DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2024.04.17日放送
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DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。歯の健康についてお送りするコーナー、お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
先生、今月はインプラントについて様々なことを教えていただいています。今週はどのようなお話でしょうか。 -
先週は、どこのクリニックで行うインプラント治療も同じ結果をもたらすのか、という問題についてお話しをさせていただきました。結果としては、全て同じとは言えず、クリニックによって治療の質が変わる、ということをお話させていただきました。 -
はい。 -
特に、設備が充実していて、技術力のあるクリニックに関しては費用が高くなる傾向にあり、自分自身の病状、お口の中の状態に合わせてクリニックを選ぶということがとても大切です。今週は当院で使っている設備のひとつ、「Xガイド(エックスガイド)」というものについてお話をさせていただこうかと思います。 -
お願いします。 -
Xガイドとは、インプラント治療に活用される、「3Dナビゲーションシステム」と言われるものです。このXガイドとは、自動車のカーナビゲーションシステムに非常に似ているものです。 -
ほう。 -
インプラントを埋め込むために骨を削っていくのですが、どこからスタートしてどこで終わるのか、つまりスタート地点とゴールの地点を設定を行い、手術の間に実際に今どこの部分を削っているのかというのをリアルタイムで見ることができるものです。 -
カーナビはいろんな角度から見ることができますけれども、このXガイドも平面ではないわけですよね? -
そうですね。事前に撮影したCTのデータとお口の中の情報とを重ね合わせてインプラントの治療を計画するのですが、その情報をそのままそっくりXガイドにうつし、手術のナビゲーションをしてくれます。3次元的に様々な角度から見ることもできますし、治療の計画の時には、あらかじめ線を引いておいた神経なども反映することができますので、神経までどのくらいの距離があとあるかというようなことまで、リアルタイムで把握することができます。 -
正確に実行することができるということですね。 -
おっしゃる通りですね。以前から、こういったインプラントのガイドシステムというものは存在していたのですが、例えば「上の一番奥の歯」というような場所となると、うまく使えないことが多かったのです。このXガイドはこういう欠点を克服していまして、通常使うドリルの長さで処置ができる。 -
そうか、奥歯だったら特殊なくらい長かったり、曲がってたりっていうような……。 -
以から前からあったガイドシステムは、いわゆるマウスピースのようなタイプでして。マウスピースということは、通常よりも少し厚みが出てきます。単純に今あるご自身の歯の上にマウスピースをカポッとはめて、その上から削っていくという感じです。 ただでさえ奥歯は上下の歯が近いですから、長いバーが入らないのですが、マウスピースを入れると、マウスピースの厚み分だけ上下の歯の距離が短くなってしまい、もう顎を外さないと入らない、というような…。 -
確かに。お口を開けるだけでも大変です。見ていただくことも大変ですよね。 -
そういう意味でも、以前は現実的ではなかったのです。ただ、Xガイドの場合はマウスピースが必要ないため、今まで使っていたバーでも問題なく奥歯の場所まで入るということで、治療の幅がとても広がったのです。 奥歯でもそのガイドシステムを使いながら埋入ができるようになったことで、どこの歯になったとしても安心してインプラント治療が受けられるというのがこのシステムのいいところですね。 -
なるほど。 -
我々歯科医師は、外科手術からインプラントの上の被せ物まで、インプラントの手術をする前に治療計画をたてます。全力で治療計画立てるのですが、それが手術の段階で予定通り埋入されなかったということになると、結局あれだけ時間をかけて治療計画立てたのに意味あるの?となってしまう。 Xガイドのような3Dナビゲーションシステムを使うことで、その誤差っていうのは0.2ミリ以内で収まりますので、極めて精密な治療が可能になります。 -
歯科は技術職だというお話もありましたけれども、もちろん技術と共に、こうした先進の機械があることも大事で、その相互作用でより正確に実行されるわけですね。 -
そうですね。我々も人間なので、様々な方向から見ないと、「視差(しさ)」と言って、錯覚のようななものが起こってしまうのです。ですから、そういったことを補正するためにもこのような機械があるととてもいい。 ただこの機械も、使い方を間違えてしまうと思わぬ方向に悪い影響が出てしまうこともありますから、やはり経験が必要ということになります。 -
ええ。 -
このインプラントの手術というのは通常1本30分から1時間程度で終わるものです。その間に神経を傷つけてしまうようなことがあれば、後遺症は一生続いてしまいます。 治療計画通りに埋め込まれなかったインプラントというものは、本当に悲惨なものになります。入れたインプラントを除去しないといけないこともあります。 インプラント治療は決して安い治療ではありませんが、安いだけで選んでしまうと、その後ずっと後悔してしまうということもなくはないです。やはりクリニックの選択に関しては慎重な判断をしていただければと思います。 -
最初に、先生から価格の差はどこにあるのかというようなお話もありましたけれど、間違いがないように技術の向上を目指し、新しい機械なども取り入れながら行っているということで、先生ご自身も安心して治療に臨めますよね。 -
そうですね。このXガイドというものは、患者さんにとっても安心ですが、やはり治療する術者側に関しても安心して治療に臨むことができるものになります。 例えば神経の位置などはどれだけ熟達しても、外側からではどこにあるかは見えないのです。ただそれがやっぱりXガイドを使うことで、実際に削っているときに「ああ、あとこれだけで神経まで到達する」ということが見えるようになりますので、安心して手術に臨める一つの助けになるかと思います。 -
どんなに技術があっても、歯の中まではリアルタイムで見えないですもんね。 -
そうですね、自分の目にX線が搭載されてない限りは。 -
そういったところを補ってくれている機器も導入されているということですね。 先生、次回は仕上げになりますでしょうか、またインプラント、そしてXガイドについて教えてください。 -
ありがとうございました。 -
ありがとうございました。DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。
