.21日放送

  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。お話は、松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。
  • よろしくお願いします。
  • さて、先生、まずはセミナーお疲れ様でした。
  • ありがとうございます。
  • このセミナーは全国から歯科医師の先生方が松山に来られたんですよね。
  • そうなんです。1月17、18日の2日間、若手歯科医師20名を対象に「一口腔単位の治療計画セミナー」を開催しました。ほとんど福岡からいらしたのですが、全国から若手の先生に来ていただいて、一口腔単位の治療とはどんなものかをお話しさせていただきました。
  • 松山が全国の若手ドクターの学びの場になったわけですね。
  • そうですね、あんまりないんですよ。松山でこういう歯科医師向けのセミナーっていうのは本当になくて、大体は福岡、大阪、東京といった都市で開催されることが多いのですが、松山でというのは意外とないんですね。若手のエネルギーに満ちた2日間で、こちらもたくさん刺激を受ける2日間になりました。
  • 非常勤として来てくださっている加々美先生の発案だということですけれど。
  • そうですね。加々美先生も「若手のうちから一口腔単位の治療に触れてほしい」と。あとは、松山中平歯科クリニック自体が、この一口腔単位の治療がかなり多いんです。加々美先生もいろいろなクリニック、うち以外にも行かれていて、いろいろな歯医者さんも見ているのですが、うちほど一口腔単位の治療、顎全体の治療をやっているクリニックというのは本当に全国的に珍しいので、そういうのも若手の先生にも知ってほしいと熱く語ってくださって、開催が決定したんですね。
  • 加々美先生を含め、この松山中平歯科クリニックに関わっている皆様の若手育成の思いが熱く、強く伝わってきますが、具体的にはどんな内容を行ったのですか。
  • 今回のセミナーでは講義と、実際にハンズオンと言って実習も行っています。講義に関しては基本的には基礎的なところですよね、治療計画の立て方とか、あとはインプラントについてのお話であったり、僕なんかは少しリクルートも兼ねて、例えば愛媛の良さであったり、そういったところもお伝えさせていただいたりしました。ハンズオン、実習の方では、実際に型取りをする方法であったり、口腔内スキャナーと言って、実際にお口の中で撮影するデジタルの機械の使い方とか。あとはインプラントの植え方とか、そういうものをやったり、実際に症例の検討をしたり、そういうことをやってます。
  • これは歯科医師としてはすぐに役立つ内容ばかりのように思います。
  • そうですね、特に治療計画の立て方は、若手の先生にとって難しい部分にはなるんですね。実際に治療計画を立てようと思っても、自分自身にそういう武器がない、例えば「これをやって、これをやって」と思っても、例えばインプラントを植える技術がないとか。そういうので、やはり治療の組み立てが難しい場合があるんですね。僕たちは持てる武器で戦わないといけないので、もしインプラントが使えないんだったら義歯、入れ歯ですね、もしくはブリッジで選択をしていくしかないのですが。そういう治療の選択の仕方とか、考え方とか、そういったところを育てていくのはとても大事なところですね。
  • お集まりの先生方にとっても新しい発見が多いセミナーだったと思うのですが、実際、先生方はどんな反応でしたか。
  • やっぱり、とっても熱心でしたね。松山まで来てくださる先生方なので、すごく勉強熱心な方々で。特に、1本の治療だけではなく、全体を見る視点が大事だと実感された方とか、噛み合わせの重要性が理解できたとか、あとは資料採取ですね、患者さんの資料を採る理由であったり、どういうふうに採ればいいのかとか、そういうふうにお答えしてくださる先生が多かったですね。
  • 一口腔単位で治療するという言葉の意味が、やはりこう実技を通してより理解できたのでしょうね。
  • そうですね。歯科の場合は勉強だけだと難しくて、手を動かさないとどうしても理解できない部分があるので、実際にハンズオンセミナーみたいな手を動かす実習というのは非常に効果的だったかなと思います。歯科治療は、本当に悪い部分だけを治すんじゃなくて、未来まで壊れないように整えるということが本質な形式なんですね。一度治療したら、ずっとそのままメンテナンスをしていけば維持できる、というのが一番のゴールかと思います。それを理解してもらうことが、このセミナーの最大の目的でした。
  • 松山中平歯科クリニックで開催した理由もそこにありますか。
  • そうですね。当院が普段どうやって資料を採ったり、噛み合わせの診断をしたり、治療計画を立てたり、あとは歯科医師だけではどうしてもできないので、チームでどういうふうに患者さんをサポートしているのか、そのリアルな現場を見てもらうためにクリニックで開催することに意味があったかと思います。
  • 若手の先生たちの学びが、最終的には患者さんに還元されるわけですよね。
  • そうですね。若手のうちに、こういう一口腔単位での視点というものを持てると、10年後、20年後に見る患者さんの未来が大きく変わってくるんですね。普通は「痛いんです」と言われたら、そこを治しましょう、となってしまうのですが、その時に「じゃあ、他のところも一緒に見てみましょう」と言えるかどうかですよね。そこが患者さんの未来を変える大事な一言になるんじゃないかと思ってます。今回のセミナーを通して、1人でも多くの先生が全体を見て治療する歯科医師になってくださることを期待してます。
  • 中平先生ご自身も、本当はすごくまだ30代でいらっしゃって、若手ですけれど。
  • そうですね。
  • ご自身もこういう先輩方から何かハッとするような発見があったからこそ、それを後輩たちにという思いもおありだったんじゃないですか。
  • そうですね。僕なんかは、本当にかなり若い頃にいろいろな先生方に教えていただいて、まだ父親も現役でやっていましたから、父親からもいろいろ治療計画の立て方を教えてもらって、今に至るということなのですが。もっとショートカットできたな、というところもあったので、若手の先生が僕よりも若い時からこの視点を身につけてくれたら、歯科の業界としてもかなり良くなるんだろうなと感じてます。
  • それでは最後に、リスナーの皆さんへメッセージをお願いします。
  • 歯科医師というのは、本当に一生学び続ける職業なんですね。本当にゴールがなくて、新しい知識を入れたら、また新しい情報が出てくると。本当に技術職なので、歯の削り方一つであったり、考え方一つであったり、全然自分自身まだまだだなと思うところもあるのですが、やはり学び続けることで患者さんに提供できる治療の質というのは確実に向上していきます。今回のセミナーも若手の先生が噛み合わせと全体の調和を大切にする治療を学ぶ機会になったかと思います。これは将来的に患者さんのためになる大きな財産になるんじゃないかなと思っています。これからも松山にこういう治療をしているクリニックがあるんだなと思っていただければと思います。
  • 先生、今週もありがとうございました。
  • ありがとうございました。
  • 次回はインプラント治療を検討されている方必聴の回です。「本当にそこにインプラントを入れるべきなのか」という、とても重要なお話を伺っていこうと思います。どうぞお楽しみに。DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。