RADIO PROGRAM

DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。

2026.07.29日放送

  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。
  • よろしくお願いします。
  • 今日は自分に合った歯科医院の選び方についてお話を伺いたいと思います。先生、よろしくお願いします。
  • よろしくお願いします。難しいテーマですよね。
  • リスナーの方の中にも、歯医者さんは何を基準に選べばいいのだろうと思われている方も多いと思います。
  • そうですね。私に聞いたら私のところがいいかなと言うのですけれどもね(笑)
  • それはどの歯医者さんもそうだとは思いますけれども。
  • ただですね、良い歯医者、良い歯科医院というのは、人によって違うということですね。
  • なるほど。
  • 例えばですね、痛みを早く取ってほしい人もいれば、10年後、20年後を見据えてしっかり治療したいという方もいらっしゃいますよね。できるだけ治療回数を減らしたい方もいれば、時間をかけてゆっくり治療したいという方もいらっしゃいます。
  • はい。
  • 先ほど私の歯医者がいいよという話をしましたけれども、痛みを早く取ってほしいという人がうちに来て、ゆっくり審査診断などをしているというのはなかなか合わないわけですよ。
  • なるほど。
  • もちろん、もし痛みがある人がうちに来たらまず痛みを取る処置はするのですけれども。ただ人によっては本当にここだけ直してくれればいいからという人がいらっしゃるので、そういう人はうちには合わないのです。
  • なるほど、そうなりますね。
  • ですから、どこが一番いい歯医者かということよりもですね、自分に合った歯医者かどうかというところがやはり大事かと思います。
  • では自分に合った歯科医院かどうかはどこを見ればいいのでしょうか?
  • まずは自分の意見ですよね。自分自身がどう治療してほしいかということで、それに近い歯医者を選んでいくということなのですけれども。
  • はい。
  • 例えばささっと治療してほしいという場合には、すぐ予約が取れるところがいいと思います。一番最初はそこのふるい分けでいいかなと思います。ネットですぐ予約が取れるところは割とすぐ治療してくれると思うので、そこを選べばいいかなと思います。
  • なるほど。
  • ただうちのように、一番最初に60分からから90分をかけて検査をするようなところはなかなか予約が取れないのですね。直近の予約が取れないとなると患者さんも少し待たなければいけませんし、急いで治療したい方はすぐ予約が取れるところの方がいいかと思います。
  • 確かにそうですね。
  • それは大前提として、きちんと治療したい人向けでは、一番最初に見るべきところはきちんと検査をしているかどうかですね。今月も何度かお話したのですけれども、検査なしで正しい診断はできませんから、お口の中の写真やレントゲン写真、歯周病検査、そして視診ですね。
  • はい。
  • 実際に目でしっかり見て虫歯のチェック、歯周病のチェック、噛み合わせのチェック、そういったところを審査、診断しているかということはやはりとても大事ですね。
  • 二つ目はどうでしょう?
  • 二つ目はそれをきちんと説明してくれるかどうかですね。検査はします、けれど説明せずに治療が始まりますということでは患者さんも困ってしまいます。
  • 困りますね。
  • なぜその治療が必要なのか、どういう治療計画になるのか、治療計画を歯科医師側が立てて、患者さんとお話をしながら患者さんの希望も聞いてくれるか、他にどんな選択肢があるのかなどですね。
  • はい。
  • 治療のメリット、デメリットも教えてくれるなど、そういったことを分かりやすく説明してくれるというのは大切なことかなと思います。
  • これは患者さんとしても気になる所ですし、大切にしたい部分ですね。
  • そうですね。おそらくそれを説明なしに進める歯医者に関しては、いわゆる一口腔単位の治療ではないところかなと思っております。
  • あとは将来のお話をしているかどうかですね。
  • 例えば虫歯を1本直すだけであればそんなに難しくはないのですけれども、その歯を10年、20年維持させるためにはどうしたらいいのか。そこまで考えているかどうかで治療計画は大きく変わってきます。
  • はい。もしその説明を伺って迷ってしまった場合というのはどうしたらいいですか?
  • そういう場合はセカンドオピニオンというのも良い方法だと思います。特に歯を抜く、抜歯やインプラントなど全体の大きい治療などの場合は、いろいろな方の意見を聞いて納得して決めるということも大切だと思います。
  • はい。
  • 自分の中で納得して、腑に落ちたということであれば治療を進めていただいて問題はないかなと思います。セカンドオピニオンというのは患者さんの権利として当然のことなので、普通に歯医者さんに言っていただければ良いですし、セカンドオピニオンなのですがと言っていただいた方がいろいろな情報をお渡しすることができるかと思います。前の歯医者ではどうだったのですかなどと聞くこともできますので。実は私は自分の中で思っていることがあって、「後医は名医」という言葉があるのですね。
  • 後医は名医ですか?
  • 後の医者と書いて後医ですね。後医は名医、いい医者ということですね。なぜかと言いますと、一番最初の前の歯医者さんでこういう風に言われたのですという話があったり、検査結果があったりして次の歯医者に行くわけですよ。
  • はい。
  • 前の歯医者さんではある程度診断して見てくれている。我々はもっとそれ以外に何があるかなということで追加で見ることができるので、私の中では意外と後医は名医、後から行った方がいい診断を下すと思ったりはしているのですけれども。
  • なるほど。
  • 前の歯医者さんが悪いわけではなくて、前の歯医者さんの審査、診断があったからこそ次の歯医者さんでは別の治療計画を説明できるということもあったりします。セカンドオピニオンなどで別のことを言われて、前の歯医者さんが悪かったかと言われたらそういうわけでもないと思っています。
  • 良いお話を聞きました。
  • 実際にはセカンドオピニオンというのは歯医者を選ぶためのものではないのですね。治療計画を別の視点から見てもらうという意味なのですか。基本的にはセカンドオピニオンを受けたとしても、一番最初の歯科医院で治療するための1つの知識として入れるためのものなのです。一番最初のクリニックで少し分からないこと、疑問なことがあったものをセカンドオピニオンで聞いて、ファーストに戻ってもう一度話を詰めていくというのが本来のセカンドオピニオンなのです。
  • へえ。
  • ファーストで納得できないからセカンドオピニオン、セカンドで納得できないからサードといったように、いわゆるドクターショッピングと言うような、そういう使い方をするのは本来の使い方ではないのです。
  • なるほど。
  • 一番最初のところで良好な信頼関係を作って、それでもやはり少し他の歯医者の意見も聞きたいなというのがあってセカンドに行く。そしてセカンドでもらった情報でファーストでもう一度お話をするというのが本来の使い方ではありますね。
  • やはり最後は患者さんとお医者さんの信頼関係と言いますか。
  • そうですね。何より歯科医院選びで大事なのは信頼関係が築けるかどうかですね。分からないことを相談できる、質問しやすい、説明に納得できる。そういった関係があることで、治療はスムーズに進んでいくかと思います。
  • はい。
  • 私たちも我々のクリニックが全ての患者さんに合うとは全く思ってはいません。ただ、しっかり検査を行って、しっかり説明をして、患者さんと一緒に治療計画を考えられる、そういう歯科医療を我々のクリニックでは大切にしているということです。
  • 今月は診断から治療計画まで、普段なかなか聞けない歯科医療の裏側をたくさん教えていただきました。
  • ご自身に合った歯科医院選びの参考になれば嬉しいです。
  • 今週もありがとうございました。
  • ありがとうございました。
  • DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。