RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2024.01.10日放送

  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。
  • よろしくお願いします。
  • 先生、今日はどのようなお話でしょうか。
  • 年が明け、お口の中を気にされる方も増えてきたのではないかと思います。治療をしていく中で、歯医者さんから「インプラントはどうですか」と勧められることもあるのではないでしょうか。「自分にインプラントは合っているのかな」と考えることもあるかと思いますので、今回は「インプラントを検討する上で大切なこと」についてお話しできればと思います。
  • お願いします。
  • まず大前提として、「インプラント以外に自分に合った治療法があるのか」を考えていただきたいと思います。歯がなくなって治療をするという時、治療はインプラントだけではありません。人によってはインプラントよりもブリッジの方が合っていたり、入れ歯が合っていたりすることもあります。まず自分自身がインプラントでいいのかどうかを考えていただくことが大事です。
  • はい。
  • 実は「歯がなくなってしまったからインプラント」ということは、お口全体の治療を考えるいいきっかけになります。インプラントはとてもいい治療ですが、選択肢は、歯がなくなったからそこにインプラントを入れて被せ物をしましょう、だけではないのです。歯がなくなってインプラントを入れて被せ物をしましたというのは、「一口腔単位の治療」からは外れてしまっています。
  • このラジオの中でも何度も先生がおっしゃっている「一口腔単位の治療」。
  • はい。結局それは継ぎ接ぎの治療でしかありません。歯がなくなってインプラントを入れて、被せ物を入れました。そこで凸凹している上の歯に合わせて噛ませます、という治療は、将来のことを考えた場合にあまり好ましくありません。歯が抜けた時には、他のところは大丈夫なのか、噛み合わせは大丈夫かということを全部調べる必要があります。
  • なるほど。
  • 歯は、抜けるきっかけがないと抜けません。では、どうして抜けたのか。虫歯だったのか、歯周病だったのか、それとも噛み合わせのバランスが悪かったのかなど、理由は様々です。まず歯が抜けた原因を調べて、そうならないために次はどうすればいいのかというのもきちんと考えていかなければ、「抜けました、インプラントを入れました」だけでは、またそのインプラントもダメになってしまう可能性もあります。
  • はい。
  • インプラントと噛んでいる歯がダメになることもありますので、歯が抜けてすぐにインプラントということではなく、まず自分の中でどういう治療をしたらいいのか。自分の口の中はインプラントを入れて治療すればそれだけで完結するのかどうかということを、きちんと調べなければいけません。ただ、これはご自身ではなかなか難しいです。
  • 確かにそうです。
  • それは歯医者さんと一緒に相談していただいて。「噛み合わせが悪いけど時間はかけられないから」ということも、それはそれで仕方ないとは思いますが、なるべく、歯が抜けたタイミングで他のところも一緒に直さなくていいのかな、という考えを持っていただけると、歯医者さんにそういった質問をしていただくことも可能になると思います。その中で、自分にはインプラントが合っているということで、「インプラントしましょう」となった先に考えないといけないのは「インプラントって何?」ということですね。
  • はい。
  • 当院を受診される患者さんもそうなのですが、インプラントが何なのかあまり分からずに治療に取り組まれる方は比較的多いです。インプラントが何でできているのかといったことも知らずに取り組む方もいらっしゃいますが、やはり自分の体の中に入ってくるものなので、そこはきちんと理解して選択していただいた方がいいかと思います。
  • ご自身のことですものね。
  • インプラントの材質としては「純チタン」か「チタン合金」、このどちらかの場合が多いです。最近ではセラミックのインプラントというのも出てきてはいますが、大多数が純チタンという感じです。自分の体の中に入るものは何なのか。クリニックによって使うインプラントも全然違いますので、どこのメーカーのものを使っているのかなども知っておく必要があるかと思います。
  • なるほど。
  • 次に知っておかないといけないことは、インプラントのメリット・デメリットです。インプラント治療には、いいこともあれば悪いこともあります。メリット・デメリットを知ったうえで、自分にとって何が一番いいのかを選択していく必要があります。メリットについては、よく噛めて、見た目が良くて、周りの歯に負担をかけないという3つが大きいです。
  • はい。
  • 対してデメリットとしては、費用が高額になる、外科処置がある、そして治療の期間が長いといった3つが大きく挙げられます。その他にも、インプラントをすることになった時に、人工的な骨を作らないといけない場合があるいったこともあります。ご自身でどういう外科処置までなら許容できるかといったところも考えていく必要があります。
  • なるほど。外科処置と聞くと、よりしっかりと考える必要があると感じます。
  • それから、インプラントがどんな流れで行われているかを知ることも必要です。手術して被せ物を入れるまでの間にどのくらいの期間が必要なのか、どのくらいの回数で通わないといけないかといったことも予め知っておくことで、将来のステップが分かりやすくなるかと思います。
  • 高額な治療であるがために、事前の打ち合わせの中で細かく説明してくださるとは思いますが、分からないことはもう一度丁寧に伺った方がいいですよね。
  • そうですね。分からないこと、疑問なことはなくした方がいいですね。費用が高額になるとそのまま何も考えずに決断する方も多くいらっしゃいます。車の購入や家の購入などのように。意外に100円、200円のものは皆さんよく考えるんですけど。
  • ええ。
  • 金額が高くなればなるほど、あまり考えずに決断をされることも多いのです。でもやはり金額が高くなることは後々のことにもかかわる大事なことですから、分からないことは聞いていただいて、それに対してきちんと答えてもらえるかどうかということも、判断の一つになるかと思います。
  • 分からないまま施術を受けて、そのあとで「うわ、これは困った」とならないように。先生やご家族とのお話し合いも大切にしていただきたいですね。
  • そうですね。
  • 後悔なさらないように。ざっと決めないようにしていただければと思います。先生、今週もありがとうございました。
  • ありがとうございました。
  • 『DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ』。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。