DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ 放送内容

当院の院長、中平賢吾先生がパーソナリティーをつとめる、ラジオ番組
「DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ」(南海放送:「ニュースな時間」内で放送。)の放送内容のご紹介です。
2025.07.30日放送
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DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りします。お話は、松山中平歯科クリニック、中平賢吾院長です。よろしくお願いします。 -
よろしくお願いします。 -
先週は、お子さんの夏休みに家族で取り組む口腔ケアの重要性についてお話しいただきました。今週はまたガラッとテーマが変わりますね。 -
はい。今週は、「歯の治療で人生が変わる」というテーマを、一口腔単位での治療の観点からご紹介させていただければと思います。 -
壮大なテーマですけれども。 -
大げさに聞こえるかもしれませんが、本当にそういったケースもあります。 -
一口腔単位の治療というのは、悪くなったところだけをその場しのぎで直すのではなく、お口全体を一つの機能ユニット、例えば咀嚼といった一つの単位として捉えて、包括的に治療を行うという考え方です。例えば、虫歯、歯周病、噛み合わせ、見た目のバランス、将来的なリスク。これら全てを総合的に見て、長く安定して使えるお口にすることを目指しています。 -
いわゆる「まとめて治す」とは違うんですね。 -
治すために「並べる、支える、守る」というような意味合いに近いかもしれません。この一口腔単位の治療は、治療計画が非常に大事です。 -
例えば、虫歯のチェックや歯周病のチェックはどこの歯科医院でもできますし、「治しましょう」となりますが、これを一気に治すのとは少しニュアンスが違います。一口腔単位の治療になると、治療の順序や、噛み合わせを考えてどういう順番で治していくのかといった、非常に難しい治療になります。 -
ただ、実は患者さんはそれを望んでいるというケースも多い。せっかく歯科医院に行ったのに、少しずつ治して「これで治療終了ですよ」とメンテナンスに入った。次にメンテナンスに行ったら、今度はまた別のところをやらなければいけないと言われてまた治療する、といった感じで「いつ終わるの?」ということも。 -
最初からそれが分かっていたら一緒に治した方が良かったのではないか、となりますよね。一口腔単位で治療をすることで、上下とも今の噛み合わせのままでかぶせ物をしたがために噛み合わせが良くなっていない、といったこともなくなります。ただまとめて治すのではなく、噛み合わせのことも含め、治療計画をしっかり立てて治していくのが一口腔単位の治療です。 -
歯の治療で人生が変わる。そういったお話が実際にあったんですか。 -
当クリニックではそういわれる方も多いです。例えば、前歯の見た目がすごく気になっていて、写真を撮るときに口元を隠していた方、噛み合わせが完全に崩壊してしまってどこでも噛めない方など。まだ30代や40代の方でも、そのように崩壊してしまっている方では保険治療では難しいです。 -
総入れ歯が良いのいえば、そういうわけにもいかない。患者さんの「なるべく歯を抜きたくない」といった要望や、金銭的なところも含めて治療計画を立てていくことがとても大切です。 -
先ほど出た前歯の見た目を気にされている方も、きちんと噛み合わせや歯並び、インプラントを含めた被せ物の治療を行い、総合的にお口の中を再構築することで、「人前で笑えるようになった」とおっしゃる。あるいは、ずっと笑えない、被せ物がすぐ取れてしまういう方もいらっしゃいます。そういった方は、仮歯にした段階で涙を流される方も多く、歯というのは精神状態を支えるためにも非常に大事な部分だなと感じます。 -
人生が変わったというエピソードにつながりますね。 -
実際、口元はその人の印象の大部分を占めますし、食べる、話す、笑うといった生活の基本が全てお口の中に関わっていると思います。 -
そして先生、対症療法では限界があると言われているんでしょうか。 -
例えば「この1本だけ治してください」という相談も、当クリニックにもあります。ただ、患者さんがおっしゃる治したい歯が原因ではなかったという場合もありますので。 -
えっ? -
例えば「今この歯が痛い」という理由が、実は全体的な噛み合わせが崩れてしまったことでその歯に負担がかかってしまったため、というようなこともあります。ですから、「ここだけ治せばいい」と言われた場合にも、念のため説明は行います。「ここを治しても、また他のところが悪くなりますよ」と。それで納得されるならいいのですが、ご自身の歯はずっと使いたいじゃないですか。 -
対症療法をすることで、また1本歯を失って…ということもありますので、そうならないように一度お口の中をリセットする必要がでることもありますね。 -
モグラ叩きゲームみたいに、悪い歯が1本出てきた、パン!治した。でもこっちからまた出てきた、パン!またどこからか出てくるぞ、というような。 -
まさにそうです。だからこそ最初に全体像、悪いところを一度把握することが大事なんです。 -
なかなか保険診療ではできない部分というのもあるかと思うのですが。 -
保険診療では、病気になっているところを治すというのが原則としてのルールです。そのため、部位ごと、症状ごとに治療する必要が出てきます。つまり一口腔単位での包括的な治療は難しい。 -
保険診療と自費診療を混ぜることはできません。インプラント治療と保険の治療を混ぜるのはNGなのです。ですから、一口腔単位の治療においては、インプラントを含めた治療計画が立てられないということになってしまうのです。保険診療ではできないことがあるのです。 -
我々はしがらみから解き放たれて、自費診療でやるということが、とても大事だと考えています。 -
自費診療では治療計画から設計まで、自由度を持ってゴールに向かっていけるということですね。 -
おっしゃる通りです。それから、使える材料にも制限がありますが、自由診療だとなくなります。単価を上げることで、良い歯科技工士さんと連携ができることもあります。 -
特に「一口腔単位」、顎全体の治療となってくると噛み合わせが本当にシビアになってきますので、そういったことに長けた歯科技工士さんでないと作れないものも出てきます。良い技工士さんに歯を作ってもらうということは、我々にとってもメリットがあることですし、何より患者さんにとって一番メリットがありますので、大きな治療をするんだったらいいところで治したい、と考えていただけると安心かと思います。 -
それではラジオをお聴きの皆さんに、メッセージをお願いできますか。 -
今、歯がボロボロで「今さらどうしようもないよね」と思っている方こそ、一度ご相談いただければと思います。今ある問題の根本的な原因を探し出し、もう一度健康的なお口を取り戻すお手伝いが我々ならできます。 -
今月は夏らしいテーマから、誤解の多い治療、そして人生を変える治療のお話まで幅広く伺うことができました。先生、今日はありがとうございました。 -
ありがとうございました。 -
DR.ケンゴの歯~トフル・ライフ。この番組は、松山中平歯科クリニックの提供でお送りしました。
