DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2026.06.17日放送
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DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。お話は松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。先生よろしくお願いいたします。 -
よろしくお願いいたします。 -
前回はオーラルフレイルのチェックをしましたね。 -
そうですね。意外と自分にも当てはまるかもと思われた方も多かったのではないかなと思いますが、オーラルフレイルはやはり早めに気づいて予防するということが非常に大切ですね。毎日数分でもトレーニングを続けることで、お口の機能維持につながると言われております。 -
口も鍛えることが大事なのですね。 -
はい。お口の周りには舌や唇、ほっぺた、そしていろいろな筋肉があるのですね。やはり年齢とともに衰えていきますので口も筋トレが必要なのです。 -
何か良い筋トレはありますか。 -
そうですね。舌にダンベルをつけて、ということは無理なので、一番有名なのがパタカラ体操です。 -
パタカラ体操ですか。 -
そうですね。「パ」「タ」「カ」「ラ」、これをはっきり発音するだけなのですが、それをする事でオーラルフレイルの予防につながるというようなものです。 -
「パ」「タ」「カ」「ラ」。 -
はい。これはそれぞれに意味がありまして、まず「パ」という音は唇の筋肉を使います。つまり唇を鍛えるために必要な音です。そして「タ」というのは舌の前の方を鍛えます。そして「カ」というのは舌の奥の方ですね。そして「ラ」というのは舌全体ですね。これらを使って、食べる、飲み込む、話すための筋肉を鍛えていくのです。 -
ほう。これはどのくらいやればいいのでしょうか。 -
例えばこの「パ」「タ」「カ」「ラ」を一文字ずつしっかりはっきり発音して十回を一セット。そしてそれを一日二から三セットほどで十分かなと思います。 -
「パタカラパタカラ」というのを十回一セットで。簡単ですね。 -
一日二から三セットほどやっていただければ。テレビを見ながらでもできますし無理をせずに続けていただくということがとても大事かと思います。もちろん発声練習のようなものをしていただければそれ以上に鍛えられますが最低限の訓練としてそのパタカラを使っていただけるといいかと思います。 -
そして舌の運動もあるようですね。 -
そうですね。舌を前に出す、出した状態で左右に動かす、上顎につける、こういった動きをしていただくことで飲み込みや滑舌や食事などにも大きく影響していくかと思います。 -
あまり舌の筋肉と考えたことはないですが舌の動きは重要なのですね。 -
そうですね。咀嚼する時にも舌は使いますし、飲み込む時も食べ物を喉の奥の方に送るのは舌の働きなのです。舌は筋肉の塊ですから舌を鍛えることはとても大事です。先ほど言ったように舌を前に出すのも、なるべく出せるだけ出した方がいいです。動かせる範囲まで出して、大きく右左に動かしていただいて、上顎につけるのも大きくつけていただく。 -
まずあっかんべーを思いきりしていただいて、それを前に出して左右に動かして上顎につけると。 -
そうです。 -
すごい運動した気分になりました。これも簡単にできそうですね。 -
そうですね。それぞれ五回から十回程度行っていただくだけでもお口の筋肉をしっかり使うことができますのでこちらも毎日少しずつ続けていただくことがとても大事ですね。 -
そして先生一番私が気にしているのが飲み込みなのですが。 -
そうですね。こちらもやはり筋力が関係しています。飲み込むという動作は普段あまり意識しないのですが非常に高度な運動なのですね。お口や喉の筋肉がしっかり連動することでスムーズに飲み込めているのです。ただこの機能が低下して連携がうまくいかない場合があるのです。 -
はい。 -
例えば動かす順番があるのですね。普段、みんさん無意識でやっていますが、飲み込むときには舌が動いてごっくんとやるのですね。この機能が低下するとむせやすくなったり飲み込みにくくなったり誤嚥しやすくなったりという症状につながっていってしまいます。 -
先生その飲み込みの力というのは自分でチェックする方法があるのですか。 -
そうですね、あります。反復唾液嚥下テストというものです。名前は少し難しそうですが、やり方はすごくシンプルで三十秒間で何回ごっくんと唾を飲み込めるかということを確認していきます。 -
へえ。 -
一般的には三十秒間で三回以上唾を飲み込めるかどうかが一つの目安になっています。 -
できそうですがこれが意外と難しいということですよね。 -
そうなのです。三十秒間で三回を下回っていくとそれこそ積極的な嚥下トレーニングのようなものをした方がいいです。皆さんもぜひ三十秒間で何回飲み込めるかというのをやっていただいて、もし飲み込みにくかったり回数が少なかった場合には飲み込む力が非常に低下している可能性が高いですから、摂食嚥下トレーニングというものを行っていった方がいいかなと思います。 -
歯だけでなくまだ食べられるから大丈夫と思っていてもお口の機能が少しずつ低下しているということはありますよね。 -
そうですね。食べられるかどうかではなくしっかり機能しているかということを見極めることが大事ですね。当院でも一口腔単位で見るというのは大事にしておりまして、その歯が悪いかどうかだけではなくかみ合わせや噛む力、いわゆる咀嚼能力ということも関係していたりすることがあるのです。どれだけ食べ物を噛み砕けるかですね。 -
はい。 -
そして先ほど言ったように飲み込む機能、こういったことまで考えていくことで長くて健康なお口を維持することにつながっていくかと思います。 -
パタカラ体操ですね。忘れないようにしたいと思います。それでは先生最後にメッセージをお願いできますか。 -
はい。オーラルフレイルは毎日の少しの積み重ねでやはり予防することができますのでぜひ今日からパタカラ体操や舌の運動を試してみていただければと思います。そしてしっかり噛めてしっかり飲み込める、こういった状態を長く維持していただければと思います。 -
はい。先生今週もありがとうございました。 -
ありがとうございました。 -
次回は十年後も自分の歯で食べるためにというテーマでお送りします。DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ、この番組は松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。
